はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

ドリフターズ(1)

2010-09-14 08:06:56 | マンガ
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
平野 耕太
少年画報社

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「ドリフターズ(1)」平野耕太

 関ヶ原合戦において命を落とした島津豊久が目を覚ますと、はるか昔に死んだはずの織田信長と那須の与一がいた。あまつさえそこはエルフやゴブリンが住む異世界で、漂流物(ドリフターズ)と呼ばれる豊久ら流れ者は、黒王を名乗る謎の人物の引き起こす大戦争に、知らず知らず巻き込まれていく……。

 かな? というところで一巻終了。なかなか面白かった。
 とくに戦争パート。土方歳三の剣技、ジャンヌ・ダルクの炎の魔法(火あぶりにされたからか?)、アナスタシア・ニコラエヴァ・ロマノヴァの氷の魔法(ロシアだからか?)が、カルネアデスの北壁と呼ばれる要塞に炸裂し、無数の兵士たちを粉微塵に打ち砕く展開には痺れた。
 先にも書いたように、いずれ訪れる豊久らとの戦いが楽しみ。ワイルドバンチ強盗団とかハンニバルとか、零戦操縦者とか、節操のない有名人たちの連打も良い。平野耕太らしい、非常に自由な作品だ。