お葬式の席順 今朝の朝刊から

　本日の朝刊記事です。母が他界し、もうすぐ二年になろうとしている田神家です。神道の私達は、死を穢としますが、葬儀やお墓については普通に話します。もちろん、我が家だけかもしれませんが・・・。
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　母の場合も、ずい分前、亡くなる二十年も前から話し合っていました。もしもの場合を考えてのことでしたが、私も事務所を構えていましたし、兄も勤め人で、それなりの立場がありましたので、新聞広告を出す程度のお葬式を考えていました。
　
　母はずいぶん長生きでした。母は親戚を見送り、故郷の知人も他界し、母を知る人もすっかり少なくなりました。母の兄弟姉妹ではもっとも長生きしました。母が送る人はいなくなりましたので、家族葬で送ることができました。葬儀が二十年前であったら、とても家族葬では済まなかったと思っています。母は私たちにずいぶん楽をさせてくれました。
　
　母存命中、母の葬儀のために真っ先にとりかかったのは家系図でした。母に聞かねば分からない親戚も、母に聞くことで網羅できました。
　
　記事にあるように、葬儀の席順など、知らないことが多いのです。席順のことで気まずい雰囲気を感じたご葬儀もありました。家系図を葬儀屋に渡しておけば、参列してくださった方の親戚関係が他人にも分かります。葬儀屋が席札を常識的に配置してくれます。
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　作りましたが、母の葬儀に使うことはありませんでした。私の故郷では『お墓の準備をするほど、人は長生きする』と言われています。正にそのとおりでした。