萩さんの話ネタ2

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月曜日・・・雑記

2017-04-17 01:00:00 | 日記

最近よく聞く「スーパーフード」。一般的な食品より栄養価が高く、様々な面で優れた食品を指しますが、“実際にどんな効果があるのか???
そこで、最新スーパーフードについてご紹介します。

記事(2017年4月15日 tenki.jp)によると

まず「進化系」の前に「スピルリナ」の基礎知識からご説明しましょう。

 簡単にいうと、スピルリナは“藻”です。アフリカや中南米に自生する幅約0.005mm、長さ約0.3mmの螺旋状の単細胞微細藻類なのです。もちろんただの藻ではありません。スピルリナだけを食べていても生きていけると言われるほど豊富な栄養素を含み、NASAでは宇宙食としての研究が進められています。また1967年の国際会議を機に、将来の食糧危機対策に有効として、スピルリナの研究が進められることに。

 スピルリナが着目される理由のひとつに、植物と動物の要素をあわせ持つ点があげられます。
 まず、植物でありながら動物性の炭水化物“グリコーゲン”を作りだし、脳の機能UP効果が期待できる動物性食品特有の“ビタミンB12”を含む点。
 そして、植物には珍しく豊富なタンパク質を有し、そこに含まれる18種類のアミノ酸の中にはヒトが体内で作り出せない“必須アミノ酸”9種類すべてが入っている点。
 これを一度に摂れるスピルリナは、確かに世界の食糧危機を救えるスーパーフードなのかもしれません。ご存じの通り、必須アミノ酸は基礎代謝をアップし、脂肪の燃焼を促進する効果が期待できますので、ダイエット中の方がスピルリナに着目する理由もわかりますね。

 さらに、植物であるスピルリナは、ビタミン類(B群、C、E、K)やβ-カロテン、食物繊維、核酸も豊富に含んでいます。なんとβ-カロテンはほうれん草の70倍というから驚きです。つまり、スピルリナ4g程度で1日に必要な緑黄色野菜の栄養を摂れる計算になり、抗酸化作用、アンチエイジング、腸内環境改善、美肌効果も期待できるため、NASAでは宇宙食としての研究が進められたことに加えて、女性にとってうれしい効果が謳われている点が、スピルリナが急激に注目を集めた背景になっているのです。

 ここで、気になるデータをご紹介しましょう。それは、日本スーパーフード協会が発表した『2017S/Sトレンド予測 スーパーフードランキングTOP10』で「青いスーパーフード(進化系スピルリナ)」が2位にランクインしたこと。
 ただし、進化系と言ってもスピルリナ自体が変化(進化)したわけではなく、この結果はスピルリナに含まれる「フィコシアニン」という青色色素にフィーチャーし、評価した結果のようなのです。

 青色の人工着色料として知られる「青色1号」は、かねてから安全性に疑問符がついていました。しかし安価であることから、駄菓子やカキ氷のシロップなどに現在も使われています。
 そこで、フィコシアニンの出番なのです。
 アメリカやヨーロッパで安全性が認められているフィコシアニンは、ヒトの体内の胆汁に含まれる成分と同じで、スピルリナから抽出する際には水を使用。実はフィコシアニンは、スピルリナだけの特有成分であり、コストと安全性から今後ますます食品への利用が広がると期待されているのです。そのため「進化系スピルリナ」が世界的に話題になっているのです。

 また、ポリフェノールの一種であるフィコシアニンには、抗酸化作用やアンチエイジング、免疫力UP効果も期待できるほか、放射性物質などの有害物質を体内から除去してくれるという説もあります。これは現段階ではあくまで 「説」なので、鵜呑みにせず「効果が期待できる」の範囲のとどめておきたいものです。

 多くの有効性が期待されている「進化系スピルリナ」ですが、まだ解明されていないこともたくさんあります。
 以下、注意点を列挙します。新しいスーパーフードだからといって安易に飛びつかず、以下の点をきちんと理解してくださいね。

 ◎1日の使用料の目安……スピルリナの標準摂取量は1日2~6g程度

 アレルギー反応のほか、以下の症状が起こることもあるので注意が必要です。
 ◎光過敏症……一般的には問題のない量の太陽光で火傷や炎症が起きる病気。
 ◎腹痛・下痢・便秘……特にスピルリナを初めて摂取した時は注意しましょう。
 ◎発疹……アレルギー体質の方は赤みや発疹などの症状が現れることも。
 スピルリナを摂取して「吐き気」や「いつもと違う」という症状が出たら速やかに医師に相談を。

 さらに、以下に該当する方はスピルリナの摂取は控えましょう。
 ◎抗血栓薬を飲んでいる方……スピルリナに含まれるビタミンKには血液凝固作用があり、抗血栓薬ワーファリンの働きを弱めてしまいます。
 ◎妊娠中や授乳中の方……胎児や赤ちゃんに無害とは科学的に証明されていません。

コメント (1)
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