社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

東北地方太平洋沖地震津波③

2011-04-19 13:54:46 | Weblog

 3.11震災から早1ヶ月と1週間が過ぎた。

 今日は、近くにある沿岸南部振興局大船渡支部がある合同庁舎のサービスインターネットを使ってブログ更新をしている。

 さて、世の中もやっと表面的には落ち着きを取り戻してきてはいるように見えるが、内面においてはこれからの不安がつのるばかりで、本当の平常に戻るには一体何年かかるのだろうかとやゆされる。

 会社や仕事場が流され、失業者もどんどん増えているのが現状である。

 復興を目指して立ち上がっている人もいるが、まだまだ先が見えないのである。

 子ども達の学校生活もやっと今週末ぐらいから約1ヶ月遅れで新学期がスタートする。

 体育館が避難所や支援物資の倉庫になったり、校庭は仮設住宅が建てられたり駐車場になっており、満足に体育やクラブ活動が出来ない状況下にあり、正直大会参加など今今は考えられない状況にあるし、子ども達の中には心のケアを必要としているものも少なくないのである。

 しかし、全国の皆さんから励ましやお見舞い、そしてたくさんの支援物資を頂いて被災者の皆さんにお届けして感謝をされている。まだまだ末端までは行き届いていないが、近日中には被災された子ども達を中心に支援物資が配布されることになっている。

 被災地のインフラやライフラインも復旧しつつはあるが、私の住む大船渡では固定電話はほとんど通じていない。

 復旧の見通しもまだまだ先が見えてこない状態にあり、ブログの更新もおぼつかない。

 さらには、地域経済がストップしたままなので、我が社の業務にも大きく影響を及ぼしているのである。

 それでも、被災地は何とかして立ち上がろうとしてきているし、学校生活が始まればそれなりに経済も少しずつ動きを見せてくるのに違いないと期待している。
クラブ活動も徐々に再開して軌道に乗ってくると思うし、卓球の好きな子ども達とまた一緒に汗を流せるときも近いと、一歩ずつ前に向かっていこうと思っている。