消費税増税法案が衆議院で成立をしたわけだが、この後、参議院で議決をされ決定をされていくことになる。
その間に、内閣不信任案ということになるのかどうかというところが現状だろうか。
新聞やテレビでは「公正を期して」ということで市民の受け止め方の内、増税賛成派と反対派双方の意見が紹介されていたりする。
これはペテンという外ない。
積年の悪政の継続で「国の借金」がこの4月時点で1207兆円にも膨れ上がっているので、このままではデフォルト(国家破綻)は免れないとして、まずは増税から始めようという提案は多くの人々の意識にマインドコントロールのように刷り込まれているが、実際、この借金は殆ど「国債」が中心であり、その保有者は外国の人というよりは「この国」の人々なのであるから、ギリシャやEU南欧諸国のような財政破綻というようなことにはなる筈もないのだ。
また「反対派」ときたら「これ以上の負担は耐えられない」と言っている人ばかりかのように紹介されていたりする。
蛙は「いずれ消費税増税は避けられない」と考えているが、例えば一般家庭の「食材購入費」等を非課税扱いとするとか、所謂「逆進性」を緩和する工夫はいくらでもあるはずだ。
最近、ベーシックインカム(BI)について勉強しているのだが、まだよくは分かっていないけれど、「これ」が受け入れられるとすれば大方の問題は解決するだろうと思う。
コメント欄に「BI・実現を探る会」のHPアドレスを貼り付けておくので、随分分量が多いからなかなか読むのは難しいけれども、是非、ご覧いただきたい。
ようするに「こどももお年寄りも一律に一人当たり10万円~15万円を支給してしまう。後は自分で稼いでもらって・・」といったもので、最初に浮かぶ困難は「財源はどうする?」ということになるが、これは「政府紙幣」を発行して賄えばよいということらしい。
もともと「通貨」とは「交換手段」に過ぎなかったはずだが、現在「通貨」そのものが「商品」となってしまっているのはどう考えてもおかしい。
常識では「お金」は「利息」が付随するが、この「政府紙幣」は「利息」が付かない。
それだから単に「交換手段」としてのみ機能することになる。
過去の歴史で実際、一時的ではあるが、「政府紙幣」が財政を救ったことがある。
ただ、この「実現」は「資本主義」の否定形であるだろうから、相当な抵抗が予想される。
レーニンは「帝国主義論」の中で「腐朽しつつある資本主義」という表現をしていたと思うが、現在を言えば「死を目前にしてのた打ち回る資本主義」ということになるのではなかろうか。
民主・自民・公明3党合意でなりふり構わず突き進む政治状況は、この時代が「ブルジョアジー独裁」以外の何ものでもないことがますますはっきりしてきたということであり、3党が民衆の方への目線を捨て去り、金持ち階級の「太鼓持ち」になり下がってしまったということだ。
それにしても「人はどこまで腐敗することができるのか」改めて思い知らされた気がする。
その間に、内閣不信任案ということになるのかどうかというところが現状だろうか。
新聞やテレビでは「公正を期して」ということで市民の受け止め方の内、増税賛成派と反対派双方の意見が紹介されていたりする。
これはペテンという外ない。
積年の悪政の継続で「国の借金」がこの4月時点で1207兆円にも膨れ上がっているので、このままではデフォルト(国家破綻)は免れないとして、まずは増税から始めようという提案は多くの人々の意識にマインドコントロールのように刷り込まれているが、実際、この借金は殆ど「国債」が中心であり、その保有者は外国の人というよりは「この国」の人々なのであるから、ギリシャやEU南欧諸国のような財政破綻というようなことにはなる筈もないのだ。
また「反対派」ときたら「これ以上の負担は耐えられない」と言っている人ばかりかのように紹介されていたりする。
蛙は「いずれ消費税増税は避けられない」と考えているが、例えば一般家庭の「食材購入費」等を非課税扱いとするとか、所謂「逆進性」を緩和する工夫はいくらでもあるはずだ。
最近、ベーシックインカム(BI)について勉強しているのだが、まだよくは分かっていないけれど、「これ」が受け入れられるとすれば大方の問題は解決するだろうと思う。
コメント欄に「BI・実現を探る会」のHPアドレスを貼り付けておくので、随分分量が多いからなかなか読むのは難しいけれども、是非、ご覧いただきたい。
ようするに「こどももお年寄りも一律に一人当たり10万円~15万円を支給してしまう。後は自分で稼いでもらって・・」といったもので、最初に浮かぶ困難は「財源はどうする?」ということになるが、これは「政府紙幣」を発行して賄えばよいということらしい。
もともと「通貨」とは「交換手段」に過ぎなかったはずだが、現在「通貨」そのものが「商品」となってしまっているのはどう考えてもおかしい。
常識では「お金」は「利息」が付随するが、この「政府紙幣」は「利息」が付かない。
それだから単に「交換手段」としてのみ機能することになる。
過去の歴史で実際、一時的ではあるが、「政府紙幣」が財政を救ったことがある。
ただ、この「実現」は「資本主義」の否定形であるだろうから、相当な抵抗が予想される。
レーニンは「帝国主義論」の中で「腐朽しつつある資本主義」という表現をしていたと思うが、現在を言えば「死を目前にしてのた打ち回る資本主義」ということになるのではなかろうか。
民主・自民・公明3党合意でなりふり構わず突き進む政治状況は、この時代が「ブルジョアジー独裁」以外の何ものでもないことがますますはっきりしてきたということであり、3党が民衆の方への目線を捨て去り、金持ち階級の「太鼓持ち」になり下がってしまったということだ。
それにしても「人はどこまで腐敗することができるのか」改めて思い知らされた気がする。