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今後はhttps://taic02.hatenablog.jp/で更新します

ガッコポテトパン

2017-05-08 23:34:04 | ランチパック等パン類
シライシパンの東北各県の産品を使ったパン(一部菓子扱い)シリーズ「東北っていいなぁ。」が、5月から今年も発売された。(昨年も5月だった)
秋田県からはこれ。
カリカリ食感! いぶりがっこ&ジャーマンポテト 193kcal

たけや製パンからは、昨年3月に「いぶりがっこのパン」、8月には「秋田のリングエピ いぶりがっこチーズ」が発売されていたが、それに続くいぶりがっこを使ったパン。
当時は、いぶりがっこ製造業者間でその呼称を巡る対立があり、たけやでは、「いぶりがっこ」を特定企業の登録商標として扱っていた。
その後、歩み寄って統一団体が組織されたためか、シライシのほうには「○R」はついていない。

クリームパンか焼かないカレーパンのような形
開封したらいぶりがっこの香りが漂った。
中身
水分多めのポテトサラダみたいなのの中に、1センチ弱程度に刻んだいぶりがっこが入っている。
秋田魁新報の報道によれば、ポテトサラダにいぶりがっこを入れたのがおいしかったことに着想を得たとのこと。
【9日補足】いぶりがっこが、輪切りの大きい形で入っていたたけやのほうが見た目のインパクトは強い。

ジャーマンポテトというからには、ベーコンが入って火を通していないといけないような気がするが、食べた限りでは分からなかった。原材料欄には「ジャーマンポテト風フィリング」の内訳で「ショルダーベーコン、ソテードオニオン」とあるから、そこがポテトサラダとの違いのようだ。ポテトサラダじゃなくジャーマンポテトにしたのには意味があるのだろうけど、水気の多い(味が薄いということではなく)ポテトサラダに過ぎない気がしなくもない。

1個193kcalで食塩相当量1.3グラム。
昨年のたけやのチーズクリームを入れた「いぶりがっこのパン」は、243kcal、0.94グラムであった。

味は、ピクルス入りのポテトサラダに、燻製の風味とカリカリ食感を足した感じでなかなか。ちょっと量が少なめ、塩分多めは気になるけれど。
少なくとも東北6県ではスーパー等で売っているはずだけど、6県全種は揃えない店舗も多いようです。

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ジャリジャリましまし 他

2017-04-07 00:17:41 | ランチパック等パン類
昨年末のチョコスプレー&ホイップに続く、「“スペシャル”イギリストースト」の第2弾が登場。
3月14日から東北6県のローソンで先行販売され、4月1日から他店舗でも販売。マックスバリュ広面店にもあった。
スペシャルイギリストースト ジャリジャリましまし 481kcal
通常のイギリストーストに似たデザインの包装ながら、銀色を使ってスペシャル感。「びっくりジャリジャリ ザラメ入り」とある。
【7日追記】「★ジャリジャリましまし★」と、商品名の前後に星印が付いている。スペシャルの第1弾には★はなかった。裏面のバーコードの上の商品名にも★なし。

イギリストーストの特徴であるグラニューの食感を、ザラメを使って増加させた商品。
ちなみに、通常のイギリストーストは457kcal。

最近は、例えばハッピーターンの粉を増やしたのとかも出ているから、その流れか。
個人的には、やはりイギリストーストの大きな特徴の1つがジャリジャリ感だと思う。
だけど、最近のイギリストーストの派生商品では、ジャリジャリを感じないものが多くなっていて、工藤パンとしては必ずしも意識していないのかとも思っていたけれど、こんな形になるとは!
通常より粒が目立つ。クリームも少し多い?
気のせいか、通常版よりややこってりしているかも。
ジャリジャリは粒が多かったり、硬かったりするのではなく、「粒が大きい」と表現するのが適切か。【7日追記】粒が大きいのはザラメを使ったせいか。ザラメ特有の風味みたいな味の違いは分からなかった。個人的には思ったほどジャリジャリましましではない気もした。ネット上では「昔のイギリストーストはこんな感じだった」という声も。


前後しますが、3月発売から2つ。いずれもマックスバリュ広面店で3月中は扱っていた。
イギリストースト 黒ごま&北海道産練乳クリーム 441kcal
北海道新幹線開業1周年記念で、H5系のイラスト入り。

イギリストーストでゴマは初採用かもしれないけど、それに練乳の組み合わせ。味が想像できない。
練乳とゴマ
なかなかおいしい。意外な組み合わせだけど、合う。
そして派生商品にしては久々にジャリジャリ感あり。

「工藤の和菓子」シリーズ。
ごまくじら餅風蒸しパン 321kcal
青森県産米粉使用。

「くじら餅」とは、青森市浅虫温泉(ほかに鰺ヶ沢や山形県内陸などにも)の米粉を蒸したお菓子。それを蒸しパンで再現したもの。正月に青森に行った時、ごまでないノーマルのものが売られていた。
3月発売のこの商品も、パッケージはなんだか正月っぽい。

浅虫のくじら餅は四角くて単色のはずだけど、
丸くて表面に白い渦巻き


くじら餅の再現性はともかく、もっちりしたゴマ味蒸しパンとしては、おいしかった。

同月発売のイギリストーストにも蒸しパンにもゴマを使っている。たしか秋田のたけや製パンでも、3月にゴマの商品が出たはず。以前にも山ブドウなどで同様のことがあったけれど、ヤマザキ系列で原料を一括仕入れでもするのだろうか。

※くじら餅風パンには、さらなる続編も発売もされた。この記事中ほど。

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SPECIALイギリストースト・めでたい月餅

2017-01-22 20:19:18 | ランチパック等パン類
最近の工藤パン製品から。
年末年始に弘前に行った時、イギリストーストは目新しいものがなかった。
原因は2つ。秋田市のマックスバリュ広面店が、月替り商品を仕入れてくれていることと、青森の店では正月商品に場所を取られたのか、ややラインナップが貧弱だったため。今も発売されているはずの「イギリスフレンチトースト」は、どこでも見かけなかった。

まずは12月の新商品。広面店で12月も1月も販売。
スペシャルイギリストースト チョコスプレー&ホイップ 394kcal
「スペシャル」だそうで、パッケージは金色に輝く。
ホームページによれば「ホイップクリームをサンドし、表面にはホイップクリームとチョコスプレーをトッピンングしたスペシャルなイギリストーストです。」
値段は高くはなかった。

2010年秋頃に「チョコスプレー&練乳クリーム」が発売されていたが、その練乳をホイップに替えたもの? 以前のはスペシャルではなかった。
練乳クリームは、とてもこってりしており、食べきるのが少々つらかった。今回は…

以前のよりは、チョコスプレーがまばらになっているようで、すき間から下のホイップが見えている。
中は真っ白なホイップ
味も以前の練乳クリームよりはあっさり。これなら食べやすく、おいしかった。(甘いものが苦手な方はダメでしょうけど)


1月の新商品。広面店でも販売。
イギリストースト あまおうジャム&練乳クリーム 357kcal
「福岡県産あまおうを使用したジャムと、不二家の練乳を使用したクリームをサンド」。
この時期、秋のクリやカボチャ同様、お菓子業界は猫も杓子もイチゴな気もするが、青森の工藤パンと福岡のあまおうという組み合わせは珍しい。不二家は、現在は山崎製パン傘下だから、そのよしみか。
【23日追記】パッケージには「不二家乳業(株)オリジナルの練乳使用」とある。ミルキーの不二家は「株式会社不二家」なのに?!
調べると、不二家乳業は、岩手県一関市にある不二家系列の乳業メーカーだそう。地元で乳製品を製造販売しているほか、親会社・不二家への原料供給もしているそう。隣県である秋田でも製品は見たこともなく、存在を知らなかった。したがって、これは福岡・岩手と青森の工藤パンという、珍しい組み合わせの製品。
ほのかなイチゴ色
酸っぱくなく、甘ったるくもなく、イチゴと練乳がいいバランス。


弘前で買った正月向け商品を1つ。
秋田のたけや製パンでも同様だが、工藤パンでも練り切りのような口取り菓子や鏡餅などを製造していた。
しかし、両社ともホームページでは紹介されておらず、全貌は不明。厚手のビニール袋に入って脱酸素剤が入った鏡餅は、たけやと工藤パンのでそっくりだった。
めでたい月餅 275kcal
工藤パンのホームページでは1月発売となっているが、大みそかから売られていた。脱酸素剤入りで長持ちする。
パッケージにはおなじみの「工藤の和菓子」のほか「青森銘菓」ともある。同時期に「めでたい桃山」と「必勝勝栗まんじゅう 」も発売(でも店では見なかった)。
鯛型の月餅
月餅にしても桃山にしても、鯛の形にするってのは工藤パンオリジナルの発想だろうか。
月餅らしい黒いあんこ
ゴマの味がする黒いあんこの中に、クルミが数片。やたらとナッツが入っていたり、ヘンにねちゃねちゃしたような高級月餅もあるけれど、こういう素朴なのが好き。
食べ終わってから気づいたが、ホームページには「胡麻・プルーンペースト・くるみを配合したあん」とあった。「プルーン」って果物の?
原材料名欄にも「あん(小豆、砂糖、還元水あめ、植物油脂、くるみ、プルーンペースト、ねりごま)、小麦粉、砂糖、卵、…」とある。
調べると、月餅のあんにプルーンを使うことがあるらしい。そういうもんなんだ。

※工藤パンの鏡餅事情について、この記事後半に少々。
コメント (2)
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ABS五城目パン/ポップヒット

2016-12-19 21:14:20 | ランチパック等パン類
地域の学校や放送番組が、地元のメーカーと協力して商品を開発・販売するのは珍しくなくなった。
現在は、秋田放送(ABS)の金曜16時台の情報番組「エビス堂☆金(えびすどうゴールド)」の菓子パンが発売中。
ラズベリーチーズ味のホイップメロンパン 451kcal
コラボ相手は、岩手に本社があり、東北地方で流通する「シライシパン(白石食品工業)」。同社の定番商品の1つ、ホイップメロンパンの派生の位置付け。

秋田にはたけや製パンがあり、コラボの定番なのに、隣県の業者と手を組んだのが興味深い。
たけやだと基本的に秋田県内でしか売れないが、シライシだとより広範囲で買ってもらえるというメリットはありそう。秋田県域の放送局の、県内にしか放送されない番組だから、ABSの直接的メリットは不明ですが…
あと、ホイップメロンパンにすることありきで、シライシを選んだのかも。(たけやにはこの手の商品はあまりない。作ろうと思えばできるでしょうけど)
あ、シライシのほうからABSに話を持ちかけたということもあり得るか。でも、ABSはそれを断らなかったことになる。

