追入ノミの10本組は通常1分、2分、3分、4分、5分、6分、8分、寸0、寸2、寸4の10本です。
これに本数を増やすとなるとまず7分、寸6、5厘、2分5厘、3分5厘などとなりますが、
意外に9分という要望は少ない気がします。
また、厚ノミも5分、8分、寸0、寸2、寸4、寸6は弊社で決めてる6本組で
ここでも9分はほとんど要望はありませんでした。
(あくまで弊社の今までの経験上の感覚ですが。)
最近、田斎さんが脇差し鑿で8分と9分を製造されたところ意外にも9分が結構売れました。
(写真は8分ですが)
脇差し鑿は建前の時に腰に1本下げて上にあがり1寸のホゾ穴を広げるのにどうかという
提案で作られたもので、そうなると8分鑿よりも9分鑿の方が便利ということらしいです。
大工さんと常にコミュニケーションをとっていられる田斎さんならではの提案ですが、
田斎さんの鑿だともったいなくて、もっと安くてもいいとの声もあったので弊社で
全ハイス鑿の奴とダメ切でも作ってみました。
通常の卸販売ではちょっと前から販売しておりましたが、このたびネット販売でもご紹介しました。
8/1にアップしたら昨日すぐに9分を含む9本の注文がすぐに入りました。)
気になる方は販売サイトからお求めください。
「越後の大工刃物・大工道具」
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