続・蛙独言

ひとりごと

不調続きで

2010-11-27 19:30:54 | 日記
体調が悪かったというのでないけれど、精神的にずっと不調が続いていて、更新ができていない。
仕事もきちんと出勤はしているのだけれど、ストレスがたまるばかり...
世界大でもとんでもない状況が続いているし、この「国」だって「混乱極まれり」てな雰囲気だね。
とうとう今年も残すところ僅かばかりになった。
「たいしたこともできなかったなぁ」と内心忸怩たる想いが強くある。
「本を読む」くらいなことはできているので、それについてのコメントくらいはUPできそうなものだけれど、気合不足だ。

いいのか悪いのか知れないが、今の仕事は「年明けの4月いっぱい」で終わりにしようと思っている。
贅沢さえしなければ、なんとかやっていけるはずだ。
ツレアイもしっかりしているし、二人の子どもたちも自力で生きていけるようだから、5月からは完全フリーということにして、百%、「したいこと・しなければならないこと」に没頭ってことにしよう。
あと何年も生きられるわけでもないのだから、「蛙の仕事もそれなりな意味はあった」かなぁってな評価がいただけるようにしたいものだ。
だいたい、「変温動物」なんであるから、蛙ブログは冬季は「夢物語」だけを書いていこうかなぁ。

「日本共産党vs.部落解放同盟」を読んだ

2010-11-14 16:44:00 | 日記
新聞広告で「日本共産党vs.解放同盟」てな本を見たんで、「筆坂秀世+宮崎学」だから是非にも読まなければならないとも思わなかったんだが、昨日、買ってきて、今、読みおわったところだ。案の定、大した本ではなかったから「お薦め」ということでもないけれどね。まぁ、でもこれだけコンパクトな形で「この間の事情」を纏めてあるのだから、その努力は認めてもよいかなぁ。
この本の出版社が「にんげん出版」というのだけれど、調べてみたら「解放出版」にいた「小林健治」の会社なんだそうだ。弱小出版社だから小さな本屋には置かれていなくて、わざわざ三宮のJUNKUの6階まで探して、たった1冊あったのを買ってきたんだ。
筆坂については「新潮新書・日本共産党」を読んでいるが、人は「よい」のだろうけれど、共産主義とかマルクス主義とかが皆目分かってないって思ったね。こういう人が「党幹部」だったてんだから、驚きだよ。
読みおわったこの本でも、「ひとのえぇおっちゃん」の次元を出ていなくて、もっぱら宮崎の「論」の展開ってことになる。
結論として「共産党」も「同盟」も「既に終わっている」のだから、歴史から退場ということになるのかなぁ。と初期の解放運動を支えた「精神」は風化してはならないという話はあるけれど。
現状認識としては重なるところもあるけれど、蛙の場合、同盟の役割はそれなりにあると思っていて、実際にはたいへん少ないらしいが「差別を受けた時に相談ができる、力になってくれる」そういう「残り方」は必要だし、「生活」や「健康」「福祉」など、色々な「相談ごと」にのってくれる「場所」が身近にあることは重要なことと思っているのだね。

新展開が目指されなければ

2010-11-13 04:17:10 | 日記
色々あって「同盟は変わらなければ・・・」という話になって中央段階で「規約・綱領改訂」が提起されてるんだね。
「内容」の検討と「差別の現実」がよく踏まえられてする「変更」なら意味あるだろうけれど、まず「形から入る」という「日本文化の典型」みたぁな具合で、蛙には納得はいっていない。
「案文」は部外者には知られていないかもだけれど、蛙は「そういう話じゃないんだよ」って気分はある。「時代は変わったんだよ」と思うからね。
まぁ、論議が巻き起こるってのは歓迎するところだから、それはそれでいいし、それぞれの都府県連で中央から提案されている「案文」が検討をされているのだろうと思う。
兵庫でも県連内に「理論委員会」が立ち上げられて「新綱領・修正案」が中間的にまとめられ、それを検討しようということで、こないだ、「討論集会」が開催をされたわけだ。
この「流れ」に大きな期待を持ってはいない。
蛙の場合、「同盟の運動の直線的な軌跡は『全人類解放』へ向かうものではなくなっている」という認識がある。
の時代、差別は激烈なものであったから、その闘いは実際「全人類解放」の「原点」足り得たろうが、「この国」の現在では「外国人問題」に置き換えられたのではないだろうか。
また、以前にも言ったことだが、新自由主義の猖獗を極める展開で「ネットカフェ難民」とか「路上生活者」とか、「貧困の全体化」が「この国」を覆うようになっているのだが、その意味を「〈〉の〈全国展開〉」という風に位置づけることができるとも思う。
「被差別の解放」という狭い次元から「反差別・人間の全的解放」を目指す新しい〈理論〉や〈組織〉が要請されているのだろう。
それは、奈良の山下さんたちのような「否定形」ではなく、「解放同盟」を包括するような大きな〈もの〉であるべきだろうね。

