所在地 六甲枝垂れ 神戸市灘区六甲町北六甲
神戸市灘区の六甲山の新しいランドマークとして建設されていた自然体感展望台「六甲枝垂れ」
が完成した。これは大きな木をイメージしたドームであり、高さ約10メートルの支柱に、葉脈状の網目のドームが
〝かぶさる〟独特の形状である。老朽化のため閉鎖された「回る十国展望台」の跡地に、
「六甲山の象徴となる、新しい展望台」ができましたので。ちょっと覗いてみました。
「六甲枝垂れ」展望台では、明石海峡から大阪平野、関西国際空港まで広がるすばらしい景色と
夜景を堪能できる場所が数多くありますが、この展望台は全体を覆う大きなフレームが特徴で、眺望に加えて
六甲山の自然の豊かさや大切さを景色と一緒に再認識できる今までとは一味違った体感型の展望台です。
眼下に「六甲フードテラス」・大阪湾に広がる風景と「六甲山ロープウェイ」が、今、休業中です。
展望台は支柱を幹にみたて、間伐材を用いた葉脈状のドームで覆い、「枝垂れ」の
枝葉を表現している。内部には、氷を蓄えており機械空調を使わずに吹き抜ける風で涼しさを体感できる設備などの
工夫が施されています。
「六甲枝垂れ」からは、「天文通信館」が、フレーム(枝葉)から望めちょっと違った風景です。
構造はあくまでも「自然」にこだわり、夏は「幹(空気の流れ)」と「氷室(ひむろ)」の
効果により空気を冷却し、冬は太陽の日差しを最も受ける場所に「陽室(ようしつ)」を設置することで
暖かい空間を作り、自然の力を体感することができます。 「根室(ねむろ)」では雨天時に「雫のカーテン」を
楽しむことができ、冬の寒い季節には「つらら」を観測できる工夫がされています。
内部の「風の椅子」に座ると気象条件により、六甲山の秋風を体感でき、内部から
幹上部を見上げると丸く切り取られた六甲山の空や風の流れ、星の流れを楽しんでいただけます。
アートの赤や白の風車がお出迎えしてくれて、楽しいです。
四季を通じて六甲山の新たな魅力を感じていただける展望台です。
次回をお楽しみに では またね
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