阿波おどり

　踊る阿呆に見る阿呆の阿波おどり、昨晩のニュースで取り上げられていました。総踊りを分散したい市側と、分散したら総踊りじゃないとの意見が対立したそうですが、そもそも赤字解消のためらしいです。

　赤字の原因は、市観光協会と徳島新聞社のずさんな運営で、４億円を超す累積赤字が表面化し、今年は市主導の実行委が初めて主催したそうです。今まで一ヶ所の有料観覧席を分散して、収益をあげる魂胆らしいが、果たしてそれで観客が増えるとは思えません。
　
　私の近くで『徹夜踊り』で有名な盆踊りがあります。７月から各町内で始まり、１３日～１６日が徹夜、午後８時～翌朝４時までだそうです。小さな町で駐車場も少なく、隣市の駐車場からバスで移動するなど、会場にたどりつくまで苦労が多いと聞きました。
　
　主催は観光組合、地域の活性化を目的としているようです。徹夜踊りで街を知ってもらい、名水、寺巡り、アウトドア等などで、観光客を呼び込もうとする作戦は、今の所成功してるのではないでしょうか。たぶん小さな田舎の街が官民協力して、頑張っているからではないかなぁ。有名になればなるほど、利権が絡むのだと思うオイラです。