J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

北の無人駅から

2011-11-29 23:59:59 | Book Review


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本屋に行くと、だいたい「北海道関連の書籍」
というコーナーがあるので、よくチェックする。

移住して8年、まだまだ自分の知らない地域の
歴史や、地域特有の事情などに興味が惹かれる。


こうした「地域本」、ある程度のマーケットが
ないと売れない気もするが、それだけに発売と
なったものは見つけた時に買っておこうと思う。



これでいいのか北海道札幌市 (日本の特別地域特別編集)
クリエーター情報なし
マイクロマガジン社


いや、正直これは買おうかどうか迷った。
表紙だけ見ると裏ネタ雑誌みたいだったし。

ただ、内容は(一面的な見方はあるにせよ)
そこそこちゃんとしていて、これもありかなと。


生粋の札幌人の記者が中心に書いたようだが
むしろ自分のように道外から来た人間にこそ、
共感を呼ぶ「札幌気質」の一冊かも知れない。



北海道 地名をめぐる旅 (ベスト新書)
クリエーター情報なし
ベストセラーズ


前著「北海道 地名の謎と歴史を訪ねて」
続く、北海道各地の地名をテーマにした1冊。

北海道 地名の謎と歴史を訪ねて (ベスト新書)
クリエーター情報なし
ベストセラーズ


温泉、湖、峠や祭りといったテーマごとに
各地の地名の由来を紹介していて興味深い。


自分は多分道内の半分以上の市町村を訪れて
いると思うが、まだまだ知らない地域も多い。
初めて行く地域のことを知るのに役立ちそうだ。



北の無人駅から
クリエーター情報なし
北海道新聞社


792ページの大作、完成までに8年間かかったとか。
丹念な取材によって、北海道のそれも無人駅のある
地域を丁寧に照らし出した、貴重な力作だと思う。

自分は留萌という無人駅だらけの地域に4年以上
住んでいたのでよく分かるのだが、華やかな観光地
だけが北海道ではなく、人口減少と向き合わざるを
得ない地方都市、というか集落も非常に多い。


第5章の増毛、そして第6章の雄冬だけで180ページ
が割かれており、この部分だけでも興味深く読めた。



どれも一読をオススメします(-_-;
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