たびびと

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起業を成功させるポイント

2013年02月28日 | フィリピンの風
起業成功のポイントは何か。
加藤氏はズバリ言い切る。

世の中の波にのることが7割。
ともに行動を起こす人の力が2割。
自分の能力はわずか1割。

時流をつかみ、その波にのることが大切だと強調する。
自分の才能、仲間の力よりも、世の中の流れの波にのることが大切だという。

世の中にはたくさんの波がある。
どの波を選べばいいのか。

論理的にではなく、自分がワクワクすることを選択することがいい。
波に乗り、違うと感じるなら、波から降りればいい。

「ただそれだけ」
加藤氏は質問に対して明確に答える。




加藤氏はコンサルタントの仕事中も語学ビジネスのことが頭を離れず、上の空。
結局退職。
語学ビジネスに全力を投入することにした。


まずはスカイプを利用しての中国語の会話教室。
たまたま友人に素晴らしい中国語の先生がいたそうだ。
申し込み者はまったく増えない。

なぜか?
いくつかの理由があった。

当時の中国語の需要が少なかったこと。
中国語の先生は日本語を話せなかったこと。

これらの反省から、英語を導入することを決定。


これまでの旅行体験などからフィリピン人を講師とすることに決定したものの、事業が成功する見通しはなかった。

就職の機会が少なく、優秀な能力を持てもてあましているフィリピン大学の学生、卒業生を英会話講師に予定していた。

フィリピン人に英語を習おうとする人がいるのかどうか?

「ふつうに考えると、誰もトライしないだろう。誰が見ても、成功の可能性が少ない事業計画だ」
と加藤氏は当時を振り返る。


たくさんの壁があった。

まずは講師確保について。
何のコネもなかった。

とりあえず、フィリピンへ。


そこで加藤氏は何をしたか。
道行く人に英語講師募集について聞いて回った。


ぼくの語学旅行のときと同じだ。

何人かのフィリピン人からアドバイスを受け、フィリピン大学の留学生センターへ。
掲示板に求人案内を貼り付ける許可える。
そのレアジョブ英会話講師の求人広告を見て。3人がメールをしてくる。

1人消え、2人消え、最後の一人。

待ち合わせ場所の思い違いからトラブルがあった。
5時に待ち合わせをしたが、1時間半後の6時30分に出会うことができた。

応募してきたフィリピン人女性は、母親がビジネスをしていて、自身も独立心が強かった。
後に、加藤氏のフィリピンでの大切なビジネスパートナーになる。運命的な出会いだった。




フィリピン人英会話講師の組織化、育成、英会話システムの確率など、まだまだ多くの壁があった。

結論は、
「やれば何とかなる」
ということだった。


会員数が大幅に増加した現在でも、現地フィリピンには日本人スタッフがいない。

講師募集、育成の過程で、「7つの習慣―成功には原則があった!」を活用し、講師の人材育成を行う。

自分たちで課題を解決していく能力を身に着けさせた。これは画期的なできごとだ。

日本人が押し付けるのではなく、フィリピン人スタッフの自立性を育てた。

企業秘密はまだある。

例えば、講師への支払いは予約数に応じる完全出来高制。
受講生の評価をフィードバック。
自宅勤務ができるシステムのため、様々な背景の講師が登録。受講生の幅広いニーズに対応できる。


後発企業の追い上げもあるが、いまだにトップを維持。
追い上げの著しい伸びている会社は、何かプラスアルファのサービスをやってきているそうだ。


そうそう。加藤氏がフィリピンを選んだ理由は人件費の安さだけではない。

フィリピン人にはホスピタリティがある。サービス精神がある。
生徒に満足してもらおうという思いやりの気持ちが強い。
これがフィリピンを選んだもう一つの理由だ。




波に乗る。
ワクワクすることをやる。
情熱は計画に勝る。
行動する。


短時間で事業成功の秘訣を聞くことができた。




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株式会社レアジョブ加藤智久氏の講演

2013年02月26日 | フィリピンの風
次のような講演会の案内に魅かれて参加した。


社会の課題を解決するビジネス!フィリピンと日本をつないで英会話業界に革命
25分129円~のマンツーマン英会話レアジョブの挑戦

日本人は、大半の方がなかなかうまく英語を話すことが出来ません。
これは基礎力を活かす機会、つまりたくさん話す・聞く機会が無かったためです。

レアジョブでは英語をたくさん話す・聞くためのマンツーマンオンライン英会話レッスンを提供しています。
その圧倒的な価格とレッスンの質の高さから2012年、レアジョブの会員数は10万人を突破し、「日本人1000万人を英語が話せるようにする」という同社のビジョンに確実に近づいています。

そのビジネスを支えるレアジョブの講師は、フィリピンで最難関の大学(日本では東大レベル)であるフィリピン大学の現役生、卒業生を中心に採用されています。
フィリピンでは、トップ大学の卒業生であっても、大半がコールセンターでの夜間オペレータの仕事に就いているのが現状です。

途上国の優秀な人材などが活躍する場をつくりだし、才能と努力そのものが評価される社会をつくることを目指すレアジョブ。

日本、そしてフィリピンの社会に貢献し続ける、
ネットベンチャーの始め方と成功の極意をあなたも聞きに来ませんか?




