続・蛙独言

ひとりごと

その三

2013-07-04 14:32:08 | 日記
人気アニメ「ワンピース」は蛙も「お気に入り」なんだね。
ちと荒唐無稽に過ぎるって感じはあるけれど。
主人公のルフィは「海賊王」になるって野望を抱いていて、何よりも「仲間を大切にする」ってのが基本で、それ以外はなーも考えていない天然の「スットボケ」。
「反権力」とか「悪徳は許さない」とか、そんなことはなーも関係なくて、自分のゆく道を邪魔する奴は「ぶっとばす」って話だ。
結果、時代の支配者層と対決することになるあたりが蛙の気にいっているところだね。
「問題がらみ」でちょっと気になるあたり、コメント欄からジャンプして問題の「シーン」を見ることができるからご参考までに。
九蛇王国の姫君、ボア・ハンコックら三姉妹と闘うことになるのだが、その顛末だ。
http://www.youtube.com/watch?v=wBMZtZg_QM8

ハンコックら三姉妹は幼い折に攫われて売り飛ばされ、世界を支配する貴族「天龍人(てんりゅうびと」」一族の奴隷だったという生い立ちがある。
この時、背中に「奴隷」であることを示す烙印が焼き付けられていた。
そこから脱出をして「九蛇王国」の女帝になったのだが、悪夢のような奴隷であった時代の記憶から、「烙印は決して他者には見られてはならないもの」「見られるのは死ぬより辛いこと」という意識に囚われている。
この戦闘には勝つのだが、最後にその烙印が衆人の目に晒されそうになるところをルフィがそれを隠す。
ハンコックらは「助けられた」と考え、その後、自分たちの「秘密」を涙ながらにルフィに打ち明ける。
ルフィは「なんだぁ、そりゃぁッ!」という受け答えで、人の過去に拘らないことを表明するのだが、こういう態度で、ハンコックの心をわしづかみにし、彼女は「片想いの恋」に落ちる。そして、この後の「冒険」では彼を助けて大活躍をすることになるのだが。

そういう話なんだが、蛙はこの「くだり」に大きくひっかかるわけだ。
過去、奴隷であったことが知れると、女帝ではいられない、この国を出なければならないという考え方が「人」の常識としてあるものだと言っているのだろうか?
「人の値打ち」が「その人」の出自によって左右されるという考え方に捉われているのだろうか?

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1 コメント

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ルフィ対ハンコック (kaeru)
2013-07-04 14:34:18
http://www.youtube.com/watch?v=wBMZtZg_QM8
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