シライシパンのホームページにも、普通に紹介されているので、秋田県外でも売っているのだろう。
パッケージ裏にABSの名や「エビス堂☆金」と書いているけど、ふりがなもないし、県外の人は分かってもらえなさそう。
表には番組ロゴのシールが貼ってある。ここはフリガナあり
※シールは青森県内で発売されるものにも貼られていた。

メロンパンの中身は、秋田県五城目町産のラズベリーにチーズを合わせたクリーム。原材料欄では「ラズベリー果汁入りチーズ風味ホイップクリーム」。
五城目町はラズベリーことキイチゴの産地となるべくがんばっているのだけど、まだ量が確保できないのか、秋田県外での知名度は低そう。このパンが良い宣伝になるかもしれない。

パッケージ下の「ベリーナイス」「はいチーズ」といった説明文は、番組の出演者たち(局アナやローカルタレント)がそれぞれ考案し、そのうちの誰か(男性アナウンサー?)のが選ばれたそうだ。

四角い

ここのメロンパンは生地が若干パイっぽい
たしかにベリーとチーズの味。もっとラズベリーが多くてもいいかも。


少なくとも秋田市内では、今月中旬以降はスーパーでもよく売られていて、100円くらいで特売されることもある。コンビニでも売っているらしい。
でも、シライシのホームページでは12月1日発売扱いなのに、当初は店でなかなか見かけなかった。エビス堂の番組内では、「いとくで試食を行った」「コンビニでは発売開始日が異なる」という情報は流したそうだが、番組ホームページには出ていない。「発売中」というスポットCMは流しているが、「いつからどこで」が分からない。発売期間も不明。
放送とホームページという自前の告知媒体を持つのだから、多くの人に知ってもらって買ってもらうべく、詳しく教えてほしいものです。
【19日追記】ヤマザキ系では「原料の何%にラズベリーを使用しています」といった注記や、生産者団体などから材料提供・公認を受けている旨を表示することが多い(シライシでもあったかな)が、このメロンパンにはそれがない。五城目キイチゴの詳しい説明も含めて、そんなこともパッケージに表示すれば、信頼性と宣伝効果が高まるだろう。


ついでに、もう1つシライシの商品。
ポップ・ヒットバニラ 350kcal ※ホームページでは中黒なしの「ポップヒットバニラ」表記
背割れコッペにクリームをはさんだもの。以前から店頭で見かけることがあったものの、初めて購入。
シライシのロングセラー商品だそうだが、そこまでの認識はなかった。やっぱり秋田では広まったのは最近で、それほど認知されていないのかな。
「期間限定」とあるが、「クリームのおいしさを保つため、毎年寒い時期限定」で11月から4月末の販売とのこと。

見た目よりしつこくないクリームで、とてもおいしい。パン生地のあんばい、パンとクリームの配分も絶妙。ロングセラーなのも納得。

※「ベルギーチョコ入りホイップ」を入れた「ポップ・ヒットチョコ」もあり、2月から4月末までの販売。
コメント (39)
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秋田で買えた青森商品

2016-11-18 00:18:47 | ランチパック等パン類
秋田に居ながらにして入手できた青森関連の食べ物。
まずは、買わなかったけれど、ローソンと「柏農(はくのう)」こと青森県立柏木農業高等学校のコラボ商品。
2014年には「柏農のハヤシパン」が発売され、2015年には弁当が出ていたらしい。
2016年10月27日から11月28日までは「柏農カシフォン」が発売中。いずれも青森県産のカシス、米粉、牛乳を使い、1個税込み150円。

おそらく今年から、青森県外の東北地方各地でも販売されるようになった。11月1日から28日まで、「カシスシフォンケーキ」の商品名で販売。


次は工藤パン。
2013年から毎年秋に、青森放送(RAB)のラジオ番組とコラボしたパンが発売されている。(2015年はこの記事後半)
今年は、11月1日から12月30日まで、イギリストースト2商品が発売中。

秋田市のマックスバリュ広面店へ行ったら、
2つとも売っていた!
「麻生しおりの土曜はキュン」の「ナッツの思い出」445kcal/「十日市秀悦のサタデー横丁」の「4種のベリーマッチ」407kcal

ナッツの~は、「粒入りピーナッツクリームに、更にローストしたピーナッツを入れました。」。
4種の~は、「青森県産カシスと、ストロベリー、ラズベリー、クランベリーの4種のベリーを使用したジャムとマーガリンをサンド」。
原材料欄では「小麦粉、ミックスベリージャム(イチゴ、クランベリー、ラズベリー)、砂糖、マーガリン、カシスジャム、…」の順。

過去に比べると、名前は凝っているけど、パンとしては無難な内容かな。前はイカとかホタテとかだったんだし…
味はおいしかった。

イギリストーストが秋田県内で購入できるのは珍しくなくなったけれど、まさかRABとのコラボ商品が売られるとは思わなかった。
工藤パン側で、青森県外には出荷しない制限でもかけているのかと思ったが、そうではないようだ。
少なくとも秋田市ではラジオを聴取できないし、出演者も知られていないから、ほぼ無意味なコラボになってしまう。

マックスバリュ広面店では、以前は「ジャンボ」を売っていた。
広面店の判断で仕入れているのだろうけど、なかなか楽しいチョイス。今後にも期待します。



最後は「シベリア」。
この記事中ほどで紹介した、三角形の個包装のものは青森でよく売られている。最近は、ヤマザキやたけやでも作っているようだけどそれらを差し置いて、秋田県内でも売られていることがある。
さらに、こんなものもあった。
シベリア4個入 523kcal
パチッと閉めることができるプラスチックのパック(ケース)に入って、さらに袋で密閉されており、賞味期間は長い。2か月ほどか?

「シベリア」の文字は今風のシンプルなデザインだけど、「ユ藤パン」の旧ロゴに「青森発」といった表記もある。昔懐かしい味を広域販売する前提のパッケージなのかもしれない。

このシベリアは、
拍子木形の細長い直方体
長辺8.5センチ、あんこ(ようかん)が見える面の短辺3.3センチ、焼き色がある面の短辺3センチ弱といったところ。

あんこ部分の幅はばらつきがあり、5~8ミリ。

味はおそらく個包装と同じ。しっとりしながらも軽い食感。
パッケージ正面に、「シベリアの名前の由来は、シベリア鉄道の線路に見立てたという説があります」と書かれている。
そんなわけで、パッケージ右上には、
シベリア鉄道?
鉄道車両であることは一目瞭然だけど、いろいろとツッコミどころが…
・先頭のデザインは、どこか大陸的(?)でシベリア鉄道の機関車っぽくはある。
・でも、本来のシベリア鉄道は機関車を客車がひっぱる形式なのに、これは客席らしき部分が一体化し、パンタグラフが付いているから、電車だ。
・1両で動き、車両間の貫通路もなさそうで、路面電車っぽい。
・形式名もしくは車番として「KD910」とある。どっちも「くどう」ね。※同社がヤマザキ製品を受託製造した時の製造所固有記号が「KD」。

・左上のきっぷにも「KD910」の発券番号? が。発行日の2016.03.01はどんな意味? 消費期限と間違われたりしないかな。※このきっぷのデザインは他の商品でも見た気がするので、シベリア鉄道とは直接関係はないのでしょう。

リアルなシベリア鉄道の絵など載せたら国際問題になってしまうかもしれないし、これでいいのかも。(イギリストーストは大使館の了解は取ってあるそうです)
コメント (4)
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ジャンボ

2016-09-13 21:10:16 | ランチパック等パン類
秋田市のマックスバリュ広面店のパン売り場で、存在感を放つ菓子パンがあった。見ると工藤パン製だけど、「ユ藤パン」に見える旧ロゴ?
ジャンボ 黒糖 555kcal
存在感の理由は大きさ。デカい! その名も「ジャンボ」。英語で「JUMBO BREAD」とも表示。これで125円ほど。
そういえば、こんな商品もあると聞いたような記憶。

「懐かしのベストヒット」とあり、9月から発売された復刻商品だった。

このようなでっかいパンとしては、以前紹介した工藤パンでは直角三角形、たけや製パンでは長方形で、間にカステラ生地やクリームを挟んだ「カステラサンド」がある。
このジャンボのほうが、より大きい。何かを挟んだりはしていない、1つの塊。
でっかくてベタベタ
カステラサンド同様表面に規則的な凹凸がある。そして、表面には融かした砂糖みたいなの(包装では「グレーズ」と表記)が、けっこうたっぷり塗られているというより、載せられている。写真では、暑さでそれがさらに融けて、側面まで広がってしまった。

とうてい1度では食べきれないので、切る。
中はふんわりとしたパン
「自家製ルヴァン種製法」という、小麦粉とライ麦粉を合わせて熟成させた発酵種で、「深くコクのある風味」とのこと。これはそれに黒糖も入っている。
たしかに、大きさや値段のわりには、なかなか上品でおいしいパン。重くなく、スカスカパサパサでもなく、好き。
ただ、表面のベタベタ、いやグレーズは、なくてもいいか、もっと少なくてもいいかも。


ところで、「黒糖」でないジャンボもありそうなので調べたら、あった。
白いパンに、カスタークリームとやっぱりグレーズが載ったものがノーマル版で、今春頃に復刻発売されていた。ほかに「りんごジャム」も存在した。それらもおいしそう。

パッケージ裏面には、
「ジャンボのヒミツ」
3項目あって、
「「じゃんぼ」は津軽弁では「散髪・床屋・髪の毛」という意味」
「ダンボのお母さんの名前は「ジャンボ」」
「青森県民は「ジャンボ(大きく)で甘いもの」が好き」
とある。

最初の津軽弁の「じゃんぼ」は以前取り上げた
意味としては「髪の毛」という意味しかないと思っていた。だから「散髪した?」は「じゃんぼ刈った?」となる。散髪とか床屋という意味もあるのだろうか?

