田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

お灸の営業

2016年06月20日 | 日記
 一昨日の土曜日『こちらはオンキュウの××ですが・・』って。オイラたちの記憶の中では、オンキュウは恩給の方に頭脳の針が振れてしまいます。電話の主は温灸の宣伝をしたかったようです。
 
 話は、ビワの葉っぱから作る『もぐさ(艾)』らしいのですが、もぐさはヨモギから作ることは、田舎育ちですから知っています。私はもぐさの語源は、揉み草だとさえ思っていました。ビワって日影でも強く、比較的大きく、しっかりした葉っぱのように記憶しています。あれで柔らかいもぐさができるのか信じられません。
 
 ネットで調べたらビワの葉療法がありました。万病に効くらしい、すぐには信じられない薬効です。これを顔が見えない電話で営業するから、さらに怪しげな商売に感じられました。
 
 故郷では、お灸を「ヤイト」って言ってました。子供のお仕置きに「ヤイトを据えるぞ!」って。子供達はそれでおとなしくなりました。大人たちの肩や背中には、500円玉くらいのツルツルした、ヤイトの跡が2列4段とありました。それがとても痛々しく恐ろしげでした。迷惑な営業電話で、しばし昔を思い出しました。