田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

中古品

2018年08月28日 | 日記
 私は、パソコンの中古品を長く使ってきた。理由は安いからと、常に二台でバックアップ体制を整えないと、一人事務所は不安だ。中古PCは何かと手間がかかるが、幸いこの程度のパソコン知識は身につけた。結果的にパソコン環境は安価に済ませたような気がする。
 
 マイカーも中古、しかし先代のハッチバックと、今使っている軽は新車だ。中古の理由は、安くて、細かな傷に気を使う必要が無いからである。車庫のない駐車だから、磨き上げても無駄。
 
 とにかく自家用車を持つようになっても、洗車は二三度の経験しかない。ワックス磨きで懲りた。車はあくまでも靴、多少の汚れは仕方がない。中古で充分。ただし点検は気を遣い、業者に委ねた。アクシデントは一度も無かった。
 
 昔々、粗大ごみは無料で収集してくれた。町内のゴミステーションに持ち出して置けば、使えそうな物を住民の誰かが回収することもあった。その次に『ボテ屋さん(廃品回収業者)』が金目の物を回収する。これでだいたい半分になった。残ったものを、市のトラックが回収した。ほんとうのECOだった。
 
 いつ頃からか「ボテ屋が散らかす」とか「ボテ屋が持っていくのはおかしい」との理由で、当日持ち出しとなり、その後有料になった。まだ使えそうな物がゴミとなるのだった。
 
 ある時、私は動きが悪くなった扇風機をゴミステーションに捨てた。ところが住民の方が「これ使えそうだからもらうわ」と扇風機を持ち帰った。扇風機などの動力系は、負荷がかかると発熱する。一定の温度に達すれば発火する。機器が古くなって通電しなくなれば発熱もないが、扇風機のような単純な機械は、かろうじて動くからこそ危険なのだ。だから扇風機火災が多いのだ。
 
 中古品は、解って使わないと危険なのだ。