2番目で言っているのは、1941年のディズニー映画で、象のキャラクター「ダンボ」の母象の名前が「ジャンボ」という設定だったということらしい。知らなかったけど事実だ。
でも、それには、もう1段階前にあって、19世紀後半に「ジャンボ」という名の雄のアフリカゾウが実在した事実がある(これは知っていた)。ディズニーがその名を借用したことになる。
そればかりか、巨大なものを「jumbo」と呼ぶこと自体、象のジャンボがきっかけだそう。ボーイング747の愛称「ジャンボジェット」も、もちろん。

冒頭の写真のように、包装の左下に、人が乗った象のイラストが描かれている。黒糖以外でも共通。
だから象なのね

3番目。青森県民は「甘いものが好き」は、(秋田の一部地域もそうだけど)茶碗蒸しなど甘い味付けが好まれる傾向。
そして鶴田町の道の駅では、「びっくりパン」という巨大なパンが人気。(かつては町内の菓子店がジャンボシュークリームも売っていたがやめて、今は道の駅が作るようになった?)だから、大きい物好きもホントなんだろうか。

マックスバリュ広面店が、どうしてこれを選んで仕入れたのか分からない(マックスバリュ他店では見ていない)けれど、意外な出会いでした。

工藤パンホームページによれば、9月からは「イギリスブレッド」と「アメリカンブレッド」のそれぞれ「3斤」が発売されている。
写真では細長い商品だけどサイズ感が分からない。
要するに、一般的な食パンの3倍の長さってことでしょ? 店頭で場所を取りそう。ホントに青森の人は大きい物が好きなのかも。

ほかに、「おやつの王子様」の「お手軽つぶあん」「お手軽クリーム」という、あんパン・クリームパンが4個入ったものが新発売。
従来からある「おやつの王様」という(こし?)あんパン4個入りもあって、それらがマックスバリュ茨島店で250円くらいで売っていた(毎日ではないかも)。


イギリストーストの新商品「和栗&渋皮マロン」は、秋田市内のスーパーでよく見かける。
売る側にしてみれば季節商品コーナーに置くのにぴったりなんだろうけど、近年は、多くの食品メーカーで「秋=栗もしくはサツマイモもしくはカボチャ」という固定観念というか押し付けが激しくなっているように感じる。嫌いではないけれど、ほかにも秋の味覚はたくさんあるのに… カボチャなんて西洋のハロウィーンからの連想であり、日本では夏野菜だし、でなければ冬至でしょ(?)。

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秋商クリームボート

2016-06-20 23:37:32 | ランチパック等パン類
県立金足農業高校とローソンのコラボパンに続き、6月からはこんなものが発売中。
通常のたけや製パン製品の扱いなので、スーパーで購入できる。
たっぷり果実の入った クリームボート 282kcal
右上にあるように「秋田市立秋田商業高校開発商品」。

形状のみならず、包装の雰囲気からして、最近は派生商品がいろいろ出ている(この記事など)たけや製パンのロングセラー「バナナボート」シリーズ。
「“クリーム”ボート」という商品名は過去なかったはずだけど、過去には、バナナの代わりにリンゴなどのシロップ漬けを挟んだ「フルーツボート」があったし、2014年に秋田商業、金足農業、秋田工業の各高校が共同開発した「あきたっぷる」というのもあった。それらとの違いは?

皮には校章の焼き印
金農&ローソンを意識していそう。どうせなら商品名も「秋商クリームボート」にすればいいのに。

皮をめくると、

パインシロップ漬け、リンゴプレザーブ、洋ナシシロップ漬け、黄桃シロップ漬けとホイップクリームが入っている。果物は過去のフルーツボート系よりも細かく刻まれている。
クリームと果物が混ざっているのではなく、クリームの上に果物をまとめて置いた製法らしく、果物が中央部に寄っている。

「クリームボート」という商品名からして、クリームを楽しめそうだったが、思っていたよりも果物の量というか配分が多い。むしろ「フルーツボート」のような…

ちなみに、2015年の「りんごボート」の中身は、
こっちのほうがクリームが多かった? カスタードも入ってるし

せっかくの秋商開発商品なのに宣伝は控えめ。たけや製パンのホームページにはいちおう掲載されているものの、学校のホームページなどには出ていない。
なぜか、ローソン公式ホームページの「Home>地域限定情報>東北の限定情報」に掲載されている。【21日追記】21日に更新されて、掲載されなくなった。
ここって、ローソンオリジナルの地域限定商品の一部が紹介されるのだと思っていた。オリジナルであっても金農の商品は掲載されていないはずで、どうしてローソン限定ではないクリームボートが載っているのだろう?
「秋田商業高校とたけや製パンの共同開発スイーツです。」などと紹介。商品写真も出ているが、パッケージ右上の赤丸内は「秋田商業高校の/生徒が/考えてくれました。」とあって、実際と異なる。開発途中の試作品の画像だと思われる。(たけやホームページではちゃんとした発売中商品の画像)

【21日追記】クリームボートのローソンでの発売価格は8%税込み162円。スーパー等ではそれより安い場合がある。
また、現在「フルーツボート」も発売中。昨年と同じく、パインと黄桃が入っているようだ。となると、このクリームボートとの違いは少なく、競合してしまっている。

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バター餅蒸しパン・四喜福福

2016-06-07 00:09:33 | ランチパック等パン類
たけや製パンのお菓子2つ。
その前に、2013年にやっと開設されたたけや製パンの公式ホームページが、この6月1日に全面リニューアルされた。
同時に、公式ツイッターとフェイスブックも開設。(これは他の食品企業でも多いが、メールやフォームによる受付窓口は引き続き非公表)

「新商品」のページも、デザインが新しくなった。
月も変わったことだし、当然6月の新商品が掲載されていると思いきや、瀬戸内レモンのカステラサンドとか、さくらんぼのアベックトーストとか、5月の新商品が掲載されている。つまり、6月にページをリニューアルするのに、その前月の新商品紹介ページを作成するという、なんだか面倒なことをやっている。
「レシピ」には新しいものがアップされているようだが、それ以前にまずは売り物の情報を掲載するべきではないでしょうか。
【10日追記】6月9日になって、やっと6月の新商品が掲載された。「○月の」という表示がないので分かりにくいが、更新が遅れるのを見越して、わざとあいまいにしているのか。ツイッターやフェイスブックには、相変わらず新しいレシピ掲載ばかりが投稿され、新商品情報を更新した旨の告知はない。

何よりも、いくらデザインが最新でも、掲載情報が古くては、意味がない。
案の定(と言っては失礼だけど)、ツイッターとホームページ【10日訂正】フェイスブックもレシピの更新情報しか投稿されていない。

SNSも開設してやっと他の企業並みになったと、たけやさん(の上層部や経営陣?)は喜んでいるのかもしれないが、こんな状態ならば、ホームページやSNSなど閉鎖したほうがマシだ。
担当者が限られているといった事情もあるのかもしれないが、特に企業など組織では、最新情報に見せかけて古い情報をネット上に放置しておくものほど、みっともないものはない。


ということで、公式サイトよりも早く、6月の新商品。
バター餅風蒸しぱん 粒あん&ホイップ 293kcal
秋田県北秋田市には古くから「バター餅」という食べ物があるそうだ。僕も知らなかったが、2012年頃にテレビ(ケンミンショー?)で紹介されたのをきっかけに、ブームに。
秋田市内でも、北秋田から輸送されて売られるばかりでなく、秋田市内の菓子店やたけや製パンでも製造するようになった。
バターを混ぜてついた餅ということらしく、おいしい。製造元で差はあるが、それほど甘ったるくはなく、柔らかくてびろーんと伸びる。

それをモチーフに蒸しパン(和生菓子)にしたようだ。あくまでバター餅“風”で、米粉などは入っていない。バターは入っている。

厚手の蒸しパン生地で、ホイップと粒あんを巻いている。

味はおいしい。たしかにバター餅に近いような気はする。若干の塩味も感じた。
蒸しパン生地は、一般的な蒸しパンよりもちもちだが、もちろん、びろーんと伸びるわけではない。
元々のバター餅は何かを挟んだりしないのだから、ホイップとあんこは別にいらないような。生地だけを餅っぽい形状にしても、イケるのではないでしょうか。
この商品は、スーパーでも比較的よく発売されています。
【11日追記】やっと更新された公式ホームページによれば「男鹿の塩を生地に入れたほんのり塩味のあるバター餅風蒸しぱん」だそうで、だからしょっぱいのか。だったらパッケージにもそう書いてよ!


次は、あまり見かけない商品。秋田駅のコンビニNEWDAYSのパンコーナーにひっそりと置いてあった。【10日追記】シールはないものの、これも6月の新商品らしい。ドン・キホーテでも売られていたのを確認。110円くらいだったか。
四喜福福 枝豆 5個162円
第一印象では、単なる小ぶりで色の薄い草大福かと認識。
よく見ると「ふわふわの大福で枝豆あんを包みました。」さらに「まるっと秋田 collection」「国際教養大学×たけや製パン 共同開発商品」とある。
※この菓子自体が「大福」なのだから、「大福で包みました」という表現はおかしいのでは? 「ふわふわの餅で枝豆あんを包みました。」あるいは「枝豆あんを包んだふわふわの大福です。」のほうがいいのではないでしょうか。

そういえば、報道や秋田市広報で見た。
秋田市雄和にあり、全国的な評価が高いという国際教養大の学生が開発したお菓子が数種類売られていて、その1つがこれらしい。(たけや以外の地元企業との開発商品もあり、発売期間は異なる)

3月25日で更新が止まっているが、「秋田市×国際教養大学 お土産開発プロジェクト」という公式らしきフェイスブックがあった。
それによれば、四喜福福は、「米どころ秋田の餅文化と、お隣中国の長寿を祝うお菓子“寿桃”の融合により生まれた」。
中身は季節で変わり「春はさくら、夏は枝豆、秋はりんご、冬は味噌」。イベントでは4種揃った8個入りなども売るらしい。

今回買ったのは、透明のビニール袋に入れてシールを貼った簡易な包装だけど、そうじゃない箱入りもあるようだ。(どこで買えるの?)

原材料欄では「ずんだあん」とあるように、要はずんだ入りミニ大福。
たしかに柔らかくふわふわ、ずんだの味もしっかり。食べやすくて手軽なおやつやお土産にいいけれど、秋まで待てば今度はリンゴ入りが食べられるということでしょうか?
こちらも、もう少し情報提供してほしい。せっかく開発した商品なんだし、上手にPRすることも商品開発の一環ではないでしょうか。

※2016年9月から「りんごあん」が発売。

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青森のパン2016.4~5

2016-05-31 23:59:06 | ランチパック等パン類
昨日の秋田に続き、青森のパン。いずれも、4月~5月に秋田市内のスーパーで購入したもの。

昨年秋などにも触れたように、カシス(クロフサスグリ)は青森の特産。昨年末「地理的表示」の第1号として認定された7件のうち1つが、「あおもりカシス」。
5月に2社からそろって、あおもりカシスを使った菓子パンが発売された。


まずはシライシパンの「東北っていいなぁ。」シリーズ。
あおもりカシス&ホイップ 295kcal

やや酸っぱめ

工藤パンからは、
イギリストースト 青森県産カシスジャム&北海道練乳クリーム 328kcal

北海道新幹線もPR

原則として青森県内で販売されるイギリストーストだが、この商品は秋田市でもちらほら売られている。パッケージには地理的表示第1号の表記も。
一方、秋田はどうでしょう。いぶり○○○で内輪もめしている場合じゃないのではないでしょうか…


もう1つ、5月発売のイギリストースト。
イギリストースト 塩バニラクリーム&生キャラメル風クリーム 406kcal
「津軽海峡の塩」を使っているとのこと(詳細不明)。
なかなかおいしい。

