広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

晴天のベニバナトチノキ

2012-05-22 23:41:27 | 動物・植物
先日の続きで、秋田市大町のサン・パティオ大町に植えられて花が咲いている「ベニバナトチノキ」について。
晴天時に写真を撮影できた。
まずは、周辺環境。
大町通りから。中央やや左の奥にベニバナトチノキ。手前左端の木の若葉も美しい
道路から見えるといっても、奥まっている。僕と同じく、ここをひんぱんに通る植物に興味のある人も、この木の存在は知らなかった。
青空にピンクの花と大きな葉が映える
前回の写真と同じ場所、花でも、晴天だとかなり雰囲気が違う。やはり写真には光が大切。
ウロウロして、角度を変えて撮影。

三角形というか円錐形のものはそれ自体が花ではなく、小さな花の集合。ブドウとほぼ同じ構造なわけで、このようなものを「円錐花序」と呼ぶ。
1つの花序に注目↓
花はピンクの中に黄色い部分がある
ベニバナトチノキをはじめとするトチノキの仲間が変わっているのは、それぞれの円錐花序の中に、両性花(=おしべとめしべ両方を備えた、まあ普通の花)と雄花(おしべだけの花)の両方がつくこと。先端のほうに雄花がつくらしく、効率的に受粉が行えるように進化したんだろう。
これは両性花?
写真をアップで見たけれど、区別はつかなかった。花弁(花びら)は4枚だそうだけど、それも重なってひらひらしているので分からない。
まだつぼみのような部分も一部にはあったが、そろそろ散りそうな花もあった。

※在来のトチノキについてはこちら


通りかかった年配の男女数名のご一行が、「この木なんだべ?」「ライラックでねぇが?」「んだんだ。こんた色のもあったなー」と話していて、この木がライラックであることになってしまった。

たしかにライラックも円錐花序だし、今頃花が咲くし、紫の花はピンクとも言える。
でも葉っぱはこんなじゃないし、ライラックはどちらかといえば低木で、こんなに背が高くはならない。
「違いますよ。これは…」と教えて差し上げようと思ったけれど、できなかった…

ちなみに、先週の南大通りの街路樹のライラック。
そろそろ終わりです


南大通りといえば、先日推理した、新しくできるコンビニ。たぶんファミまではないかと予想し、ご賛同いただいていた。
先週の段階では、工事は進んでいるものの、具体的な店舗名の情報はない。でも、
張り紙が
「6 上旬OPEN/スタッフ募集中」
「6“月”上旬」と言いたいようだが、それはいいとして、“何が”「OPEN」するのは分からないじゃないか!(工事車両で隠れていたわけでもなさそう)
応募したくたって連絡先も分からないじゃないか!
こんなことでは、セブンイレブンに太刀打ちできませんぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする