フウリンウメモドキの日本海側の種。風情のある名前が気にいっています。若いころに近くの里山から幼木を持ち帰って庭先に植えこんでいたものですが、今年も小さな花をぱらぱらとつけていました。どこをとっても目立つ存在ではないのですが気になる存在です。今、T先生がモチノキ科の花弁のことでいろいろお調べになっていることを知りそれとなく気にして見ていることも手伝ってますます気におけない存在です。モチノキの仲間は花弁が4枚のものと5枚のものがあるようです。つまり4数性と5数性の混在です。個人的にも興味をそそられているのですが、その解析を専門的見地から取り組んでおられる様子でした。
実は花は少し前のものですが、今はこの赤い実が庭の藪の中に点在しています。まだ、青い実も見えます。径5mmくらいの小さなものですから気を付けないと認識できません。
フウリンウメモドキの花は小さく数も多くありませんからどんなポリネーター(花粉媒介者)が介在しているのでしょうか。受粉に至る成功率は高いとも思えません。里山の雑木林に自生はしているものの決して個体数は多くない種です。
フウリンウメモドキの花は小さく数も多くありませんからどんなポリネーター(花粉媒介者)が介在しているのでしょうか。受粉に至る成功率は高いとも思えません。里山の雑木林に自生はしているものの決して個体数は多くない種です。