4月発売。
イギリストースト 青森県産桃ジャム&カスター 323kcal
各商品には、イギリストースト50周年の表示もある。(通常品にも今年1月から表示)


最後は、秋田のたけや製パンが製造し、4月頃からマックスバリュ東北限定で売られているらしいもの。もう発売終了?
しっとりメロンパン りんごジャムホイップ 367kcal
以前も同コンセプトのパンを取り上げたが、その時は、ホームページには告知があったが、商品や店頭にはほとんど説明がなく、「マックスバリュ限定」が分かりにくかった。今回はこれに続いて第5弾ということになるのか。
今回は、
「45周年ありがとう」
商品に小さなシールは貼られた。でも、ホームページには掲載されなくなった。もうちょっと上手に宣伝するべき。
マックスバリュ東北は、前身の山形の企業から数えて45周年。現在の本社は秋田市にあり、青森進出は2001年。
 
これは、青森県産ふじリンゴのジャムを混ぜたホイップクリームを挟んだメロンパン。
山形産のラ・フランスジャムだかを入れた姉妹品もあった。

【6月3日追記】おそらく6月から、マックスバリュ限定らしき蒸しパン2種が登場。第6弾?
山形のサクランボジャムと秋田のジャージー牛乳。
【6月10日追記】マックスバリュ45周年マーク入りの商品はパン以外にも、ヤマザキの大きなシュークリーム、イセ食品「きみこい卵」等がある。

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金農パンぽ 他

2016-05-30 23:43:16 | ランチパック等パン類
ローソンと秋田県立金足(かなあし)農業高等学校がコラボレーションし、たけや製パンが受託製造するパンケーキが、2012年以来毎年5月頃に発売されていた。※2012年2013年
5年目となる2016年も、5月20日から1か月間、秋田県内のローソン限定で8%税込み140円で発売中。

初年度から続くのが、パンケーキの間に[リンゴジャムとクリーム][カスタードとクリーム]をはさんだものが1枚ずつ入るセット。クリームの素材などは、年によって微妙に変化(改善と言うべきか)されてきた。
2014年には、それとは別に、枝豆の「ずんだ餡」とヤマキウ秋田味噌とゴマを使ったもののセットも発売。
それが2015年には、[ずんだ餡&ホイップクリーム][こがしきなこ餡&ホイップクリーム]のセットとなった。
2016年版金農パンケーキ 497kcal
2016年は、パンケーキは伝統の「りんごジャム&ホイップクリーム」「花立ジャージー牛乳カスター&ホイップクリーム」の組み合わせ1種類のみの発売。

その代わり、新たに惣菜パンが発売された。
(右下)金農パンぽ 562kcal(?撮影ミスで不鮮明) 8%税込み140円
「パンぽ」とは不思議なネーミング。
説明には「比内地鶏スープで味付けをしたきりたんぽ鍋の具材を秋田県産米粉入りの白生地で包み焼き上げました」とあり納得。「きりたんぽ」をイメージしたパン。
形状もきりたんぽっぽい

長い

割った中身
デニッシュ風の生地。
生地の厚さが思ったよりもあって、中身は思ったより少ない。具材はこんにゃく、鶏肉、きのこ(エノキっぽい??)らしきものが。原材料欄には、「玉ねぎ・まいたけ・鶏肉・その他」とある。
米粉のせいか、生地はおいしい。具材の味はきりたんぽっぽいというか、肉まんの中身みたいな。いかんせん中身の量が少ない。もっと多くないと…

安定のパンケーキ、これからのパンぽ。どちらも来年に期待。

たけやと秋田商業高校のコラボ商品が6月に発売。

※6年目の2017年も、5月23日から発売。
「金農 パンケーキ」(税込140円)、「金農 アップルレモンデニッシュ」(税込145円)の2つ。
パンケーキは「秋田県産ふじりんご入りのりんごジャムとホイップクリーム、秋田県産ジャージー牛乳カスターとホイップクリームをそれぞれサンド」。
レモンデニッシュは「レモンスプレッドを合わせたホイップクリームと、鹿角産りんごを使用したプレザーブとジャムをデニッシュ生地に注入」。



ついでに、スーパーなどで発売される、岩手のシライシパンから。
何度か取り上げたように、東北各県の材料を使った「東北っていいなぁ。」シリーズがあり、5月から新商品が発売。
今回の秋田県は、
あめこうじ甘酒蒸しパン 247kcal
蒸しパンだからパンでなく「和生菓子」扱い。

パッケージは、「スギッチ」に次ぐ秋田県PRキャラクターとして昨年デビューした、なまはげ型の子どもロボット「んだッチ」。まだなじみが薄い…

「あめこうじ甘酒入りの生地とこしあんを使用した蒸しパン。」とある。
「あめこうじ」がよく分からない。ホームページの製品紹介には「「あめこうじ」は秋田県総合食品研究センターが開発した秋田県オリジナルの麹で、甘さが強く、スッキリとした味が特徴です。」とあった。
従来のこのシリーズでは、パッケージにこういう説明が掲載されていたものだが、今回は説明が雑。

「の」の字のあんこ(表面だけ)
原材料欄には「甘酒入りこしあん」とあり、あんこにも甘酒が混ざっているらしい。
甘酒の風味がする蒸しパン。あんこ入りの蒸しパンってあまり見ないけど、合っていていい。




そういえば、たけや製パンさん。
ホームページの新商品情報(同じページを毎月上書き)は更新されているのに、トップページからのリンクがなく、5月の新商品情報が未更新のように見えてしまっているのですが…
【6月1日追記】そして6月1日。2013年の開設以来、ずっと同じ構成だったホームページが全面リニューアルされた。同時に、ツイッターとフェイスブックも開設。
作った以上は、ちゃんと更新してね。
コメント (2)
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いぶりがっこパン

2016-03-07 22:32:04 | ランチパック等パン類
パンの話題が続きますが、今回はたけや製パンの新商品から。
今月は、アベックトーストの派生商品に「シュガーバター」、細々と続いているフレッシュランチに「ハムマヨ」が登場するなどしている。
フレッシュランチハムマヨは、ハムをカットしてマヨネーズに和えてある。本家ヤマザキランチパックの「ハム&マヨネーズ」は、ハムがそのまま挟まれているので、それが違うことになる。

そして、びっくりなパンも登場。
いぶりがっこのパン 243kcal
菓子パンではなく「惣菜パン」扱い。

「いぶりがっこ」は、秋田県内陸南部特産の、ダイコンやニンジンをいぶしてから漬けた漬物。たくあんを燻製にしたような味で、県外の人にも好まれることがある。ちょうど1年前には、その味のポテトチップスが発売されていた。※「がっこ」は秋田弁で漬物のこと(「雅香」が語源)。

それが入った、つまり漬物そのものが中に入ったパンが出た!
パッケージやホームページを見ると、「いぶりがっこ」に「○R」が付いており、「株式会社 雄勝野きむらやの登録商標です」とある。
秋田県民には、この手の漬物の一般的な呼び名として、広く浸透している「いぶりがっこ」が商標だったとは知らなかった。「ババヘラ」が商標なのと同じようなものか。
だけど、昨年のポテトチップスには、そんなこと書いてなかった気がするけど… ※登録商標に関してはこの記事にて

商標のことはよく知らないけれど、調べてみると、秋田県内の他の漬物メーカーなどにも、「いぶりがっこ」を登録している所がある。それはロゴやパッケージデザインってことなの?
マルアールが付くのならば、安易に「いぶりがっこ」を使わず、Wikipediaの項目名「いぶり漬け」とでも呼んだほうがいいのかもしれない。

開封。
見覚えのある形
2012年1月に発売されていた「秋田の大判焼き風パン」とそっくりの外観。

パッケージによれば、中にスライスしたいぶりがっことチーズクリームが入っているとのこと。
たしかにパンの中には(分かりにくいけど)クリームと漬物が!
普段食べるのと同じくらいの大きさ・厚さのいぶりがっこ。思ったより厚い。
けど、数は2~3枚程度で、思ったより少ない。
間違って入ってしまったかのような場違い感…
食べると、まず、パン生地部分だけでも、ほのかに燻製の味がする(ような気がするだけ?)。パン生地はほんのり甘みがある。
いよいよ、チーズクリーム&いぶりがっこ部分。パンを食べているのに、「ポリポリポリ」とがっこを食べている時の音と食感がするのが、おもしろい。
味は、悪くない。うまく合っている。
いぶりがっこにチーズを載せて出す飲食店や、その組み合わせのお菓子も出ているから、同じ方向性なんでしょう。

しょっぱくもない。むしろ、チーズクリーム部分だけを食べると、少々しょっぱい気がした。
ちなみに、パッケージ記載の1製品当たりのナトリウムは371mg。これから食塩相当量を換算(*2.54/1000)すると0.94234グラム。
「日本食品標準成分表2010」の食パンは、100グラム当たり264kcal、食塩相当量1.3グラム。そんなに違わない。

意外にもなかなかのパンだった。
(ピクルスは別として)漬物が入ったパンなんて、これが唯一じゃないかと思ったけど、そうではなかった。
滋賀県長浜市では、刻んだたくあんをマヨネーズで和えたコッペパンが「サラダパン」として、60年以上親しまれているとのこと。
じゃあ、いぶりがっこのパンも、がっこを刻んでクリームに混ぜたら、また違った味わいかも。どんなもんでしょうか。
あるいは、挟むパンを変えて、フレッシュランチ、もしくはヤマザキランチパックのご当地商品にしても、売れるかもしれない。いぶりがっこのコストが問題かな。

※この後、2016年8月には「秋田のリングエピ いぶりがっこチーズ」なるパンが発売された。
※2017年5月にはシライシパンからもいぶりがっこのパンが発売。
※2018年3月にはヤマザキランチパックにもいぶりがっこが使われた。

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人参シフォン・萩原シュー

2016-02-03 19:59:44 | ランチパック等パン類
秋田で売られている、青森関係のお手軽スイーツ2つ。

岩手のシライシパン(白石食品工業)が、毎年冬(?)に発売する、6県の素材を使った菓子パン・惣菜パン「東北っていいなぁ。」シリーズ。
今年は1月から発売中。その青森版。
ふかうら雪人参シフォンケーキ 223kcal
青森県深浦町で冬に収穫されるニンジンのペーストが、生地に練りこまれている。
パッケージのキャラクターは青森県産品PRイメージキャラクター「決め手くん」。
 
中央にホイップクリームがけっこうたっぷり。白い粉は「ホワイトチョコパウダー」で粉砂糖ではない。たしかにホワイトチョコっぽい味がした。
肝心のニンジンの味はよく分からなかったけれど、この値段でこれなら、上出来。

