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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

バスの話題

2013-06-20 23:31:13 | 秋田のいろいろ
バスの話題をまとめて。
●循環バスに初登板
秋田市中心市街地循環バスは、運行開始以来、3台の車両が限定して使われてきた。
小田急中古の寸詰まりいすゞエルガミオの「834」と「835」、それに日野リエッセの「129」の3台。
運用は2台でまかなえるので通常は834と835が走り、週末などはどちらかが抜けて129が入ることも少なくない。

ところが今日は、
「211」! ※不慣れなカメラで慌てて撮影したので、こんな写真です。
いつもの3台以外の車両が循環バスを担当しているのを初めて見た。
211は秋田営業所所属の(寸詰まりでないフルサイズの)エルガミオで、ワンステップ。中古ではない中央交通生え抜きの車両。車齢としては小田急中古の寸詰まりよりは新しいか。
秋田市が広告主の「秋田らしさをデザインしたラッピング」が施されたうちの1台で竿燈のデザイン

循環バス史上“最大(最長)”の車両であり、初のLED式行き先表示搭載の車両ということになるが、行き先は「秋田中央交通」と表示。自由に表示できるLEDなんだから、循環バスのデータを入れておけばいいのに…

この車でもあまり違和感はない(正面から見れば寸詰まりとの違いはない)し、竿燈のデザインで秋田市中心市街地らしいし、これはこれで悪くないかも。
【21日追記】211は、車内前方の床が低い部分の座席が、窓を背にして座るロングシートになっている、通常と異なる座席配置の車だった。廃止された旧雄和町の循環バス「ユーグル」専用車だったと思われる。背もたれが直角で薄っぺらで座り心地が良くないけれど、乗車時間が短い中心市街地循環バス向きの座席配置と言えるかもしれない。

もう1台はどの車が使われていたかは不明だけど、どうしてこんな事態になったのかは察しがつく。

募集していた車体デザイン(リンク先中ほど)が決定し、7月頃から新デザインになる予定なので、その作業(ラッピングシートの貼り付け?)が行われているのだろう。
834と835で同時に作業が行われているのか、あるいはどちらか片方が作業中でもう片方が点検や故障で運行できなくなり、211が駆り出されたと考えられる。(明日以降も観察すれば分かってきそうなので、追記します)
なお、6月18日は834・835とも運行していた。
【追記】その後、21日(金)~28日(金)は毎日129と211で運行。※23日はヤートセ秋田祭のため、10時以降は通町~交通公社前をカットして(木内前→北都銀行前の経路で迂回)運行。
【28日追記】27日更新の秋田市交通政策課のホームページによれば、7月6日(土)にエリアなかいちで表彰式を行い、7日(日)の始発から新デザインの車両で運行するとのこと。

新デザインの実車が登場したら、改めて紹介するつもりです。※こちらの記事にて


●EV泉ハイタウン線
今月上旬(リンク先中ほど)、秋田県が主体となって作って試験中のEVバス「ELEMO-AKITA」が、泉ハイタウン線(旧称・泉秋操線)の行き先表示を出して待機しているのを目撃した。
実際に泉ハイタウン線で営業運行したのかは不明だが、その後、通町を走っていたという目撃情報(遠ざかる後部なので行き先表示は確認できなかったとのこと)を得た。

今日、中央交通のホームページが更新され、「EVバス(電気バス)の路線バス運行について」というのがアップされた。
来週の24日(月)~26日(水)に、泉ハイタウン線の9・11・14・16時台の4往復を担当するという。
【23日追記】その後、23日の時点では「【26日(水)は、午前中のダイヤのみ運行予定です。】」とひっそりと追記された。

4月に2日間、臨海営業所線で行われた試験的な営業運行と同様のものであって、本格的な営業運行ではないだろう。
4月の時は新聞には載ったが中央交通側からの発表はなかったので、掲載してくれたのはいいけれど、こんな情報より、前はやっていたのに最近はやらなくなった、迂回運行やダイヤ改正の変更点について、ホームページに載せてほしい!

この週末は「ヤートセ秋田祭」に伴い、通町近辺で迂回が発生するのですが…(バス停には掲示がある)

【7月11日追記】7月11日付でホームページが更新され、再び泉ハイタウン線をEVバスが走るとのこと。
7月16日(火)から19日(金)の毎日2往復。ダイヤは2通りあって、16・18日は14時台と16時台、17・19日は9時台と11時台。
【8月28日追記】その後、ホームページでの告知はなかったが、8月28日に泉ハイタウン線を走っていた。
この事業に関連して、バス停側でも変化があった。
10月から本格運行されることになった


●ご意見
秋田駅西口バスターミナル建て替えは、地盤の工事中で、構造物はまだ見えてこない。※直近の記事(リンク先末尾)
建て替えに当たって、中央交通としては珍しく、ホームページで一般からの意見を募集していたが、工事が始まってもまだ意見を募集し続けていて、いつまでやるのかと思っていた。

今日、久しぶりにホームページを開いていみると、「新バスターミナル、バス停設置に関するご意見」と微妙に言い回しが変わっていた。
「現在建替中の秋田駅西口バスターミナル内に設置される新しいバス停について、皆様方からのご意見を募集いたします。」などとあるが、抽象的で何を知りたがっているのか、僕には理解できない。
「バス停について」と言われても、バス停のポールのことなのか、乗り場の割り振りや配置のことなのか、ベンチや待合室などバス停周辺のもののことなのか、いろいろある。
いっそ「なんでもご意見箱」にしたらいかがでしょうか。

【7月6日追記】7月6日付秋田魁新報、秋田市/県央地域面に「建て替え工事の臨時バス停 利用客「分かりにくい」 秋田中央交通 屋根設置検討も」という記事が出た。
案の定、一部利用者から臨時バス停の分かりにくさや屋根がなかいことに対する不満が出ているというもの。
中央交通では「案内する職員を6~8人配置」しているとあるが、最近は警備会社に委託した誘導員は別として、社員はあまり見かけなくなった気がする。
また「8月上旬の後期工事開始に合わせ、屋根の設置も検討しているという」そうだ。梅雨が明けてから、屋根設置ね…(日差しよけとしての意義はあるけれど)
※続きはこちら


●ついに1000達成
バスが付けるナンバープレート「秋田200 か」は「989」など4桁に近づいていたが、ついに1000を越えた。
18日に、空港リムジンバスに「10-07」という車両が入っていた。貸切塗装で、三菱の1世代前のモデル。後部にトイレが付いている。
実はリムジンの車両にも小田急の中古が入っていて、10-07もその1台だと思われる。
先に入った「951」とおそらく同型
【8月13日追記】中央交通では路線用の中古として「10-03」「10-04」が導入。秋北バスには貸切用の中古で「10-02」が入ったのを確認。
【2017年12月31日補足】上記、10-03は三菱エアロミディで男鹿営業所配属。10-04は元小田急のいすゞエルガで秋田営業所配属。
コメント (8)
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