田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

解せぬ『蛍光灯、実質製造禁止へ』

2015年11月27日 | 日記
 理由はわかりますが、製造禁止って大げさすぎませんか?。我が家の小部屋や、廊下の照明は全部LEDにしました。理由は、オイラが新しいもの好きだということと、電気消費量が少ないLEDランプが、ぐんと安くなったからです。しかし、20W直管LEDや、サークライン蛍光灯器具に匹敵するLED器具は、数万円と高価です。これらはまだ、我が家の経済状態からしては贅沢品です。

 さて、よく似たこととして暖房器具がありました。昔々の暖房はコタツが一般的でした。ストーブは部屋全体を暖められるのですが、燃料が薪といえども、手に入れるには、夏のうちから用意しなければなりませんでした。生木はとてもストーブでは燃えないのです。また、買えば一束20円、煙草10本が30円の時代です。
 
 我が家は材木屋でしたので、適度に乾燥した木材は有り余っていました。ならば、薪ストーブかと言えば、おが屑ストーブでした。のこぎりを使うと出る粉のことをオガコといい、オガコは湿っていても、オガコストーブの中で、適度に乾燥しつつ、ゆっくり燃えました。一回のオガコ投入で、一時間ほどは燃え続けました。使いみちの無かったオガコが燃料になり、良いことづくめでしたが、専用のストーブは大きく、とても高価でしたので、一般的ではありませんでした。一般的な木の切れ端も、決してタダではありませんでした。
 
 ですから、ストーブは毎日使えるものではなく、とても寒い日、小学校は氷点下にならねば点火できませんでした。とても厳しいことでしたが、子供も節約していたものです。
 
 近頃、薪ストーブが見直されていますが、見直す観点が異なっています。『炎が心の安らぎを生む』とか『ストーブでシチューを』と、暖を摂ることよりも生活のファッションの一部になっています。
 
 ロウソクの炎の下の食事、なども聞きました。となれば白熱灯は料理を引き立たせる灯、などのキャッチコピーも現れるでしょう。CO2を発生するストーブと同じく、電気代金を多く担う白熱灯も、古き文化の贅沢で残るのではないですか?。私は使いませんが・・・・合理的じゃ無いから・・・。