不安になってきました

　"世界の村で発見！こんなところに日本人"（ＪＷ夫婦出演回）をブログで紹介してくださった人がいました。私は、かねがねあの番組を見ていて、なんと無鉄砲な、なんと無茶な行動との思いが湧き上がり、ときには腹立たしい思いもあり、あまり好きな番組ではありませんでした。かと言って、ヤラセや編集があっての番組だと、怒るのは大人げないと思うこともありました。
　
　今回はＪＷ夫婦で、多くの人から『クズ』言われていました。思い出しますと、ＪＷ家族であった兄一家の謎の行動が、ネットで語られる、素人にも判るエホバの奇妙な教えと一致します。なにも知らない一般人にしてみれば変人奇人の類なのでしょうが、トバッチリを食らう身内は迷惑以上の不安材料なのです。
　
　其の一、環境問題にうるさかった義姉はことあるごとに「自家用車は持つべきではない」と持論を展開しておりました。自家用車を持っていなかった我が家を味方につけたような物言いに、私達は辟易としました。持たなかったのは、母との同居のために、将来の貯蓄に回したのですが、分かってくれませんでした。それがある日から、二人の娘に免許を取らせ、二台の中古自家用車を購入し「お年寄りを手助けしている」と美談にすり替わってしまいました。
　
　其ノ二、ゴルフ三昧で身を滅ぼした次兄を諌めた長兄は「貧乏人が金持ちの真似をする遊び」とゴルフを断罪していましたが、退職金でゴルフ会員権を買ったと聞き驚きました。ところが、格闘技禁止のＪＷはゴルフはＯＫなんですって。特に、長老接待のためには有効と聞き、合点しました。
　
　其の三、機会あるごとに「年金なんてもらえないから、かけるだけ損になる」と聞かされ続けました。老いた母が「少しだが、苦しい時も掛け続けたお金だ。命を繋ぐには無理だが、喉は湿らせるくらいはできる」と言い返していました。言い続けたのは、娘達を正業に就かせない言い訳であったことに合点しました。
　
　遊びと浪費で人生を終えた次兄には、虚しさと哀れみを感ずる私ですが、言いたい放題、私たちに訓話を垂れ続けた兄一家が、己のクズを顧みず、とことん辛抱もせず、自分たちが苦しくなると、私に経済的援助を求めるのではないかと、不安を感じます。計画的に日々を送った家族ではないので、とても怖いことです。何事も起こりませんように・・・・。今日は楽しい話じゃありませんでした。