もう梅雨に入った地域も多いけれど、秋田は今がいい季節。今日は27.9度まで上がったものの、からりとしてさほど暑くなかった。
そんな中、秋田市中心部に咲く、木の花を紹介します。
ツツジもきれいですが、以下、それ以外のものを
●藤
先日はキバナフジこと「キングサリ」を紹介しましたが、今回はほんとうのフジ(ノダフジ)。
以前紹介した通り、千秋公園でも野生の自生するフジはけっこうあるが、今年はこれが見事。
以前からフジが点在していた西側斜面。
和洋高校体育館付近から公園管理事務所への階段そば
写真だと分かりづらいかもしれないが、高い木に巻き付いててっぺんまで達し、無数の花が下がっている。
千秋トンネルの上付近
木々が生い茂って下からも上からも見えづらい場所に、ひっそりと咲くフジがあった。
街を見下ろして咲く
広小路へ回って、
穴門の堀
右が秋田県民会館、左が和洋高校。和洋の角には堀に面して大きなケヤキがあるのは知っていたけれど、
それにも見事なフジ
ここにフジがあったとは、今まで気付かなかった。
水面ぎりぎりにも咲く(ここが根元か?)
※2017年の様子
●白い藤
千秋公園内の彌高(いやたか)神社。その駐車場と公園の通路の境に、
白いフジ!
フジとは別種である黄色いフジ=キングサリとは異なり、これは紫色のフジ(ノダフジかヤマフジ)と同じ種の色違い版(品種)だと思われるが、珍しい。
これは駐車場の柵にからまっていて、花を手に取ることもでき、いい香りがした。
●ベニバナトチノキ
トチノキの花も咲いている。秋田市民市場のトチノキは、昨年同様、咲いている木も付いている花も少ないようだ。
昨年発見した、サン・パティオ大町の「ベニバナトチノキ」は、
今年も見事に咲いている。
さて、サンパティオには、ベニバナトチノキのほかにも珍しい樹木が植えられている。
上の写真の通り、ベニバナトチノキのほかに2種類の木が目に付く。1つは、葉っぱが黄色っぽい木(この種は不明)、もう1つは…↓
●なんじゃもんじゃ
右側の木に注目
白い花が咲いている。
独特の形の花だけど、純白できれい
おそらく、モクセイ科ヒトツバタゴ属の「ヒトツバタゴ」という木。
モクセイ科トネリコ属の「トネリコ(バットの材料)」は「タゴ」と呼ばれ、それに似ていて葉っぱが単葉(トネリコは複葉)なので「一つ葉タゴ」なのだそう。
花弁(花びら)は、細長く4つに分かれている。(「4枚」ではなく、1つの花弁が4つに裂けている)
ヒトツバタゴは自生地は東海地方周辺などに限られるが、大木になり、花が咲くと雪が積もったように真っ白になるという。
そして、別名として「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれることがあるそうだ。
ただし、地域によって異なる複数の種に対して「なんじゃもんじゃの木」と呼んでいて、ハルニレをそう呼ぶところもある。神聖視される木だったり、独特の姿だったり大きな木をそう呼ぶことが多いそうだ。
そんな木がサンパティオにあったとは。
毎回同じ感想だけど、いろんな植物があって、身近なところで知らず知らずにそれを目にしているものだ。
そんな中、秋田市中心部に咲く、木の花を紹介します。
ツツジもきれいですが、以下、それ以外のものを
●藤
先日はキバナフジこと「キングサリ」を紹介しましたが、今回はほんとうのフジ(ノダフジ)。
以前紹介した通り、千秋公園でも野生の自生するフジはけっこうあるが、今年はこれが見事。
以前からフジが点在していた西側斜面。
和洋高校体育館付近から公園管理事務所への階段そば
写真だと分かりづらいかもしれないが、高い木に巻き付いててっぺんまで達し、無数の花が下がっている。
千秋トンネルの上付近
木々が生い茂って下からも上からも見えづらい場所に、ひっそりと咲くフジがあった。
街を見下ろして咲く
広小路へ回って、
穴門の堀
右が秋田県民会館、左が和洋高校。和洋の角には堀に面して大きなケヤキがあるのは知っていたけれど、
それにも見事なフジ
ここにフジがあったとは、今まで気付かなかった。
水面ぎりぎりにも咲く(ここが根元か?)
※2017年の様子
●白い藤
千秋公園内の彌高(いやたか)神社。その駐車場と公園の通路の境に、
白いフジ!
フジとは別種である黄色いフジ=キングサリとは異なり、これは紫色のフジ(ノダフジかヤマフジ)と同じ種の色違い版(品種)だと思われるが、珍しい。
これは駐車場の柵にからまっていて、花を手に取ることもでき、いい香りがした。
●ベニバナトチノキ
トチノキの花も咲いている。秋田市民市場のトチノキは、昨年同様、咲いている木も付いている花も少ないようだ。
昨年発見した、サン・パティオ大町の「ベニバナトチノキ」は、
今年も見事に咲いている。
さて、サンパティオには、ベニバナトチノキのほかにも珍しい樹木が植えられている。
上の写真の通り、ベニバナトチノキのほかに2種類の木が目に付く。1つは、葉っぱが黄色っぽい木(この種は不明)、もう1つは…↓
●なんじゃもんじゃ
右側の木に注目
白い花が咲いている。
独特の形の花だけど、純白できれい
おそらく、モクセイ科ヒトツバタゴ属の「ヒトツバタゴ」という木。
モクセイ科トネリコ属の「トネリコ(バットの材料)」は「タゴ」と呼ばれ、それに似ていて葉っぱが単葉(トネリコは複葉)なので「一つ葉タゴ」なのだそう。
花弁(花びら)は、細長く4つに分かれている。(「4枚」ではなく、1つの花弁が4つに裂けている)
ヒトツバタゴは自生地は東海地方周辺などに限られるが、大木になり、花が咲くと雪が積もったように真っ白になるという。
そして、別名として「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれることがあるそうだ。
ただし、地域によって異なる複数の種に対して「なんじゃもんじゃの木」と呼んでいて、ハルニレをそう呼ぶところもある。神聖視される木だったり、独特の姿だったり大きな木をそう呼ぶことが多いそうだ。
そんな木がサンパティオにあったとは。
毎回同じ感想だけど、いろんな植物があって、身近なところで知らず知らずにそれを目にしているものだ。