泰皇夢庵・夢釣工房の部屋 

拘りの釣具製作&改良・SC・投げ釣り・キス釣り・超偶に釣行記etc.

改造の合間に・・・

2007年09月25日 | ロッドメイク

改造の合間に昨日パソコンドクターK谷氏とM代氏が来庵、M代氏には以前ロッドドライヤー(フィニッシングモーター)を購入して頂いて居ますが今一エポキシ塗装のノリが悪いと持ち込まれた竿の一部分UPです


何と金箔を散りばめられています




其れを仕上げをしたのが↓↓↓↓↓これ!


 




もう一度上塗りを掛けると綺麗に仕上がります




 

 



少し手隙に成ったのでこの前頂いていたクーラーのプチ改良に着手




 



元の持ち主殿が見れば



 




何処を改造したか分ると思います


ヒント:皿ビスワッシャーを6個使用しました
中の改造は又次の機会に


                     おしまい


紺屋の白袴Ⅲ 思う所が有り・・

2007年09月24日 | ロッドメイク

スレッドのエポキシ処理も終了、何時ものお立ち台に立たせて見る
ガッ、何故かしっくりと来ない
お立ち台に立たせたまま半日考える











デッ、ある事に気が付いた
其れが↓↓↓↓↓コレ


スレッドの色ではありません





ガイドのバランスと位置の問題!







上の写真だけでは意味が分らないと思いますので、未完成の写真ですが↓↓↓↓↓

 

 


この様なガイド位置に思い切って大変更しました


ガイドがサクラの方は5個ですが、富士のガイドは6個あり今まで穂先に5個取り付けていましたが、4個にして二番に2個取り付ける事に
スレッドもこの種目の道糸の色(現在はフリーに成っていますが{
メタリックグリーンをチョイス
因みに全日本サーフSC用第三種目の旧指定糸は↓↓↓↓↓これです


話が逸れましたが大幅にガイドを下げた理由は、実際に投擲して見ないと分りませんが、第1に、竿の糸乗りを良くする為。
第2に、元ガイドが50mmと大きいので、少し下げた位では絞込みの抵抗も少ない。
第3に、竿の反発を高める為。
等々の利点が有ると思います
ではでは再度出来上がりをお楽しみに


紺屋の白袴Ⅱ 改造とガイド比べ

2007年09月19日 | ロッドメイク

シマノ特別誂泰皇夢SC用“黒いキススペシャル427AX”です
元竿が一本・二番が二本・トップが三本有ります。

お値段の方は想像が付きません、若し買うとしたらの価格に成るかも








取り合えず富士のガイドが付いた方を、キンキラに巻き替えて見ました




 

 



右側のローライダーガイドの大きさが20mmです、





 


此方はガイド径が一番大きい物で50mm有ります


この富士のハイスピンダーガイドは、中のSICリングを外してフレーム部分を丸く削りハードメッキした物で、これは世界に一つしか無い泰皇夢庵特製品です







元竿の右側二本が今回改造中の物で、ガイドの数も6個にして竿のりを良くしています。


元竿より左側のトップ二本と二番はサクラガイドを付けています。

此方はガイド数が5個です、これらの大きなガイドを使う理由は私がSC競技にエントリー(唯今休眠中)する種目の道糸が太いので、出来るだけ道糸の抵抗を出来るだけ少なくする為に使用します


紺屋の白袴

2007年09月18日 | ロッドメイク

キススペシャルの白と黒

右側の白い方はノーマル(でもありませんが^^;)のキススペ405AXで、左側の黒い方はキススペ427AX改(メーカー仕様)です。

 

 

 

 

白い方はリールシートをスレッドで巻いて完全に固定していますが


黒い方はセロテープで簡単に巻いているだけで、紺屋の白袴ではありませんよ


 

工房が忙しくて巻いていないのではなくて、スポーツキャスティングに使う為で、その日の体調で何時でもリールシートの位置を変えれる様に、わざとテーピングだけにしています。

 今回豪華に“変身”リールシートをチタンのキンキラをチョイス
ガイドのスレッドもキンキラキンに換えるかな~
“歳を取っても狙うは金”
オット、ちゅうさん○○ロッドと言わない様に←念押し


工房を悩ます怪物

2007年09月14日 | ロッドメイク

今工房を悩ましている物

コレは上側からの写真

水平二連の猟銃みたいですが・・・・・






此方は後ろ側









右側がサーフリーダーCX、左側が今回改造中の磯竿

太さが全然違います

リールシートは太鼓リール(ベイトリール)を使うので、スクリュー式に成っています








この竿は、磯の大者『イシダイ』を釣る竿








竿の石突部分


この竿も拘りの大改造で、何ヶ月も前から工房に持ち込まれておりますが、リールシート以外の物を全て外し、塗装も全て剥がしブランクの状態にして、塗装(外注)に回しておりましたが、塗装も完了し工房に戻って来ています。
然し投げ釣り用の物と仕様が違うので、何処から手を付けようか“唯今考え中”です


