田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

おもわず言う口癖

2018年01月06日 | 日記
 どこかの市長が取材記者に向かって「殺すぞ」と言ったことで、謝罪会見をしたそうだ。謝って済むことではないという人もいれば、言っただけだから、という人もいるだろう。しかし考えてみれば「殺すぞ」と思わず口に出した人はいったい何人くらいいるだろうか?。こんな統計は無かろうが、おそらく1%以下だと思う。
 
 正月、孫の○っちゃんと庭へ出た。妻が用意したブーツの大きさを確かめるだけのつもりだったが、○っちゃんは裏門から散歩に行きたいと言った。手をつなぎ、正月の静かな通りを散歩、川で魚や水鳥を見るのは初めてだろうが、あまり驚かなかった○っちゃんだった。
 
 公園のブランコでしばらく遊び、○っちゃんの「帰ろ」の言葉を待った。ずいぶんブランコで時を過ごした。団地を一巡し、庭の裏門にたどり着いた。庭からベランダに上がると、○っちゃんが「オシッコしたい」と。大急ぎでブーツを脱がし部屋へ駆け込んだ。あいにくトイレは○っちゃんのお父さんが使用中。○っちゃんの大きな声「もう待てない!!」
 
 なんとか失敗をまぬがれた○っちゃん、思わず出た言葉だろう。この言葉はそんなに使わないだろうし、○っちゃんの人生で一回だけしか使わない言葉かもしれない。
 
 市長が使った「殺すぞ」は不良少年がケンカの時によく使う言葉だ。テレビでよく見かける。そんな少年も成長するにつれ、自制心や事の良し悪しを学び、俗悪な言葉を使わなくなるものだ。これだけを考えても残念な市長だ。もうこんな人しか首長にならないのか、そら恐ろしくなる・・・。