社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

マイナス思考を導くコーチの言葉!

2011-03-02 08:35:50 | Weblog
 マイナス思考の原因の一つに、「コーチの言葉」がある。

 例えば、コーチが選手の失敗を許さないという指導では、コーチは失敗した選手を叱ることになる。

 そのコーチの叱責が選手に恐怖を与えることになり、選手は、「失敗したら怒られる、失敗しないようにしよう」とマイナス思考に陥ってしまう。

 このように、コーチに怒られた選手は、次のプレイでは「失敗しないように安全にやろう」というマイナス思考に陥り、思い切ってチャレンジしなくなってしまう。

 また、多くのコーチは試合の直前に「こういう失敗をしないようにしなさい」と注意をする。

 この失敗を意識させるコーチの言葉は、選手に失敗をイメージさせることによって選手はマイナス思考に陥る。

 失敗したいと考えてプレーしている選手はいない。成功しようとプレーした結果、失敗してしまったのである。

 選手が失敗したときにコーチはチャレンジしたことを認め、「次にはできるようになる」と感じさせる言葉がけが必要である。

 (岡澤祥訓:奈良教育大学 教授・卓球日本代表チームのメンタルサポート)

 私自身も、日卓協の指導者講習会で岡澤先生の講義を聴講したことがあるが、言うまでもなく卓球と言うスポーツは、特にメンタルが勝敗を左右するものであり、自分が子供たちや選手に投げかけている言葉が、マイナス思考を高めさせているいる場面が多々あり、反省しているところである。

 常にポジティブな発想を心がけなければならない。

旅立ち!

2011-03-01 09:12:39 | Weblog
 今日3月1日は、大船渡高校の卒業式である。

 わが卓球部からは、二人の女子3年生が新しい旅立ちをする。

 この学年の男子は、一人の入部もないままに過ぎたので、この間の女子主将は男子の分まで部を取りまとめなければならなかったので、いろいろと苦労をしたことだと思っている。

 しかるに、コーチとすればこの子達を県から上の大会に連れて行けなかったことが残念で申し訳ないと思っている。

 この年代からは、父母の会も設立され初代会長さんは、もちろん女子主将のお父さんであり、公私共に大変お世話になった。

 この父母の会は、大船渡高校卓球部にとって一つの大きな転機となったが、今更ながらに思うのことは、子どもと親と、顧問・コーチが四身一体とならなければ真の良い環境は作られないということなのである。

 子どもたちが、この前途ある未来への旅立ちがこれから待ち受ける試練を順風満帆とまでは行かなくても乗り越え、そしていつの日かまた、明るい笑顔で練習場に顔を出してくれることを心待ちにしている。