※後年、深浦のニンジンを使ったこのような食品も発売。


もう1つはローソンのスイーツ。
もらいものであり、公式ホームページにも紹介がないので、詳細は不明。表示がないから、「ウチカフェスイーツ」シリーズではないのでしょう。
萩原牛乳使用チョコホイップクリーム 皮まで美味しいチョコシュークリーム 222kcal
青森の乳業メーカー「萩原乳業」の牛乳をクリームに使ったシュークリーム。
 
皮の上部はゴツゴツしたいがぐり頭のような、栗まんじゅうのような「ビターなチョコマカロン生地」。
クリームはびっしりたっぷり

製造者は同じく青森の工藤パン。(バーコードも工藤パンの企業番号を使っている)
青森ならではの商品なわけだが、「萩原牛乳」が何者なのかの説明もないし、ローソンの「ロ」の字もないから、知らない人にはちょっと変わったシュークリームが、なぜかローソンで売られてると思うだけだろう。
せっかく青森県外で発売するのだから、もうちょっと工夫してはどうでしょう。

セブン-イレブンのなど、最近はクリームがとろっと流れ出すようなシュークリームも多い。これはそれと対極的だけど、こっちのほうが好き。
「皮まで美味しい」かはよく分からないけど、全体的においしいシュークリーム。

なお、2015年9月8日には「皮まで美味しいシュークリーム 萩原牛乳使用ホイップクリーム」が発売されたらしく、そのバレンタインデーにちなんだ第2弾ということだろうか。



最後に少々イギリストースト。
工藤パンのロングセラー「イギリストースト」の包装に、1月から「50th」と書かれた小さなマークが付いている。イギリストーストは1966年発売開始だそうで、今年で50周年。アニバーサリーイヤーの記念商品に期待できる?!(笑点、トヨタカローラ、明星チャルメラなどと同い年だ)
一方、秋田のたけや製パンの「アベックトースト」は、正確な発売開始年は分からないようです。

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新幹線ダブルサンド 他

2015-12-09 23:45:27 | ランチパック等パン類
11月末の工藤パン。
甘めの背割れコッペパンに、2種類のジャムやクリームなどを挟んだ「ダブルサンド」シリーズ。※以前の記事
来春の北海道新幹線開業にちなんだダブルサンドが、11月から2種類発売されていた。

チョコクリーム&北海道産練乳クリーム 353kcal / 青森県産スチューベンフィリング&ホイップ 347kcal
青函それぞれの素材を使ったものが1種類ずつ。パッケージの新幹線の車両は、JR北海道所有の「H5系」とJR東日本所有の「E5系」と、それぞれに対応している。(違いは帯の色だけですが)

チョコクリーム&北海道産練乳クリーム
練乳が濃厚で、チョコも滑らかでおいしい。

青森県産スチューベンフィリング&ホイップ ※写真の色が不正確です。
さわやかなスチューベンの味。
ダブルサンドシリーズは、どれもなかなか。

さて、両商品とも、パッケージ裏面にこんなキャラクターがいた。
何者?!
新幹線開業にちなんだキャラクターなのは想像できるけど、名前などは記載なし。半魚人?
ネットで「北海道新幹線 キャラクター」で検索すると、↑この人(?)ではない姿で、北海道が主導した「どこでもユキちゃん」というキャラクターの情報ばかりがヒットする。

もう少し調べたら分かった。
「λプロジェクトシンボルキャラクター「マギュロウ」」だそう。名前からすると、マグロなのか。
これは青森県が制定したもので、北海道新幹線開業により津軽海峡交流圏の形成を目指す「λ(ラムダ)プロジェクト」のキャラクターという位置付け。【11日追記】「λ(ラムダ)」とは、津軽海峡-青森(新青森)-八戸、そして新青森-弘前という、地図上での位置関係をイメージしていると思われる。
北海道新幹線開業の直接的なキャラクターではないことになるが、存在感は薄そう。せめてパッケージに名前を書くくらいしないと。
それに、せっかく北海道の練乳と車両の絵を使ったのだから、そっちはどこでもユキちゃんにすればいいのに。

※2016年1月には「青森県産桃ジャム&北海道産ミルクホイップ」が発売。モモは「あかつき」を使っている。パッケージはH5系と表面にマギュロウが移ったようだ。




先日の、秋田のたけや製パン「バナナボート」の続き。
通常版のバナナボートも食べた。ただし、パッケージは、
クリスマス仕様

中身はいつも通り
先日のバナナボートクレープで、「通常並みのバナナとホイップ」としていたが、間違いだった。
通常版のほうがクリームが多い。食べてみても、通常版のほうがクリームたっぷりでおいしい。
バナナボートクレープは、クリームが少なすぎる。クレープ皮の存在感もないし、イマイチです!
コメント (6)
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バナナボート・MVドーナツ

2015-12-07 21:22:44 | ランチパック等パン類

秋田ならではのお菓子、たけや製パン「バナナボート」。
永年、かたくなに1種類だけが製造販売されていたが、近年はさまざまな派生商品が発売されるようになった。(直近は4月に紹介
今までは、中身が違うものばかりだったけれど、11月からはこんなものが発売中。
バナナボート クレープ 411kcal
商品名が金色で見づらいが、皮が従来のバナナボートよりも黄色いのが一目瞭然。
「スポンジ生地の代わりにクレープで巻いたバナナボートだな」と予想はつく。

ところが、開封してみると…
クレープ?!

クレープの下にスポンジ?!
「スポンジ生地の代わりにクレープで巻いた」ではなく、「スポンジ生地の外にさらにクレープを巻いた」ものだった。
しかも、スポンジ生地は通常版よりも分厚い。「バナナボート 皮厚め・うっすらクレープ巻き」とするべきだ。

開くと、
通常並みのバナナとホイップ【9日訂正】通常版よりクリームが少ない(この記事末尾参照)

食べてみると、“クレープ感”はほとんどない。だって、通常よりもスポンジの分量が多いんだもの。
あんまり意味がないクレープというか、見掛け倒しというか。むしろスポンジ生地を少なめにするのなら、まだ分かるけど。
【8日追記】価格は通常のバナナボートより少し高めの150円超程度。

12月からは、バナナをチョココーティングして、ホイップとともに巻いた「バナナボート パリパリチョコ」も発売されている。
あとおもしろいのは、「アベックトースト 耳なし」。これも定番のマーガリンとイチゴジャムのアベックトーストの耳をカットしたもの。アベックトースト同様、マーガリンとジャムは反面ずつ塗布されているようだ。「ランチパックの縁を圧着していない版」とも言えそう。
※アベックトースト耳なしは、2016年12月には、縁を圧着したものになり、フレッシュランチシリーズに編入された。