たばこ

2010-11-06 10:01:45 | 日記
煙草を止めようと思ったことは一度もないのだけれど、10月からの大幅な値上げで「禁煙してもいいかなぁ」などと考えてみたりしている。
八木 晃介さんなども酷く怒っておられるようだが、実際、庶民のささやかな愉しみを国家に禁止されるなど、「反権力」を標榜する蛙にしても随分頭にきているところだ。
あッ!禁止してるわけじゃないんかい!
確かに「非喫煙者」からすれば「迷惑千万」なことが多いだろうし、第1、喫煙者のマナーの悪さなど、こりゃ、許し難いものはあるけれどね。
「禁煙」に関するHPで面白そうなところを読んでみたりしていたが、結構、愉快な話も多い。
蛙の場合、「無けりゃぁ吸われんけんね」ってことで、積極的に「禁煙に挑戦」でなくてダラダラ始めたわけだけど、「酒席」で友人のをちょっといただいたりって具合で、「そりゃ具合悪いか」、10月の半ばに一箱買ってちょうど、今日、それが無くなった。
厚労省側からは「医療費を抑えたい」という言い分が言われているらしいが、ホントに「喫煙と健康」の因果関係があるんだろうかねぇ。
蛙の兄貴は煙草をやらなかったけれど、大病の末、早死にをしてしまったよ。
この1カ月の経緯からして、蛙の場合、止めることにそう困難は無いように感じているが、世間では「禁煙外来」だの「禁煙グッズ」などという「あほらしい話」が取り沙汰されているようだ。
何か、自分自身以外のものに頼ってする行為など、蛙の「生き方」には似合わない。
それでも、「止めるンか止めないンか」はっきりせんところ、この「優柔不断さ」が蛙の性格と言えば言えるのかも知れないねぇ。

11月になった

2010-11-02 03:49:08 | 日記
なんだかんだと愚図グズしてるうちにもう11月になっちゃったよ。
ってことは本年ももう終わろうとしてるわけだ。
2010年は、60年安保から50年、1910年「韓国」併合百年の節目の年であったわけで、それなりな論説もあったわけだが、何かしらこれといった動きを創り出すことはできなかったようだ。その上、情況ときたら、世界大でもこの国レベルでも最悪な話ばかりだし、同盟中央の論議も的外れ、県連も詰まらないことでゴタゴタ、蛙の身の回りもジリ貧、ちゅうとこだから鬱陶しい気分だわなぁ。
「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」がらみで、積極的に参加しようという立場から、こないだ前原が「GDP1割そこそこの第1次産業保護のために8割以上の犠牲は許されない」などというような台詞を吐いていたのを聞いたが、開いた口が塞がらないって想いだわ。
小泉も大概なワルだったけれど、前原ぐらい悪質な政治家も珍しいよ。
自民党時代もそうだったけれど、「我が国は貿易立国なんだから輸出を立ち行かせることが最重要で、農産物など食料のようなものは安いものを輸入すればいい」みたいな時代がずっと続いてきた。60年代には8割くらいあった食料自給率も4割まで落ち込んだ。そりゃ、カロリーベースの話で農水省の権益を護るためのデマ宣伝に過ぎないッてな話もあるけれど、農業・林業・漁業の解体がこの国の自然や生態系を壊してきたということは紛れもない事実だろう。
人間だって壊されてきているんだ。
自給率の推移をコメント欄に張り付けておくけれど、カロリーベースだけではないだろう。
なんでもGDPで計れるんじゃないんだよ。
前原はTOYOTAやSONY、CANONなど、大資本の権益を護ることばかり考えているようだが、肝心の資本の側は、国境なんてものにはお構いなく「世界展開」ってことなんだから「薄ら笑い」ってとこかなぁ。
それに誰でも知っていることだけど、アメリカやヨーロッパの農業も莫大な補助金で護られているんだから、「何ゆうてるねんッ!」って話だよね。
松下幸之助が生きてたら、「前原君、もちっと勉強してからものを言いなさいよ」なんてたしなめられるところだよね。
以前「偽メール事件」でも失敗したこともあったけど、実に「思い込み」の激しい人みたいだわ。