はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

2007/06/17

2007-06-17 19:42:54 | 会社
2007/06/17

 日曜日。町の体育施設は混んでいた。サッカーやテニス、社交ダンスに少林寺。老若男女で溢れかえる中、広さ20畳ほどの研修室を借りることに成功した。折り畳みの机を壁際に並べ、コンセントからノートPCの電源をとり、DVDの映像を流した。肌も露な美男美女たちが踊り狂う様を参考にしながら、同僚5名とともにダンスの特訓を行った。断じて趣味ではない。切っても切れぬ渡世の義理のせいだ。
 筋トレ、空手と普段から鍛えているので体力には自信があった。しかしリノリウム張りの床の上を素足で飛び回るという荒行が膝に負担をかけ、前後でも旋回でもない横への衝撃が足指の付け根の皮膚を裂いた。
 血の滲んだ足を抱えながら、しかしどこか納得している自分に気づいた。予想以上にダンスの進行がうまくいったからだ。個人個人の慣れ不慣れはともかくとして、最初から最後までの通しての振り付けは、素人なりに頑張ったほうなのではないだろうか。皆で無い知恵を絞り合いひとつのものを作り上げたという自己満足に、今日はどっぷりと浸っていた。

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