【その後のバナナボートシリーズの展開を追記】
※2015年12月には「パリパリチョコ」が発売。バナナをチョココーティングして、ホイップとともに包んだもの。
※2015年12月30日のタカヤナギ・グランマートの折り込みチラシによれば、同店で「たけやバナナボートフェア」を開催。通常版(税込み114円。以下同)のほか、「ジャンボバナナボート(214円)」「ミニバナナボート3個(171円)」「バナナボートのバナナぬいちゃいました(96円)」、そして「ユナイト限定販売!(=タカヤナギといとく限定)」で「ショコラバナナボート(160円)」を販売。写真ではショコラ~はチョココーティングしたバナナを、チョコレート色のカステラ生地で巻いたように見える。
※2016年1月に「抹茶あずき」が発売。
※2016年2月に「キャラメル」が発売。
※ホームページでの告知がなく発売開始は不明だが、2016年4月に「バナナボート&苺」を確認。バナナとイチゴが両方入っているようだ。
※2016年6月に秋田商業高校開発商品と銘打って「たっぷり果実の入ったクリームボート」が発売。
※2016年7月に「カフェオレ」が発売。皮もクリームもカフェオレ色。
※2016年8月に「マンゴー」が発売。バナナのほかにダイスカットしたマンゴーが入り、ホイップもマンゴーホイップ。
※2016年9月に「すっきりおいしい 杏仁フルーツボート」が発売。「杏仁ホイップと黄桃」を包む。
※2016年10月に「クリームチーズ」が発売。フランス産のチーズを使用したクリーム。ほかに、ホームページには掲載されていないが岩手国体を記念した(?)「山ぶどうボート」も見かけた。
※2016年11月に「削りチョコ」が発売。「削りチョコクリームとバナナを包みこ」んだもの。
※2016年12月に「とちおとめいちごジャム」が発売。「とちおとめいちごジャム・バナナ・いちごホイップクリーム」をはさむ。
※2017年2月に「キャラメル&チョコ」、2017年3月にチョコがけバナナとチョコホイップの「Wチョコ」、2017年4月に「プリン風味に仕上げたホイップクリームとカラメルゼリーをバナナと一緒に包みました。」「プリンクリーム」、2017年6月に「生クリームと練乳で爽やかなミルク味に仕上げたクリームで優しくバナナを包」んだ「ソフトクリーム味」、2017年7月に「カフェオレ」、2017年8月に「フルーツボート パイン」(生地もホイップクリームもパイン風味と表示)、2017年9月に「塩キャラメル」がそれぞれ発売。
2017年10月には、県内3高校とコラボレーションした3商品が発売。
2017年11月には「フルーツボート みかん」が発売。ホイップクリームの中に、缶詰のミカンが入っているもので、けっこう好き。ホームページでは「しっとりスフレのようなスポンジでごろっとジューシーなみかんをホイップクリームで包んだ」としているが、皮は従来と違わなそう。
2017年12月には「ショートケーキ」が発売、包装には「ちょっと特別なバナナボート」とあり、「クリスマスケーキで使用する口どけなめらかなホイップクリームで優しくバナナを包みました。」。イチゴが入っているわけではなさそう。
2018年1月には「牛乳クリーム」が発売。「鳥海高原花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳を使用した、コクのある香り豊かな牛乳クリームでバナナを包みました。」基本的には基本のバナナボートとほぼ同じなので違いを明らかにするためか、皮の表面に、ホルスタインのブチ模様をイメージしたと思われる、茶色の円がランダムに入っている。282kcal(基本版のカロリーが分かったら、後で比較)。
2018年2月には「チョコクリーム」。「たっぷりの生クリームでバナナとまろやかなミルクチョコクリームを包みました」で、2種のクリームが入っている。
※ローソン秋田進出20周年(にしては1年近く遅い)として、秋田放送ラジオ「ごくじょうラジオ」とコラボした「プレミアムバナナボート(220円)」「プレミアムアベックトースト ジャム&マーガリン(135円)」が、2018年2月6日から4週間、ローソン限定で発売。前者は国産小麦、乳脂肪の高いホイップクリーム、後者は厚切りパン、国産イチゴジャム、岩塩入りマーガリンを使うといった、通常製品のアップグレード版のようだ。
2018年3月には「フルーツボート ダブルピーチ」。ホイップクリームとスポンジもピーチ味で、クリームには白桃と黄桃入り。
2018年4月には「プリンクリーム」。「プリン風味のスポンジとプリンクリームでカラメルゼリーとバナナを包」む。
2018年5月には「ババヘラ味」を発売することが、4月25日付秋田魁新報経済面で報道。進藤冷菓の監修を受け、実際のババヘラアイスと同じ「バナナとイチゴの香料を混ぜた生クリーム(バナナ“風”・イチゴ“風”とするべきでは?)」とバナナとサンド。スポンジはアイスをまねて半分をピンクに着色。って、昨年10月の高校の企画商品(金足農業担当分)とほぼ同じなんじゃ…新聞ではそのことには触れず、自社開発したかのように書いてるけど。希望小売価格税別160円。ちなみに6月にはアベックトーストのババヘラ風も発売。
2018年6月には「塩バニラ」。ホイップがしょっぱい(皮は?)。
2018年7月は「フルーツボート パイン」スポンジもパイン味。
2018年8月は「フルーツボート りんご」りんごとカスタード、ホイップクリームを包む。
2018年9月は「ダブルチョコ」チョコクリームとガナッシュクリームを包み、皮は左右で茶色と黄色に分かれる。
2018年10月は、県内の4つの商業高校の生徒がそれぞれ考案した「“四商”コラボ」。厳密には「商業高校および商業系学科のある高校」ということになろう。
秋田商業はつぶあんと求肥、バナナを抹茶クリームと抹茶生地で包んだ「秋商バナナボート 抹茶あずき」、大館国際情報学院の「KJバナナボート ブルーベリー&レアチーズ風味」、クッキービスケット入りクリームとチョコチップ、バナナをバニラクリームとココア生地で包んだ「能代松陽バナナボート クッキー&チョコ」、湯沢市三関産のさくらんぼジャムとバナナをさくらんぼ風味のクリームと生地で包んだ「湯沢翔北バナナボート さくらんぼジャム」。
2018年11月は「チョコバナナ」「なめらかなチョコとバナナをホイップクリームとココアスポンジで包みました」。
2018年12月は「ショートケーキ味」「クリスマスケーキで使用するホイップクリームで、バナナと苺ジャムを優しく包んだ」。
2019年1月は「フルーツボート ミックスフルーツ」黄桃。
また、「ぐるり東北味めぐり」シリーズで「こまちボート」も発売。バナナボートを強く意識した商品であるが、大きさや中身などの違いも大きく、個人的には番外的位置づけにしたい。詳細はリンク先参照。
2019年2月は「ティラミス風」。「マスカルポーネ入りクリームとコーヒークリーム、バナナ」を茶色い皮で包む。
2019年3月は「フルーツボート ダブルピーチ」。「ピーチ味のホイップクリームとスポンジでゴロっとジューシーな白桃・黄桃を包みました。」。
2019年4月は「プリン風味」。2018年4月の「プリンクリーム」はスポンジもプリン風味だったことになっているが、こちらはそうではないようで、「ふんわりソフトな生地にバナナと濃厚な味わいのカスタードクリーム、ほろ苦いカラメルゼリーを包んだ」。
2019年5月は「バナナスイーツボート ミルキークリーム」。パッケージでは「Sweets」は英語表記でペコちゃんのイラスト、ミルキーの包み紙と同じピンクの水玉(花形?)がデザインされる。「不二家「ミルキー」のれん乳を使用したクリームとバナナ」を包む。
2019年6月は「塩バニラ」「男鹿半島の塩とバニラビーンズを入れたすっきりとしたホイップ」。
2019年7月は「メロンミルク味」。男鹿市限定で売られている「ババヘラ・メロンアイス」とのコラボ。バナナとメロンホイップクリーム、ホイップクリームをはさむ。メロンの果肉は入っていなそう。
2019年8月は「フルーツボート ヨーグルト風味」。「ダイスカットした黄桃とパインを組み合わせたヨーグルト風味(のホイップ)」。
2019年9月は「ババヘラ味」。ほかにホイップクリームに果肉入りいちじくジャムをはさんだ「いちじくボート」。にかほ市大竹地区産・勘六商店のイチジクを100%使用。
2019年10月は、「3つのスポーツ強豪校×バナナボートコラボ」として県内の運動部が著名な高校と「共同で企画した製品」3つ(よく分からないコンセプト)。ホームページ掲載順に、サッカーの秋田市立秋田商業「秋商ボート 黒みつきなこ風味クリーム(求肥入り)」、バレーボールの県立雄物川「雄高ボート 紫いもクリーム(さつまいもダイス入り)」、ラグビーの県立秋田工業「秋工ボート 塩キャラメルナッツ(はちみつ入り)」。
いずれもバナナボート扱いなので、バナナが入る。順に「ほうじ茶風味のスポンジにバナナと求肥、きなこクリーム、黒蜜フィリングを包み」「紫いも風味のスポンジにバナナと紫いも風味のホイップ、紫いもあん、さつまいもダイスを包み」「はちみつ風味のスポンジにバナナと塩キャラメル風味のクリーム、ナッツを包み」。秋田商業は創立100周年の歴史から和風、雄物川はスクールカラーが紫、秋田工業は「汗と涙と青春の味」という理由。
2019年11月は「パリパリチョコ」。「チョコをかけたバナナをチョコ味のホイップクリームとココア味のスポンジで包」む。バナナにかかったチョコの味とパリッとした食感がおもしろく、わりと好き。
2019年12月は「あまおういちごジャム」。「いちごクリーム・バナナ・あまおうを使用したいちごジャムを包」む。ジャムのイチゴは福岡県産らしい。
2020年1月は「ミルクティークリーム」。
2020年2月は「ティラミス風」、「ココア生地でバナナとマスカルポーネ入りクリーム、コーヒークリームを包」む。
2020年3月は「フルーツボート トリプルピーチ」。「黄桃、白桃、若桃とホイップクリームをサンド」。
2020年4月は「はちみつレモン」。「バナナとはちみつとレモン味のホイップクリーム」。
2020年5月は「秋田のプレミアムバナナボート」。「秋田県産小麦「ねばりごし」を使用したスポンジにジャージー牛乳入りの濃厚なホイップクリームとバナナをサンド」。
2020年6月は「カフェオレミルキー」。「不二家ミルキーの練乳入りのカフェオレクリームとバナナを包」む。包装にはTakeya×FUJIYA、PEKO 70th Anniversaryのロゴ。
2020年7月は「ショコラ」。「ココアスポンジでホイップクリーム、バナナ、チョコを包」む。
2020年8月は「ババヘラボート チョコバナナ」。「パリパリ食感のチョコバナナとババヘラアイスをイメージしたイチゴクリーム、バナナクリームを包」む。
2020年9月は「いちじくボート」。「ホイップクリーム、いちじくジャムとドライいちじくを包」む。「にかほ市大竹地区産・勘六商店のいちじくジャム使用」。フレッシュランチでも「いちじく&マーガリン」が発売され、こちらは「勘六商店のいちじく100%使用」。
2020年10月は、毎年恒例の高校とのコラボ。今年はこじつけ的理由はなく、単に「生徒と共同で企画した製品」4種。
「秋商ボート コーヒー&ホイップ」スポンジとクリームにコーヒー(さらにホイップも)、「由利高ボート あまおういちごジャム」生地(と包装に表記)とクリームがイチゴ、「角高ボート ピスタチオショコラ」生地とクリームがピスタチオでけずりチョコ入り、「KJボート(※) ほうじ茶クリーム」生地とクリームがほうじ茶でけずりチョコ入り。※大館国際情報学院。
2020年11月は「フルーツボート リンゴ&みかん」。ホイップクリーム。袋には「ゴロッと果肉感!」。「リンゴ」がカタカナ表記なのが、たけやにしては珍しい。
2020年12月は「いちご&チョコ」。「イチゴ味のホイップクリームとチョコをかけたバナナを包」む。
2021年1月は「カフェオレ」。
2021年2月は「パリパリチョコ」。
2021年3月は「フルーツボート ダブルピーチ」。「ピーチ味のソフトなスポンジでピーチ味のホイップクリームとダイスカットした黄桃と白桃を包みました。」
2021年4月は「あずき」。十勝産あずきのつぶあんとホイップクリーム。
2021年5月は「プリン風味」「ソフトなスポンジでバナナとプリン風味のクリーム、カラメルゼリーを包みました。」。
2021年6月は「レアチーズ風味」。
2021年7月は「レモン味」「バナナとレモンクリーム、瀬戸内レモンフィリングを包みました。」。
2021年8月は「チョコバナナ」「チョコがけしたバナナとバナナ味のホイップクリームを包みました。」。
2021年9月は「いちじくジャム」「バナナとホイップクリーム、にかほ市大竹地区産のいちじくジャムを包みました。」。にかほ市大竹地区産・勘六商店のイチジク100%。フレッシュランチなど他商品もあり。
2021年10月は県内高校とのコラボ商品。「金農ショコラナッツボート」「西目モンブランボート」「大農キウイヨーグルトボート」「桂桜豆乳きなこボート 黒蜜ソース入り」。
2021年11月は「ティラミス風」。「ココアスポンジでバナナとマスカルポーネクリームとコーヒークリーム、ココアパウダーを包みました。」。袋には「バナナボートで懐かしスイーツ」と表示。
2021年12月は記録忘れ。
2022年1月は「カフェオレ」。カフェオレ風味クリームに、花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳使用。
