社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

高総体終わる!⑤雑感

2012-06-08 08:32:52 | Weblog

 今年も様々なドラマを生んだh24高総体も無事終了したが、1年前のあの時はまだ1年生だった子どもたちが、まさしく試練の1年を経て今大会には3年生として、大きくたくましく成長した姿を見せてくれた。

 沿岸部の子ども達の多くは、震災後はしばらくまともな学校生活を送れず練習もままならない状態で過ぎてしまった事もあったのである。

 我が校の子ども達の中にも、昨年度はあっという間の1年であり「もう少し落ち着いて、精一杯クラブ活動を送りたかった」と話す者もいたが、それも実感だろうと思っている。

 我が大船渡高校卓球部の高総体を振り返ってみると、まず男子は入学時の実績から見るとなかなか県大会まで届かない状態であったが、部長を中心に良くまとまりいつも真面目に取り組んでいた結果シングルスとダブルスに4人が出場した。

 中でもダブルスでは、1回戦を突破2位となった専北ペアから1セットを奪取、その他のセットも本数的には接戦になっていた。試合後の報告でも満足感が感じられ、彼らなりに充実した大会であったようである。

 もう一つ特筆すべき事は、新人戦でベストマナー賞を頂いたことである。今でも大会の朝河川敷で練習して開会式に臨んだことが思い出させる。

 一方女子は、実績のある一年生が入部したのでレギュラー争いが熾烈になり、試合に出られなくなった3年生もいたが、全員腐らずフォア・ザ・チームの精神で最後まで明るく行動をしてくれた。

 昨年12月の東北高校選抜県予選では、久方ぶりのベスト8を勝ち取る事ができたり、男女とも中学の時には県大会にも出場できなかった選手がほとんどの中で、みんな一生懸命部活に励んでくれたことは私の自慢の一つである。

  

  

  

  

  


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