社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

試合で勝つ為に!(卓球ノート巻頭より)

2009-11-11 08:22:43 | Weblog
私事になるが、
卓球の指導を始めてから今年で35年目になる。
この間、子供達や関係者のみなさんの理解と協力をいただいて現在も続けられていることにいつも感謝している。
さて、この長年の卓球人生から指導のための「卓球ノート」を自らが編集作成し販売させていただいている。(HPの「自社製品」で紹介)
その巻頭に「試合で勝つ為に」そして「試合で勝つ方法」という小題で20項目ほど書かせていただいている。
その中から1項目ごと解説をしてみたい。ただし、これは私の選手、そして指導者の端くれとしての経験を活かした私見であることをお断りしておく。
今日はその第1回目として、総論的な「試合で勝つ為に」を紹介する。
 卓球の試合は、基本的に相手より先に11点取った者の勝ちになる。
したがって、10点までは相手に先にポイントを取られても、まだまだ敗者にはならない。
具体的には、目先の1本ばかりに気を取られすぎないで、相手に何本取られても試合が終了した時点で、自分が勝利していればそれで良い!という考え方である。
技量が同じぐらいの場合、11-0とか11-1で勝つことは、ほとんどありえないことであり、相手も勝つために必死で自分に向かってくるからである。しかも卓球はミスが付きものであり、むしろ積極的なミスは仕方の無いことである。責められない!
それよりも、ゲームを運んでいく中で、どのようなパターンで得点しているか、されているか、そして最後の勝負の場面で、どの様な攻防をするかが勝負では一番大切な要素である。
しかし、11本先取であり短期決戦であることから、スタートの集中力が肝心なことは言うまでもない。「心・技・体・戦術」のウオーミングアップが重要であり、それを「しているつもり」と「充分にした」とは大きな違いがある!(試合にいかに上手く入っていけるかが)カギになる!ということである。
次回は「試合で勝つ方法」のサーブについて解説する。
-追伸-
 この卓球ノートは、選手と指導者のコミュニケーション、そして各方面で活躍している指導者の方々に対して、一つの問題提起となれば有難い、という意味でいろいろ模索を繰り返し2005年6月に作成発刊したものである。現在県内外の指導者の方にお使いいただいている。販売は「花巻卓球センター高榮」さんと当社で行っている。

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