A君と喧嘩した。
何せ骨の髄まで文系の僕たちのことだから、爆発するような激しいものではない。
静かな概念の対峙。そういうものだ。
A君はこの世の善意を信じていて、僕は信じていない。
A君は死後の世界を信じていて、僕は信じていない。
A君は生まれもって在る宿命を信じていて、僕は信じていない。
いつもは尊重しあえる互いの信念を、僕の舌鋒が突き崩した。もともとディスカッションが好きだということもあるのだが、その日はひたすらに機嫌が悪かったから、とことんまでいってしまった。
A君は怒った。
何せ骨の髄まで文系の僕たちのことだから、爆発するような激しいものではない。
拗ねてしまったAと、僕は長い長い会話をした。逃げたくなかった。逃げてほしくなかった。対話の中で生まれるもの。その中には信頼だって当然ある。
「RADWIMPS3」RADWIMPS
二人の関係を修復してくれたのは、たった1曲の歌だった。今風の若者が作った、青くさい愛の歌。
何を与えるでもなく 無理に寄り添うわけでもなく
つまりは探しにいこう 二人の最大公約数を
その考え方は、見事に僕のそれと合致する。A君はA君、僕は僕。無理にひとつになる必要はない。互いのことを好ましく思っているのなら、二人の最大公約数を探せばよい。時間をかけて、ゆっくりと年老いながら。そうありたい。
何せ骨の髄まで文系の僕たちのことだから、爆発するような激しいものではない。
静かな概念の対峙。そういうものだ。
A君はこの世の善意を信じていて、僕は信じていない。
A君は死後の世界を信じていて、僕は信じていない。
A君は生まれもって在る宿命を信じていて、僕は信じていない。
いつもは尊重しあえる互いの信念を、僕の舌鋒が突き崩した。もともとディスカッションが好きだということもあるのだが、その日はひたすらに機嫌が悪かったから、とことんまでいってしまった。
A君は怒った。
何せ骨の髄まで文系の僕たちのことだから、爆発するような激しいものではない。
拗ねてしまったAと、僕は長い長い会話をした。逃げたくなかった。逃げてほしくなかった。対話の中で生まれるもの。その中には信頼だって当然ある。
「RADWIMPS3」RADWIMPS
二人の関係を修復してくれたのは、たった1曲の歌だった。今風の若者が作った、青くさい愛の歌。
何を与えるでもなく 無理に寄り添うわけでもなく
つまりは探しにいこう 二人の最大公約数を
その考え方は、見事に僕のそれと合致する。A君はA君、僕は僕。無理にひとつになる必要はない。互いのことを好ましく思っているのなら、二人の最大公約数を探せばよい。時間をかけて、ゆっくりと年老いながら。そうありたい。
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