当日の参加者は約20人。少人数の小さなセミナーだった。
第一線で活躍している方の話を聞くのは、とても面白い。


大前研一氏の維新の会に、高校3年生から参加。経済、政治などの各分野トップクラスの人の話を聞き、感化される。

日常的に、一流の人の雰囲気を肌で感じることは、成功条件の一つとして大切かと思う。若ければ若いほどいい。それにしても、加藤氏は高校3年生からスタート。早熟だ。

維新の会に参加しながら、加藤氏は気づく。
「人のレールを行くのではなく、自分でレールをしていく人生を生きることが自分には向いている」

大学生時代に休学をして、ネット関係のベンチャービジネスに参画。
結果は、一時的に業績は向上したものの、みごとに失敗。

成功者は、ほとんどの場合、苦い破産の経験をしていることが多い。
加藤氏もしかり。


事業が失敗し、損失をだしてしまった関連企業先のホリエモン氏との会議。
ホリエモン氏の次の言葉が印象に残っているという。
「同じ失敗をしないように、今後どうしていこうかを話し合いましょう」

「ホリエモン氏は、マスコミが報道しているような人物とは少し異なっていた」
というのが加藤氏の見方だ。

このときのベンチャー企業失敗の理由は2つ。

マネジメント能力がないこと。
財務予測(数値)などの事業計画能力がないこと。

大学に復学してから、この2つについて深く学ぶ始める。


大学卒業後、戦略コンサルタント会社に入社し、スカイプを使うビジネス起業を決意する。



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フィリピン人とスペイン語

2013年02月24日 | フィリピンの風
スペイン語の先生がいたので、スペイン語で質問をしてみた。

「スペイン語が話せるんですか」
「ええ。そんなにペラペラではありませんが」
「フィリピンにきて、まさか、スペイン語で会話ができるとは思いませんでしたよ」
「本当に。冗談みたいですね」
「何でフィリピン人がスペイン語を勉強するんですか」
「スペインなどの外国の遠洋漁業の船などの仕事があります。スペイン語などのその国の言葉を少しでも話せると、面接でかなり有利になります。仕事を見つけるのはとても大変ですから、みなさん懸命に勉強していますよ」


彼のりゅうちょうなスペイン語に感心しながら聞き耳をたてた。


日本人の職員の人がいた。
フィリピン人と結婚。語学ビジネスを開始したという。


挨拶をして、英語学習の話になる。
イギリス人の先生が講師として登録されているという。その先生の個人レッスンをお願いした。

翌日からわずか5日間だが、毎日先生と英会話の特訓。
イギリス人の先生は、フィリピン人と結婚してフィリピンに住んでいた。

「日本で何かいい仕事ないかな」
相談されたので、後日、NOVAの求人案内などを送ってあげたことがある。

この語学学校で知り合った受け付け嬢Joyさんとはメル友になった。
今でもときどき、挨拶をする。

後日、フィリピンの風を詳しく書いていくのでお楽しみに。



こんな理由で旅行をしたフィリピン。
当時、同じ目的でフィリピンにに行った人はだれもいないだろう。


同じようなことを考えて、これをみごとなビジネスにしたのが、レアジョブ創業者の加藤智久氏だ。
先日、この加藤氏の講演会を聞きに行った。

少し紹介してみる。

加藤智久氏
株式会社レアジョブ 代表取締役CEO
1980年生まれ。
大学在学中に1年間休学してベンチャー企業でインターンシップに携わって以来、起業を強く志すようになる。卒業後は戦略コンサルタント会社で経験を積んだ後、安価で良質な英会話レッスンを提供する株式会社レアジョブを起業。目標は“日本人1,000万人が英語を話せるようになる状況をつくること”

著書:「129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法」(幻冬舎)


実は、今回、この講演会のことを書きたかった。
長―い前置きでごめんなさい。




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怪しいビル

2013年02月22日 | フィリピンの風
教えてもらった観光センターへ行く途中、たくさんの人へ英会話学校についての質問をした。そのせいで、観光センターに到着したのは、昼過ぎだった。