工房に・・・

2007年09月11日 | 工房日記

昨夜釣り仲間の屋根屋君と材木屋さんがご来庵!
先日材木屋さんに頼んで於いた、ロッドスタンドの材料を寸法どおりに綺麗に製材してワザワザ届けて頂いたので、本日はロッドメイクの作業も無く、早速穴あけをしています 
 







と!其処へハライタカンパニーのグリーンバッグが届く 







何やら書類の様な感じ

中身を取り出すと 





 

 


CADで書かれたロッドスタンドの仕様書が、二種類入っていました


 

 

 

 

二枚目の片面ロッドスタントは未だ作った事が無く、仕様書をお願いしていた物で、因みに私が書いたものは↓↓↓↓↓真にお粗末なもの 

プロがCADで書かれた物とは比べ物に成りません←当たり前田のクラッカー(半世紀前の・・・
又々材料を材木屋さんに刻んで頂かなくては
トップの写真の中に有る○力も泰皇夢庵の御得意様からの頂き物で、コレで挟んでいると両手が使えて作業も捗り、大変便利な道具です
寄贈して頂いた方に大変感謝しております


ロッドドライヤー(フィニッシングモーター)の追加製作

2007年09月08日 | ロッドメイク

現在工房で活躍しているロッドドライヤー(フィニッシングモーター)は7機ありますが 


 

 

 

 

カップラー部分が大きい為に、穂先を装填する場合一々ネジを締め込んで細くしないと使えなく、非常に不便を強いられておりました 


大きさがコレだけ差が有ります







そこでロッドドライヤー(フィニッシングモーター)の追加製作を決定(稟議書無し) 取り合えず2台を追加製作 




 

 




回転数が5回転/分の為 


後日、10回転/分のロッドドライヤー(フィニッシングモーター)2機も製作予定







取り合えず9台のロッドドライヤー(フィニッシングモーター)が並びました 


手前の2機が今回追加製作したロッドドライヤー(フィニッシングモーター)です

 


拘りのリメイク完了!

2007年09月07日 | ロッドメイク

拘りの大改造が完了!(右側の4本です) 








 


竿はスピンパワー425CXTですが長年使用しているので塗装も剥げて、リールシート&ガイドも痛んでいるので一部交換 

因みにリールシートはチタン製で、現在も売られている物でまだ充分使える物ですが、全て交換するとのお達しが







二ヶ月程前から工房に持ち込まれていましたが塗装(外注)もようやく終わって来て、リールシート&ガイドも取り付けてやっと完了 








如何ですかチタンゴールド仕様の輝きは 


まるで新品の様に成っています


ロッドドライヤー(フィニッシングモーター)がフル回転!

2007年09月06日 | ロッドメイク

暑い中、工房ではロッドドライヤー(フィニッシングモーター)がフル回転



元竿7本が回転しています、特に写真上側右の4本は全塗装した為受注から二ヶ月以上

掛かっている竿

しかもリールシートは依頼主の拘りで、古い竿なのに最新式のチタンゴールドタイプに交換



依頼主『金は孫と釣りに使うだけだから、幾ら掛かってもいいよ!』


一昨日・・・

2007年09月05日 | ロッドメイク

一昨日クラブ仲間の○波君と○原君が竿を持って来て

○波君はリールシートの位置換え、○原君はガイド

&リールシートのスレッドを全部巻き直してほしい

とのご要望!

デッ、○原君の竿のスレッド部分を見て驚いた

其れが↓↓↓↓↓コレだ!!










1!









2!









3!











ガイド部分をUPして見ると



糸を巻いて瞬間接着剤でガチガチに固めています

私もン十年前はこの方法で、取り付けておりましたが未だに

この方法で取り付けられているのは珍しい

竿もシマノプロキャスターで、安物で無いだけにチト可哀想

持ち主も一念発起でスレッド交換を決定、この上にエポキシ

処理だけでも仕上がりは綺麗に成りますが、色も何やら拘り

が有る様で・・・

下の写真はスレッドを巻いた見本ですが







比べて見ても、コレだけの差が・・・・・






↓↓↓↓↓も色見本ですが、仕上がりが全然違います


補修

2007年09月02日 | ロッドメイク

工房でロッドドライヤー(フィニッシングモーター)の上で白い竿が回転しています







普段と言うより最近は殆ど出番が無いこの竿






タングステン製のオモリを使うと8色も夢では無い

SHIMANO KISU SPECIAL 405 AX の補修作業です






補修と言ってもスレッドのエポキシを、厚く塗り仕上げるだけですが


さて、この竿でキスを釣るのは何時の事かな


可哀想だか当分はロッドスタンドの肥やしだね