泰皇夢庵・夢釣工房の部屋 

拘りの釣具製作&改良・SC・投げ釣り・キス釣り・超偶に釣行記etc.

ロッドドライヤー(フィニッシングモーター)を作る PARTⅠ

2007年05月13日 | ロッドメイク

以前フィニッシングモーター(ロッドドライヤー)の製作をUP致しておりましたが、

手違いで削除してしまいそのままに成っていたのですが、リクエストが何度か

有りますので、再度製作工程をUP致します。


 

 

 

 

 

 

先ず、材料ですが

1.モーター

家庭用の100V電源でそのまま使えます。

回転数は色々ありますが、一般的には5回転~10回転が良いと思います。

因みに私の場合2回転~3回転の物を使う場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

2.水道用のカップラー

 竿を挟み込む物に使います。

 カップラーの底側のセンターに5mmの穴を開けます、サイド側には蝶ネジを取り付ける

 

 

 

 

 

 

 


3. 4.5mmの穴を開けて5mm用のタップでネジ穴を切って、蝶ネジを取り付けて置きます。




 

 

 

 

 

 

4. キャスター

 竿受けに使います

 

 

 

 

 

 

 

 

5.ボルト類&金物
 
 六角スリーブはモーターとカップラーを接続する為に使用します。

 手前のステンレスは軸受けに使います。竿の重量がモーターに直に掛から無い

 事で、少しでもモーターに負荷を掛けない様にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

6.蝶ネジ・
 
 蝶ネジのボルトはカップに三方に取り付け、竿を固定するもので黄色いゴムは

 ボルトのカバーに使いボルトが竿へ直に当たらない様にします。

 

 

 

 

 

 

7.タップ
 
 カップやスリーブに穴を開けた後、ネジの溝を掘るのに使います。

 

 

 

 

 

 

8.木材 モーター側と竿受けに使用します
 
 此方がモーター側

 竿受け側の方はキャスターが、二個付けれる厚みの木材を使います。

9.その他、コンセント・ON,OFFスイッチ(ブレーカーでも良い)

 配線コード等があれば準備完了です。

                     つづく


仕掛け台の設計変更

2007年05月13日 | 工房日記
仕掛け作成用の台を製作しましたが、一部設計変更を致しました。

これが変更前の物です。


両サイドを固定しているので、ボビンの取り外しが出来ない

※投げ釣り用の仕掛けを作る為、太い糸も使用したい。

デッ、以前使用していたボビン受けのシャフトを流用する事にしたので


軸を受ける足は一本に成ります。


此方がボビンを固定さす部品、この金具ででボビンを固定します。




ボビンを付けて固定した画像




長いボビンも装着出来ます。


とりあえず完成

改造によって良くなった事は

①糸を緩めても他の所に絡まなく、スムーズに糸が出て来る。

②軸受けを外す事なく、ボビンの交換が出来る。

③ボビンを抑えているスプリングの調整で、ボビンの回転を軽くしたり重く出来る。

④本体を平坦な場所に置く事が出来る。


写真奥側にある大きい仕掛け台は、


大物投げ釣り用の仕掛けを作る台です、此方はボビンを取り替える事が

無いので、両サイドを固定しています