はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

とある魔術の禁書目録(3)

2010-09-21 15:30:37 | 小説
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)
鎌池 和馬
メディアワークス

このアイテムの詳細を見る


「ちょろっとー。なにやってんの、アンタ?」

「とある魔術の禁書目録(3)」鎌池和馬

 記憶を失っていることを隠しながらの上条の日常に、今日も火種が注がれる。
 今回は御坂美琴の話。学園都市でも数少ないレベル5能力者の彼女と、彼女のコピーである2万人の「妹たち(シスターズ)」。そして最強の能力者「一方通行」との終わりなき死闘の話。
 これは良かった。3巻まできてようやく楽しめた。話もインパクトあったし(2万人御坂美琴という構図を思いついたのがすごい)、1・2巻が似たような流れだったので、そのぶん新鮮さもあった。
 やっぱ御坂がいると締まる。正ヒロインがいると違うね(えっ?)。黒子も出たし、「レールガン」ファンも満足な出来。
 ところで一方通行さんの能力強すぎないか?
 あと、空気ヒロインズはどうでもいいんで、もっと御坂さんを登場させてください。