今、工房ではロッドドライヤー(フィニッシングモーター)が忙しく回転しています。
この竿は旧シマノスピンパワーCXですが、この竿に付いているガイドに問題が有ります
ガイドをズームアップして見ると
リングの横の輪が金属疲労で亀裂がおきています
ガイドの軽量化をしたのは良いが、この型のガイドは全て同じ場所が亀裂が入り使い物に成らなく成っています。
メーカーサイドで何回テストをされて、製品にされたのか分らないが
釣り人からのクレームは無かったのか? 命には係らないからリコール等の処理をしないのか
ガイドのメーカーは次々と新製品を出されていますが振り出し竿を除きこの型番は廃止されている様で、修理をする部品が有りません
次々と新製品を出されるのも良いが、もう少し追跡調査等をされて現場使用している者の声位、聞いても良いのでは無いだろうか
元竿が3本回転していますが、此方はリールシートの位置変更です
越冬キスは他にして、5月に成ればキスのシーズンに入ります。
仕掛けも10種類、80組の仕掛けを作っていますが
あくまで個人的に楽しむ仕掛けで、競技用に使う物では有りませんので
お間違えの無い様に
仕掛けの作り方はキス釣り工房のバックナンバーを参考にして下さい。
以下は補足としてハリスの間隔及びオモリから一番目の針までの長さ等を説明致します。
写真の仕掛け巻きは25cm~35cm間隔で製作した仕掛けをUPしていますがオモリから
一番目の針までの長さは全て150cmです、これ以外に今のシーズン用(食いが悪い時)
用に180cm~200cm取る場合が有ります。(以下は小笠原師匠の受け売りです^^;)
理由はオモリをサビク場合キスの警戒心を防ぐ為で、オモリを引いて来る時キスはオモリ
に対しては非常に警戒して逃げる場合があります、砂ズリより下を長く取ったりハリスの
間隔を長く取る事で警戒心を和らげてやります。
キスが餌を食って来る場合に、最盛期を除き基本的に一番下の針から釣れて来ますが、
これは前記した様に警戒心が強い為で、食いが悪い場合一度試して見て下さい。