田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

迂闊に信じちゃ・・

2016年06月03日 | 日記
 自戒を込めて「何事も迂闊に信じちゃいけない」都知事のことです。私は都知事を信じていたわけではありませんが、介護保険のことは少しばかり信じていました。老いた母の介護に苦労した話を、話半分としても信じていました。どうも騙されたみたいです。今日の記事を読み『あの鉄面皮ならば、さもありなん』と・・・。
 
 私と都知事はほぼ同い歳、環境も何かしら似ています。都知事は実母を、知事の姉上に面倒を見させていたようです。親の面倒を息子が見るべきなどとは思いませんが、そうならば何かしら援助はすべきです。その援助が介護保険だったとしたら、そこまで身銭を削るのが嫌だったとのかとさえ思えます。
 
 私が騙され悔しかったのは、私と似ていたからです。私は末っ子です。母と同居していた次男夫婦は離婚、次男は出奔行方不明。母を私が呼び寄せ、楽しく暮らせたことはとても幸せだったと思うのですが、同じ責任を負うべき長男夫婦はエホバの証人なる宗教に傾倒し、義姉が母に会いに来るのは宗教勧誘のみでした。とにかく自分達の生活、宗教が第一で、母のことを考える素振りはありませんでした。見かねた私が注意したら「しかたがないだろ。俺たちはエホバの証人だから」と・・・・。きっと都知事も「しかたがないだろ、俺は大学教員だから。国会議員だから。知事だから」と使い分けたのだろうと思います。
 
 落ち着いて考えれば、長兄と知事は考え方が似ていました。自分が第一で、若者は劣り、男性が主導権を握って、女性はただ従えば良い、等などを語っていました。私は今まで人を見、人を知って、己の人を見る目を養ってきたのですが、今回は見事騙されました。少しばかり悔しい思いです。
 
 あ、言い忘れましたが、長兄は老いた母を見舞うこともなく、母の葬儀にも来ませんでした。実姉には「もう縁を切ったから関わるな」と言ったそうです。望んだのではありませんが、田神家のお墓を守ってくれそうな息子夫婦と、可愛い○っちゃんには、親戚が無くなったけど、この方が良かったかもしれません。良いに決まってます。