少し前の出来事。
「際反鉋を急ぎで作ってください」という注文を受けて
その場から取り引き先の小鉋の木工屋さんに電話しました。
簡単に話は進むと思いきや「際反鉋は作ったことがない」という返事。
そう言えば結構長い間この商売をしているのに「際反鉋」の注文を受けたことがなく、
(恥ずかしながら)直ぐには意味が理解できませんでした。
下の写真の左側がふつうの「際鉋」で右側がその後金四郎さんで作った
「際反鉋」です。
違いがわかりますよね。
そうなんです。普通の際鉋ですと刃がでている側面から斜めに刃が出ているので
反りを付けると刃先と刃元では高さが変わってしまい反った台に削れないのです。
なので右側の「際反鉋」のように側面から直角に刃が出るようにして
反りを付けて
台を削ります。
刃と仕込みの角度を工夫してそうなるように仕込んであります。
時間があれば最初に電話した木工屋さんでもできたのですが、
その後時間をいただいて栗山さんで作った「金四郎 際反鉋 42mm 左・右」です。
欲しい方は「越後の大工刃物・大工道具」の販売サイトでお問い合わせください。
(写真の鉋は注文品ですぐに納品のため新たなご注文には時間がかかります)
「際反鉋を急ぎで作ってください」という注文を受けて
その場から取り引き先の小鉋の木工屋さんに電話しました。
簡単に話は進むと思いきや「際反鉋は作ったことがない」という返事。
そう言えば結構長い間この商売をしているのに「際反鉋」の注文を受けたことがなく、
(恥ずかしながら)直ぐには意味が理解できませんでした。
下の写真の左側がふつうの「際鉋」で右側がその後金四郎さんで作った
「際反鉋」です。
違いがわかりますよね。
そうなんです。普通の際鉋ですと刃がでている側面から斜めに刃が出ているので
反りを付けると刃先と刃元では高さが変わってしまい反った台に削れないのです。
なので右側の「際反鉋」のように側面から直角に刃が出るようにして
反りを付けて
台を削ります。
刃と仕込みの角度を工夫してそうなるように仕込んであります。
時間があれば最初に電話した木工屋さんでもできたのですが、
その後時間をいただいて栗山さんで作った「金四郎 際反鉋 42mm 左・右」です。
欲しい方は「越後の大工刃物・大工道具」の販売サイトでお問い合わせください。
(写真の鉋は注文品ですぐに納品のため新たなご注文には時間がかかります)