2022年2月は「大曲中りんごボート」。「大仙市立大曲中学校の生徒と共同で企画した製品」で、「りんごプレザーブとりんご風味ホイップクリーム」を包む。生徒会執行部の生徒27人が関わったようだ。中学校とのコラボは初で魁でも報道され、大曲中の生徒会執行部顧問から話を持ちかけ、「販売期間は定めていない」とのことだったが、1月25日の秋田経済新聞サイトによれば、「生徒から「地元を元気にするための新商品を開発したい」との申し出」を受け、「販売は8月31日までを予定する」。
2022年3月は「フルーツボート ピーチ」。「ホイップクリームと黄桃、白桃、ピーチジュレを包」む。なお、ほかの3月の新商品に、包装では「大人の味わい ラムレーズンボード(トでなくド)」、ホームページでは「大人のラムレーズンボート(ドでなくト)」とされるものもあるが、それはスポンジでラムレーズンクリームをサンドイッチ状にしたものなので、バナナボートシリーズと関連性は低い。
2022年4月は「バナナボート 大盛り」。「バナナとホイップクリームを盛り(大盛りの間違い?)にしたちょっぴり贅沢なバナナボートです。」1個345kcal。※通常版は316kcal。アベックトーストでも大盛りが同時発売。
2022年5月は「プリン風味」、「バナナとバニラビーンズ入りカスタード クリーム、カラメルゼリーを包」む。
2022年6月は「レアチーズ風味」、「花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳を使用したレアチーズクリームとバナナを包」む。包装では「レアチーズ風味ホイップ」と表記。
2022年7月は「チョコバナナ」、「チョコをかけたバナナとバナナホイップクリームを包」む。包装は「秋田の夏祭り」の文字と、秋田竿燈まつりと大曲の花火の写真入り。
2022年8月は「大曲中りんごボート」と「モンブラン風」。前者は今年2月の再販か? 後者は「バナナとマロン味のホイップクリーム、マロンあんを包」む。
2022年9月は「いちじくボート」「いちじくジャムとホイップクリームを包」む。「にかほ市大竹地区・勘六商店のいちじく使用」。恒例のイチジク使用のフレッシュランチ等もあり。
2022年10月は県内4高校生徒との共同企画商品。創立60周年を記念し「バナナ、黄桃、白桃、みかんの4種類のフルーツとカスタード味クリーム、カラメル味クリームを包みました。」「プリンアラボート(秋田南高校)」。石田ローズガーデンをイメージしたバラ色(ピンク色)の生地で「バナナといちごミルク味のホイップクリーム、いちごジャムを包みました。」「いちごミルクボート(大館鳳鳴高校)」。「雪のような真っ白なスポンジ生地にバナナ、チョコ、ミルク味のホイップクリーム、アーモンドダイスを包みました。」「豪雪ボート(大曲高校)」。アップルパイをイメージし「シナモン香るりんごの蜜漬けとカスタード味のホイップクリームを包みました。」「アップルボート(横手高校)」。
2022年11月は「キャラメル&アーモンド」。
2022年12月は「いちごクリーム」「いちご風味スポンジで、バナナ、いちごクリーム、パリパリとしたチョコを包みました。」。
2023年1月は「濃厚ショコラ」「ソフトなココアスポンジでバナナと濃厚なチョコホイップ、ビターチョコクリームを包みました。」。袋ではチョコホイップを指すと思われる部分に「ベルギー産チョコパウダー入りチョコクリーム」。
また、派生商品として「バナナボートのホイップブール いちご」。「ソフトな生地にバナナボートのホイップクリームといちごのソースをサンドしました。」。要冷蔵でメロンパンのような見た目。
2023年2月は「大曲中ボート キャラメル&コーヒー」と「粒あん」。前者は「コーヒー風味のスポンジにバナナとキャラメル風味チョココーチング、コーヒークリーム、アーモンドを包みました」。
2023年3月は「モンブラン風」。「ソフトなスポンジ生地でバナナ、マロンあん、カスタードホイップを包みました。」。
「バナナボートのホイップブール コーヒー」も。
2023年4月は「抹茶ラテ風」。「ソフトなスポンジ生地でバナナ、抹茶ラテ風クリーム、削りホワイトチョコを包みました。」。
2023年5月はバナナ、カスタード風味クリーム、カラメルクリーム、カラメルゼリーを包んだ「プリン風味」、ココアスポンジでバナナ、マスカルポーネ入りクリーム、コーヒークリーム、ほろ苦いココアパウダーを包んだ「ティラミス風」。
「バナナボートのホイップブール ブルーベリー」も。ブルーベリー味のソフトな生地にバナナボートのホイップクリームと甘酸っぱいブルーベリージャムをサンド。
2023年6月は「シャインマスカットジャム」と「レアチーズ風味」。
派生商品として「バナナボートのホイップメロンサンド」と「バナナボートのホイップいちごサンド」。要冷蔵。表面がメロン色/イチゴ色でコーティングされたコッペパンのような見た目で、横方向にホイップとメロン/イチゴのソースをサンド。
2023年7月は「チョコバナナ」。「チョコをかけたバナナ、バナナホイップクリーム、チョコホイップクリームを包」む。昨年はチョコホイップがなかった。包装は祭り柄だが、竿燈などはなし。
2023年8月は「渋皮モンブラン」「バナナ、渋皮マロンあん、ホイップクリームを包みました。」。
派生商品で「バナナボートのホイップレモンサンド」「バナナボートのホイップクリームとレモン風味クリームをサンド」した要冷蔵のコッペパン風。
2023年9月は「いちじくジャム」、ホームページでは「とろ~っとしたいちじくジャムを入れました!」とあるが、ホイップクリームも入る。包装には「にかほ市大竹地区産勘六商店 いちじくジャム使用」。
類似商品として「ふんわりくりーむけーき」「スポンジ生地でホイップクリームを包みました。」。
2023年10月は、恒例の県内高校との共同企画製品。今年も4校。校章の蜂をイメージしたはちみつ風味の生地にマーマレード、ホイップ、チョコを入れた「オレンジショコラボート(秋田中央高校)」、ココア生地にアーモンド、チョコホイップクリーム、チョコ、チョコスプレーを入れた「チョコっと濃厚【能高】ボート(能代高校)」、横手をイメージして抹茶風味生地に白玉、きなこ風味クリーム、黒みつソースを入れた「城下町ボート(横手城南高校)」、校標のひとつ「質実剛健」をイメージしシンプルで質にこだわって、白い生地に花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳入りホイップクリームとキャラメルソースを入れた「バナナボート極(本荘高校)」。
派生商品で「バナナボートのホイップサンド モンブラン」。8月のレモンサンドの系統。しっとりマロン風味生地をコーティングしたブリオッシュ生地で、ホイップクリーム、マロン風味クリームをサンド。
2023年11月は「フルーツボート りんごカスタード」「りんごの密漬けと、ホイップクリーム、カスタードクリームを包みました。」。
2023年12月はホームページ掲載の新商品なし。類似商品「ふんわりくりーむけーき」の「チョコ」が発売( 包装では「ふんわりくり〜むけーき」表記 。要冷蔵)チョコホイップをスポンジ生地で包む。
2024年1月は「ラズベリー&ショコラ」「ココアスポンジにビターなチョコホイップ、ラズベリージャム、バナナをサンド」。
2024年2月は「大曲中バナナボート」「【大曲中の生徒との共同企画製品】 チョコ掛けしたバナナとバナナピューレ入りホイップクリームを包んだバナナボート」「規格外バナナのピューレを使用した濃いめのバナナクリーム」「ココア風味の模様入りスポンジ生地」。
2024年3月は「フロマージュ」「バナナとクリームチーズ入りのホイップクリームを包んだ」オーストラリア産クリームチーズ、北海道産牛乳のホイップ、地中海レモンの果汁使用。
2024年4月は「聖霊短大りんごボート」「【聖霊女子短期大学コラボ】 もったいないパイナップルの食物繊維パウダーをやさしい甘さのホイップクリームに合わせました。」秋田県鹿角産りんごのプレザーブ使用、生地はピンク色で、表面にはリンゴの葉と果実、校章をカラー印刷。
2024年5月は「コーヒー牛乳味」「コーヒー牛乳味のホイップクリームを包み」、クリームに花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳使用。
2024年6月は「塩バニラ」「男鹿半島の塩とバニラビーンズシードを入れたすっきりとしたホイップ」。
派生商品で要冷蔵の「バナナボートのホイップメロンパン」。昨年と同一か?
2024年7月は「チョコバナナ」。包装のイラストではチョコがけバナナを「バナナ風味クリーム」で包んだように見えるが、ホームページでは「チョコがけしたバナナと、チョコホイップ・バナナホイップを包みました」。包装は「秋田の夏祭り」として竿燈と大曲花火の写真入り。
派生商品「チョコバナナボートのホイップメロンパン」。チョコホイップにチョコを線状にかけ、ココア風味のブリオッシュ生地で包み、ココア風味生地をかける。
2024年8月は「秋田タウン情報とのコラボ企画として、県内の企業様と共同開発した商品」2種。「プレミアムバナナボート(ホームページではプレミアムボート) 生キャラメル(山のはちみつ屋監修)」と「プレミアムボート 生ショコラ(オルディネールショコラ監修)」。前者はバナナ、生キャラメルフィリング、ホイップクリームを、秋田県産はちみつ使用のスポンジ生地で包む。後者はバナナなし、ガナッシュ(秋田市広面のオルディネールショコラのガナッシュ)とショコラホイップクリームをココアスポンジ生地で包む。
2024年9月は「いちじくボート」。バナナなしで「にかほ市大竹地区産のいちじくジャムとドライいちじくを包みました。」。勘六商店のいちじくジャム使用。
2024年10月は、恒例の高校の「生徒と共同で企画した製品」が4つ。今回は、いずれも白っぽい色の皮で、そこにキャラクターがカラーで印刷されている(が少なくとも袋表面やホームページには説明なし)。
「さつまっぷるボート(秋田西高校)」ダイス入りさつまいもクリーム、蜜漬けりんご、ホイップクリーム。絵は青いリボンを首に巻いた鳥。「あらこうボート(新屋高校)」創立40周年の旨が記される。竹炭入りごまホイップクリームとバナナ。絵はトラ。「ディアボート(鹿角高校)」チーズホイップクリーム、ブルーベリージャム、バナナ。絵はシカ。「犬っこボート(湯沢高校)」いちごジャム、チョコチップ、チョコホイップクリーム、バナナ。絵は犬。
昨年と同名の「バナナボートのホイップメロンパン モンブラン」も。渋皮マロン風味のメロンパンにバナナボートのホイップクリームとモンブランクリームをサンド。
2024年11月は「ティラミス風」「ココアスポンジでバナナとコーヒークリーム・マスカルポーネクリームを包んだ」。ココアパウダーもかかる。
2024年12月はバナナボートの新商品は掲載なし。類似商品「ふんわりくりーむけーき いちご」「とちおとめ果汁入りホイップクリームを包みました。」
2025年1月は「濃厚ショコラ」「チョコクリームとビターチョコクリーム」が入る。皮はチョコ色でない。
2025年2月は「こまちボート 苺ジャム&ホワイトチョコ」。秋田県冬の大型観光キャンペーン「誰と行く?冬の秋田」に合わせた、JR東日本秋田支社とのコラボ。JRとたけや連名のプレスリリースでは、「秋田県産米粉入りの白いスポンジ生地の間に苺ジャムやホワイトチョコを入れ、生地にはJR秋田支社公式サイト「ココロに出会う旅 meet the heart」の秋田犬キャラクター「あきお」をプリントしました。」、抜けているがバナナとホイップクリームも入る。2月1日~28日の販売。駅のNewDaysとデイリーヤマザキでは税込み248円。秋田県内各店舗のほか、東京都内の秋田県アンテナショップでも販売。
2025年3月は「抹茶ホイップ&ホワイトチョコ」。たけやのいくつかの商品で「西尾の抹茶」を使用した「抹茶フェア」開催。新聞広告のみで、ネットにはその旨掲載がないし、3月と抹茶のつながりが分からない。抹茶の旬は11月頃だそう。
2025年4月は「カスタードホイップ」シンプルだが、純粋なカスタードのみ+バナナの組み合わせはこれまでなかった。
類似商品「ふんわりくりーむけーき チョコ」も。
2025年5月は「粒あん」。粒あんとホイップクリーム。ホームページでは「つぶあん」表記。
2025年6月は「フルーツボート りんご」と「塩キャラメル」。ホームページの紹介文は、他の商品は従来通りですます調(敬体)なのに、この2品のみ「ソフトなスポンジでホイップクリームと密漬けりんごを包んだ。」「ソフトなスポンジでバナナと塩キャラメルホイップクリームを包んだ。」と常体。
派生商品で要冷蔵の「チョコバナナボートのホイップメロンパン」と「バナナボートのホイップメロンパン」。
2025年7月はバナナボートの掲載はなし。「ふんわりくりーむけーき コーヒー」と「バナナボートのホイップサンド」を発売。後者って、2021年にブームになって、今は見なくなったマリトッツォ【2021年6月23日の記事】とどう違うのだろう…
2025年8月は「ハニーラテ風(山のはちみつ屋)」と「フルーツボート 黄桃&パイン」。前者は「はちみつ入りのスポンジでバナナとホイップクリーム・コーヒーフィリングを包」む。「山のはちみつ屋 監修」で、はちみつは「秋田県産」。「コーヒー(という名のたけやの菓子パン)のコーヒーフィリング使用」。
派生商品で「バナナボートのホイップメロンパン 瀬戸内レモン」。


