Oリングテスト認定医師 5人目 歯科医
最後の海外赴任前、奥歯に詰めてある金属をセラミックに交換したかった。
詰め物の材質はアマルガム。保険で適用される代表的な金属だ。
みなさんの歯にも、一本か二本はアマルガムで処置した歯があるのでないだろうか。俗に言う銀歯である。
このアマルガムの原料は何だろう ?
何と水銀。
小学校の社会の時間に公害を学習したと思う。工場排水に水銀が混入していて、多くの人が病気になった。その水銀だ。
そんなものが歯の中に入っていて大丈夫なの ?
興味のある人はHPで検索してほしい。関連書籍お多く出版されている。
すごいことがわかる。銀歯がたくさんある人は、「読まなかった方がよかった」と思われるかもしれない。
アマルガムは危険で人体に有害な金属なので、ある国の歯科医では使用を禁じている。
日本では保険治療で使われている。
この違いは何だろう。
現在、保険で利用されている金属はパラジウム合金が主流。少なくなったとはいえ、アマルガムを使用している歯科医院もまだある。また、「パラジウムなら絶対に安全」というものでもないらしい。
アマルガム、パラジウムとも、体に悪影響を与えるという説がある。何人かの人が警告している。
アマルガムを除去し、すっきりした体になって、気持ちよく海外赴任をしようと考えた。
まずは歯科医の選択だ。
市内に、自費診療ではあるが、代替医療をとりいれている有名な歯科医がいた。
「Oリング認定医師ではないが、噛み合わせが体全身に与える影響をよく理解していて、いろいろな治療をしている名医だ」
との話をきいていた。
歯科医は頻繁に通わないといけない。急に痛むこともある。
だから、東京のOリング認定歯科医師ではなく、地元のその歯科を選択した。
家から自転車で30分。
歯科医院の扉の前に立つ。小さな紙に、「当院では保険治療をしていません」と書かれた貼り紙がある。
戸を開けて中に入る。歯科衛生士さんが処置室からやってくる。予約の確認をして椅子に座る。
全て自費治療の歯科医だが、待合室、治療室は普通の歯科医とかわらない。シンプルなつくりだ。
冬なので、歯科医に到着したとき凍えていた。
寒いとトイレが近くなる。治療前にトイレに行くことにした。
トイレに入ってびっくり。便座の奥にすごいほこりが。トイレは古いだけでなく、掃除がていねいにされていない。
待合室にもどり、歯科治療室を眺めてみる。
ごみが山になっているごみ箱が目に入る。朝からの治療だけでは、あのごみの山にはならない。数日分だ。病院では、初めて見る光景だ。
古い機器や何やらで、治療室の中はちらかっている。よく見ると、待合室も整理整頓ができていない。
何となくいやーな予感がする。
さらに、直観がひらめく。
「ここで治療をしたらだめだ !」
最後の海外赴任前、奥歯に詰めてある金属をセラミックに交換したかった。
詰め物の材質はアマルガム。保険で適用される代表的な金属だ。
みなさんの歯にも、一本か二本はアマルガムで処置した歯があるのでないだろうか。俗に言う銀歯である。
このアマルガムの原料は何だろう ?
何と水銀。
小学校の社会の時間に公害を学習したと思う。工場排水に水銀が混入していて、多くの人が病気になった。その水銀だ。
そんなものが歯の中に入っていて大丈夫なの ?
興味のある人はHPで検索してほしい。関連書籍お多く出版されている。
すごいことがわかる。銀歯がたくさんある人は、「読まなかった方がよかった」と思われるかもしれない。
アマルガムは危険で人体に有害な金属なので、ある国の歯科医では使用を禁じている。
日本では保険治療で使われている。
この違いは何だろう。
現在、保険で利用されている金属はパラジウム合金が主流。少なくなったとはいえ、アマルガムを使用している歯科医院もまだある。また、「パラジウムなら絶対に安全」というものでもないらしい。
アマルガム、パラジウムとも、体に悪影響を与えるという説がある。何人かの人が警告している。
アマルガムを除去し、すっきりした体になって、気持ちよく海外赴任をしようと考えた。
まずは歯科医の選択だ。
市内に、自費診療ではあるが、代替医療をとりいれている有名な歯科医がいた。
「Oリング認定医師ではないが、噛み合わせが体全身に与える影響をよく理解していて、いろいろな治療をしている名医だ」
との話をきいていた。
歯科医は頻繁に通わないといけない。急に痛むこともある。
だから、東京のOリング認定歯科医師ではなく、地元のその歯科を選択した。
家から自転車で30分。
歯科医院の扉の前に立つ。小さな紙に、「当院では保険治療をしていません」と書かれた貼り紙がある。
戸を開けて中に入る。歯科衛生士さんが処置室からやってくる。予約の確認をして椅子に座る。
全て自費治療の歯科医だが、待合室、治療室は普通の歯科医とかわらない。シンプルなつくりだ。
冬なので、歯科医に到着したとき凍えていた。
寒いとトイレが近くなる。治療前にトイレに行くことにした。
トイレに入ってびっくり。便座の奥にすごいほこりが。トイレは古いだけでなく、掃除がていねいにされていない。
待合室にもどり、歯科治療室を眺めてみる。
ごみが山になっているごみ箱が目に入る。朝からの治療だけでは、あのごみの山にはならない。数日分だ。病院では、初めて見る光景だ。
古い機器や何やらで、治療室の中はちらかっている。よく見ると、待合室も整理整頓ができていない。
何となくいやーな予感がする。
さらに、直観がひらめく。
「ここで治療をしたらだめだ !」