所在地 西ノ岡竹林公園 京都市西京区大枝北福西町2丁目300―3
京都の竹林といえば、嵯峨野が最初に名前があがりますが、洛西には他にも負けない美しい竹林の場所が多く、向日市にある竹の径(みち)は、あまり知られていない隠れた里の竹林です。
洛西は、タケノコの産地としても知られ、美しく整備された竹林が向日市から長岡京市にかけて見られます。この竹林の景観を保全され、全長1.8kmにも及ぶ「竹の径(みち)」です。この道、歩いていると本当に気持ちがよく、ほとんど人に合うこともなく、すばらしいです。
木もれ日や香りを楽しむ「癒しの散策路」として親しまれている「竹の径」は、向日市の特産品である良質の筍を生産しています。
竹の径を進んで行くと、やがて京都市洛西竹林公園にたどり着きます。実は竹の径は、途中から京都市と向日市との境界の道になり、きれいに整備された公園の中には、内外からおよそ110種もの竹や笹が集められています。 公園内は無料です。
公園内には珍しい竹林がいっぱいです。
庭園内では、古都ならではの貴重な歴史的遺物にも出会える。中央の池に架かる石橋は、応仁の乱で東軍と西軍が対峙した百々橋が復元されていて、東屋もありちょっと休憩することもできます。
西ノ岡竹林道の竹林は京都自然200選の一つです。竹林道では、古墳垣・来迎寺垣・物集女垣(もずめがき)・寺戸垣・竹穂垣・かぐや垣が見られ、嵐山の竹林より整備されている印象を受けます。これは「竹穂垣」のようです。
竹垣には、竹の枝を約1.5メートルの高さで束ねて並べた「竹穂垣」を始め、「古墳垣」「寺戸垣」「物集女垣」「かぐや垣」「来迎寺垣」「深田垣」「海道垣」と計8種類によって構成されています。その情景は、気持ちがいいです。
西ノ岡丘陵に広がる竹林では、筍の伝統的で独特な筍栽培技術に支えられた府内の代表的筍生産地であり、今はシーズンが少し外れているのかな~?。
道の両脇に立つ竹垣と全長1.8kmの市道と竹林等計9.8haで構成され「竹の径」と名付けられた散策路を整備し、案内板の設置も行われ、訪れる人にも分かりやすく、今は、あまり知られていませんが私は嵐山の竹林よりこちらのほうが好きですね。
次回をお楽しみに では またね
とってもきれいなんですけど、竹に囲まれた道は名前の通りなんだか不思議な雰囲気がしますね。