【バナナボートの生地などについての情報】
2020年12月6日付秋田魁新報・にちよう学芸館コーナー「仕事のゲンバ」で、たけや製パンが取り上げられた。それによれば、
・パン・和洋菓子など自社ブランド約370品、ヤマザキ受託分を加えると約千品を手掛ける。
・うち「定番」に位置付けているのは約50品。
2020年10月に最新設備を導入し、バナナボートの生地を改良。生地を均一に混ぜられ、よりしっとり柔らかな生地に。
・導入したのは「2軸ミキサー」。ホイッパーが2本あり、空気と生地の比重にばらつきがなくなり、仕上がりに関わる混ぜる時間も短縮。クリスマスケーキのスポンジにも使用。
・56歳の代表取締役専務は、2017年に山崎製パンから就任。大分県出身。
・菓子パン「コーヒー」のクリームは、専務が初めて食べた時に苦くて驚いたが、秋田ではこれが定着(僕は嫌いです)。クリームは50年前から都内の会社で作っていて、味もほぼ変わっていない。

【イオン限定販売「にぎわい東北」のバナナボートについて】
イオン東北が企画し、東北6県の材料などを使って、主に東北6県のグループ店舗限定で発売する「にぎわい東北」という食品シリーズがある。缶詰やお菓子など幅広く、通常商品のバリエーションとして発売されるものもあるが、そのロゴマークが表示されるのみで、「イオン限定」とは表示されない。ホームページに全商品が掲載されるわけでなく、製造元のホームページにも載らないので、全貌も分かりづらい。2021年6月に、にぎわい東北のバナナボートも散発的に発売されることを知った(例にもれずロゴ以外は通常品と同仕様のようだ)。さかのぼった分も含めて以下に記す。
2020年7月中旬「塩バニラ」。「ホイップクリームに男鹿半島の塩使用」。2018年と2019年に通常発売されていたものと同じか?
2020年12月中旬「あずき」。「生地に秋田県産小麦「ねばりごし」使用」。
2021年2月下旬~3月初め「いちごミルク風味」。「クリームに花立牧場工房ミルジーのジャージー牛乳使用」。
2021年6月中旬「塩キャラメル風味」。「秋田県産米の米粉使用」。



たけやが製造し、マックスバリュ東北の営業エリア内の産物を使用し、同社店舗限定で発売される商品。第4弾が12月1日から1月31日まで発売中。(9月の第3弾
従来同様、パッケージには「マックスバリュ限定」とはひとこともなく、マックスバリュ東北運営の秋田県外の店舗でも販売。

今回は米粉を使ったドーナツが2種類。
「秋田県産米粉+(黒い)チョコがけ」と「新潟県産米粉+ホワイトチョコがけ」の組み合わせ。いずれも2個入り、税込み105円。
新潟県産米粉使用のドーナツ2コ入 ホワイトチョコ
なぜかこれだけ特売で62円(見切り品でなく)と格安で売られていたので購入。
それにしても商品名が長ったらしくて味気ない。「2コ入」まで商品名にしなくてもいいのに。
チョコは片面にだけ
原材料には、米粉よりも先に「ミックス粉(小麦粉・…」が出てくる。
「使用粉中、新潟県産米粉を14.5%使用しています」とある。
米粉のおかげか、もっちりした食感もするような気がするが、なんかパサパサしたような気も…【7日22時追記】パサパサは正しくないかも。ドーナツらしい、揚げてカラッとした食感が少ないというか、そんな感じ。たけやの通常のドーナツのほうが好き。

マックスバリュ東北は、来年3月で新潟県から撤退(イオンリテールへ移管)するので、新潟関連商品はこれが最後かもしれない。そして山形のものはまだ1度も使われていない。

※いちおう第4弾といえそうなものも発売された。この記事後半。

コメント (5)
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青森のパン2015.10

2015-10-28 23:07:02 | ランチパック等パン類
青森関連のパンの話題。
弘前で買ったものを紹介する前に、10月は秋田の店でも青森に関したパンがいくつか売られていた。
イギリストースト 青森県産のカシスジャム&マーガリン 396kcal
秋田市内のイオンリテールやマックスバリュ東北の店舗で、月間通して販売。普段、イギリストーストの通常品を置いていない店舗にもある。通常品でないイギリストーストが秋田で買えるのは、久しぶり。

カシスことクロフサスグリは、青森県の特産。青森に40年ほど前に導入され、今は全国流通量の8割が青森産だそうだ。
カシスはこれまでも、工藤パンの製品や、ヤマザキランチパック(青森県産かは不明)に使われたことがあった。今年10月は工藤パンで、このイギリストーストのほかスポンジ生地を半月形にして間にものを挟んだ「スペシャル」の「カシスジャム&チョコクリーム」も発売。(だけど弘前でもスペシャルは見かけなかった)

イギリストーストならではのジャリジャリ感はないけれど、甘酸っぱくておいしい。


もう1つ青森のカシスジャムを使った商品だけど、岩手のシライシパンのお菓子。
これも秋田のイオンで月を通して売られていて、WAONボーナスポイントが10ポイント付く。
あおもりカシス ケーキタルト 363kcal


直径8センチ、厚さ2.5センチ弱でけっこう小さい。
カシスジャム入りシロップをかけていて、表面はテカテカで種が見える。中もカシス色。
見た目ほど甘くはないものの、やっぱり甘い。カシスの風味はしっかり。「タルト」にしては、しっとりした食感で、底だけサクサクしている。

翌年にも、2社そろってカシスのパンが発売。


次は青森県産リンゴのヤマザキ製品。「秋の味覚」という、全国各地の農産物を使ったシリーズの1つのようだ。
青森県産りんごの果汁入りホイップとミルクホイップのデニッシュ 400kcal 仙台工場製
長い名称。

ホイップが若干こってり。


以下、弘前で購入した、工藤パン製品。
イギリスフレンチトースト ハムたまご 291kcal 2015年8月発売
多国籍なネーミングの「イギリスフレンチトースト」シリーズも続々と登場。
ハムが1枚+半分挟まれていて、良心的!
昨年夏に「ハムマヨ」を食べた時は、卵液がスパイシーな気がしたけれど、今回のハムたまごは、スパイシーさはなかった。これはこれでいいけれど、あれも良かった。


2009年に、イギリストーストを(ランチパックの工藤パン版の)フレッシュランチ化した「フレッシュランチ イギリストースト風」を紹介した。
(再掲)2009年のフレッシュランチイギリストースト風
その後も、細々と発売が継続されていたようだが、最近、包装がリニューアルされて、新たに大量に陳列する店もあった。
フレッシュランチ イギリストースト風 234kcal×2個
バーコードの数字は以前と同じ。
9月から、フレッシュランチの定番、ツナサラダ、タマゴ、ピーナツクリームで、イギリストースト用のパンを使ったものが出ている(従来品のリニューアル?)ので、それに連動したのだろうか。
包装もそれらと共通なので、この商品もパン自体もイギリストーストなんでしょう。形が違ってや耳がないので分かりにくいけど。

ちなみに、通常のイギリストーストは、1個(=2枚1組)で457kcalなので、フレッシュランチ1包装とだいたい同じ。
味も以前と変わったような気はしない。通常のイギリストーストよりクリーミーながらもしつこくなく、食べやすかった。


工藤パンでは、2013年から秋に、RAB(青森放送)とコラボした商品を発売している。
今年は、さきイカをマヨネーズで和えたのを挟んだイカ型パンもあるらしいが、見かけたのは次の2種。
鉄マンの黒石やきそばパン 262kcal
見切り品シールがなくても、ごちゃごちゃとした包装。
昨年に続きラジオ番組「GO!GO!らじ丸」。包装では「タイアップ商品」と表記。黒石市のご当地焼きそばのドッグ。
「鉄マン」とは同番組パーソナリティーの1人で、ミュージシャン。「黒石やきそば大使」も務めている。

黒石やきそばは、麺が平べったいのが特徴で、それが再現されている。
「黒石“つゆ”やきそば」では、そばつゆなどをかけるのだけど、ただの「黒石やきそば」だから、麺の太さ以外は、普通の焼きそばパンとあまり違わないかな。
2017年にも同じ趣旨のパンが発売された。


最後は、月の途中ながら「新発売」シールがあり、出たばかりらしいもの。
お岩木メロン スチューベンフィリング 355kcal
「生地にメロンパンの皮をかぶせ、青森県産のスチューベンフィリングを絞りシュガーをトッピングして岩木山の形にしました。」
これも以前と同じく「麻生しおりの土曜はキュン」とのコラボ。こちらは「プロデュース」の名目。
スチューベンは、青森特産のブドウ。以前も商品があった。
パッケージに「お岩木つづり」とあるけど、何だ?

岩木山型! 雪は中腹に多く積もってますな

スチューベンフィリングはジャム状
見た目より軽い食感で、甘さも控えめ。ジャムもあっさりしている。
一般的なドーム型のメロンパンよりも食べやすくて好き。

【11月2日追記】11月初めに更新の工藤パンホームページによれば、11月の時点では4種類の「RABラジオコラボ企画」パンが出ている。
土曜日の2番組から2商品ずつを発売。「土曜はキュン」からは、上記お岩木メロンとコーヒークリーム&チョコクリームのイギリストースト。
午後放送の「十日市修悦のサタデー横丁」からは、上記イカ型「イカしたデニッシュ」とあんずジャム&マスカルポーネクリームのイギリストースト(あんずは長野県産、マスカルポーネは北海道産)。

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