続・蛙独言

ひとりごと

「普天間」再々度

2010-04-26 19:11:52 | 日記
昨日は沖縄で「主催者発表・9万」の集会があったという。
「基地はいらない」趣旨で、沖縄に連帯する集会が東京・大阪・京都などでも開催されたようだ。
神戸でも規模は小さなものだったが、元町の私学会館で集会があり、蛙も参加してきた。

現状、難しい段階ではある。
蛙は「お気楽」に「普天間はこのまま存続されるだろう」ようなことを以前にも書いている。
自民党政権の折に「普天間」は辺野古移設が決定をされていて、粘り強い反対運動が展開されてきた。
実際、困難は前政権に起因する。
多分、「この線」に戻ることは無い筈だ。
沖縄に一人犠牲を強いてきたことの反省から「県外、国外移設」という話なのだろうが、「この国」のどこに移設することも難しいことだろう。
「手を挙げるもの」など誰もいないのだから。
社民党は「グァム」などを挙げていたようだが、これも当の「グァム」住民の現在でも過重な状況やグァム島先住民に対する「差別」問題を考える時あまりに無責任な論法という外ない。
「本質的」には「海兵隊はいらない」、「武器で平和は作れない」という話であるのだが、「日本国」政権が「今、この時点で」そのように主張することは無理だろうと思われる。

問題は、「この国」の人々が、徹底的な平和主義を獲得できるのかどうかということになる。

「米軍基地」を時間をかけて減らすこと、「安保」を平等互恵な「平和条約」に改変すること、「日中・日朝」間の外交努力で恒久的な「平和条約」の締結を目指すこと、そういう大きな「東北アジア戦略」が「国民的合意」として確立されなければなるまい。

それ以外に「普天間」の解決は無い。