田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

一年近く過ぎた後藤さん拉致事件後の新聞記事

2015年11月17日 | 宗教その他
 私の思うことをブログで書こうと思いつつ、切り取り残した新聞記事がありました。いつの頃だったか憶えておりません。夏だった頃でしょう。あの恐怖さえも忘れかけています。気味悪い声で、全身黒尽くめの男が、無人機で殺害されたニュースを先日聞きました。殺し、殺される先にいったい何が生まれるのだろう、私には分かりません。
 
 昨日、フランスで同時多発テロが起こり、百人を超える死者と百人近い重体の方々があると聞きました。首謀者はやはりISのメンバーだと言われています。このような事件が起こる前から「ISはイスラム教ではない」とさかんに、TVで識者が語っていました。今日貼る新聞にもあるように「ISによる犠牲者の大半はイスラム教徒」だと、カリーマ・エルサムニーさんは、ISとイスラム教を区別しています。
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 私の聞きかじった知識では、イスラム教のスンニ派とシーア派は、同じイスラムでありながら、殺し合いの戦いをするそうです。共にイスラム教なのに、とうてい私には理解できません。同じ一神教であるにも関わらず、後継者の選抜方法が違うことから分派したと聞きます。身内だからこそ憎しみが倍増するのかもしれませんが、こんなことならば宗教は無用です。自分が天国に行けるから戦う聖戦など、今の私には理解できません。
 
 弱い人、貧しい人、女性子供が殺されるのを防ごうとするならば、世界中の人々が、少なくとも、今あるいざこざを休戦して向かわねばなりません。しかし、それに乗じて動きまわる卑怯者もいるでしょう。せめて私達ができることは、異端な宗教に目を向け、警鐘を鳴らし続けることしかないのでしょう。暗い気持ちです。