340話)采涼山のモンゴリマツ

 カササギの森の入口にあるのが、采涼山の造林プロジェクト。地元の大同県聚楽郷と協力して230haほどを6年かけて植えてきました。当時の党書記、張春さんがものすごく熱心な人で、いつも現場で陣頭指揮。そのおかげで大成功しました。
 
 3年生のモンゴリマツ(樟子松)の苗は地上部が10~15cmほどしかありません。植えて数年はなかなか伸びてくれません。まだるっこしいものです。ところが、植栽後5年くらいから、よく伸びます。生育のいいものは1年で40~50cmも伸びます。

 その伸び、前年の9月ごろからその年の6月ころまでの雨の量とみごとに相関しています。ことしは夏は大旱魃だったんですけど、春には多少降りましたので、ことしの伸びもまずまずでした。大きなものはもう人の背丈を大幅に超えています。これからが楽しみですね。

 このプロジェクトの植栽前後のようすから、比較的最近までの途中経過を緑の地球ネットワークのホームページで紹介しています。まったくの荒れ地が緑に変わっていくようすをみてください。
http://homepage3.nifty.com/gentree/sairyouzan.html
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