敵前逃亡、裏切り...

　日ごろ褒めない人が他人を褒めると、裏を読みたくなるのだが、ツイッターの短文では、裏を読もうとすると透けてしまう。元東京都知事がツイッターで左派の党首を褒めたらしい。
　
　衆院選の情勢について、次のようにツイート「今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ」
　
　こんなこと言われる前に、誰もが思ったことだ。世間は小池さんをひどく褒めたが、多くの人は小首をかしげた。希望の党に入党したい人達の思いは、図らずも分かる。タダの人にはなりたくないのだ。溺れるものは藁をも掴みたいのだ。
　
　それが、ふるいに掛けられると聞いた途端、ガヤガヤし始めた。挙句の新党結成は、関ヶ原より劣るとしか言いようがない。男なら「俺は希望の党など行かん」と言うべきだった。ただの人になるなら、男のまま、女のままでただの人になったほうが良かったともうぜ。１０年後２０年後によみがえるかもしれない。
　
　ところで、元東京都知事のお爺さん、都議会に呼び出された時「悲しいが、最近はひらがなも忘れるようになった」っておしゃってなかったですか？。おいら、男らしくないと思うぜ。