所在地 乃井野陣屋 兵庫県佐用郡佐用町乃井野966
味わいの里三日月から北東へ約700メートルの所に「三日月藩乃井野陣屋館」があり、ここでもルピナスの花を見ることができますよ~。
こじんまりしていますが、乃井野陣屋館前の休耕田を活用して植えられた、紫、赤、ピンクなどの色とりどりのルピナスが咲きほこっています
元禄10年(西暦1697)、津山藩森家の改易に伴って、その分家である森長俊が現在の佐用町三日月の地に移住。佐用町だけでなく宍粟・揖保郡の一部を含む1万5千石の藩主となりました。以後明治までの174年間、乃井野地区を城下に、政治・文化の中心地として栄えました。
乃井野陣屋を背景にルピナスの花を見るのもいいですね。
整備された物見櫓は、三日月藩の乃井野陣屋で唯一現存する江戸時代の建築遺構で、現存する陣屋の物見櫓としては、全国的にも希少で大変貴重な建築遺構であると評価されています。
廃藩置県により陣屋は解体され、物見櫓と藩校舎が現存しています。物見櫓と長屋は小学校に移築されていましたが、2003年(平成15年)に元の位置に再移築されました。また、たつの市新宮町にある西法寺に表門が移築されています。裏に回るとちょっと寂しいですね。
次回をお楽しみに では またね
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