観光センターへ到着。ビルの扉を開ける。

色とりどりの観光案内パンフレットがならぶ、日本の観光案内所のような場所を想像していた。
中へ入っていくと、日本の市役所のような雰囲気がただよう。
観光旅行者用の観光案内所ではなく、フィリピン人が働くための事務所のようだった。

とりあえず要望を伝えると、
「英会話学校? …」

担当官の方が一瞬考え込んだ。
「初めての依頼ね…」

手元の資料を何冊か目を通す。周囲の人へも笑いながら相談している。
日本の役所のような事務的な対応ではなかった。

「旅行者むけではないけれど、知り合いの語学学校を紹介しあげるわね」
日本人も一人そこで勤務しているという。
住所と電話番号、行き方を説明してくれた。

「今日これから行ってもいいんですかね」
「今、電話して聞いてあげるわ。待ってて」
手元の電話で話をする。もちろん、タガログ語。何を言っているのかはわからない。

「今からでいいそうよ。気をつけてね」




観光センターの担当者の女性と話をしていてわかったことは、英語の語学学校というのはマニラにあまりないということだ。

学校で英語を習う。タガログ語が母国語だが、英語教育も行われている。
文法はメチャクチャだが、通りにて英語で話しかけると、たいていは何とか通じることが多い。

大学に行くようなフィリピン人は、しっかりとした英語の読み書きができる。
高等教育を受けない子どもたちは、英会話の勉強をする必要はない。
ぼくのように、わざわさ外国からやってきて英語を学ぼうとする人も皆無。

こんな理由から、英会話の学校というのは、フィリピン国内では珍しいとのことだった。




渡航したのはずいぶん昔のこと。
今は様相が少し違うのかもしれない。




指示された路線バス、というよりは、大型のミニバンを乗り継ぎ、歩くこと10分。
旧市街地区にある古びたビルの5階へエレベーターで上がる。

日本人が勤務しているので、立派な近代ビルにあるNOVAのような語学学校を期待していたが、現実は違った。


指示された語学学校は、現地フィリピン人が利用している。
教えている言語は、スペイン語、フランス語、英語など世界各国の言葉だ。

「何でフィリピン人がスペイン語?」
「さっき、大学に行かない人は、語学なんて勉強しないっていったじゃん」




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フィリピンと英語

2013年02月20日 | フィリピンの風
2002年の夏。

当時はめずらしい、エジプト空港。
マニラに寄港してエジプトへ向かう便だ。

行きの飛行機での夜食は、何とエビ天丼。
ビジネスクラスの夕食よりもおいしく感じた。

マニラに無事到着。時は夜中の11時。
空港横で市内までのタクシーチケットを購入。

ドライバーと寄り道をしたあと、ホテルに到着する。


フィリピンへの旅行目的は何だろう。

観光?
麻薬?
女?

いやいや、英会話学習が目的だ。

英語検定準1級の試験がせまっていた。
過去問を何回か繰り返す。リスニングや2次の面接対策のため、外国人と英語で会話をする機会がほしかった。

「英会話の集中講義でも受けようかな」
と思っていた。でも、日本国内の語学学校へ通うのも芸がない。
そこで、観光もかねて、海外へ行くことにした。

英語が使用されている国。
旅行期間は10日程度。

「どこがいいだろう」
と考えているうちに、フィリピンを思いついた。

英会話の語学留学として選択されることのない国。
ということは、語学学校に日本人があふれていることもない。
さらなるメリットとして、旅行費用も節約できる。


というわけで、すぐにHISでチケットを購入した。


コネなし。知り合いなし。下調べなし。
なしなし状態の準備0。
とりあえず用意したのは、地球の歩き方1冊と往復チケット。




マニラ到着の翌日、ホテルの受け付けの人に聞いた。

「英語を勉強したいんですけど、どこに英語の語学学校がありますか」
「お客さんは英語がお上手じゃないですか。勉強必要ありませんよ」

フィリピン人なのにヨイショがうまい。

「どうもありがとうございます。でも、英会話の勉強をしにフィリピンにきたんです」
「んー、ちょっと待っててください。みんなに聞いてきます…」

受け付けの若いフィリピン人女性は、奥の事務所へと小走りで消えていく。

待つこと3分。彼女がやってきた。

「政府の観光センターへ行くのがいいですよ。きっといろいろなことを教えてくれると思います」
「わかりました。場所を教えてくれますか」

ホテルにあった地図で場所を教えてもらう。
路線バス、タクシーの利用をすすめられたが、歩いても20分ほどの距離なので、歩くことにした。

途中、何人かの人に質問をした。
「英語を勉強したいんですけど…」

フィリピン人はやさしい。
質問するといっしょうけんめい考えてくれる。

最後の答えはいっしょだった。
「わからないな。学校では勉強したけど…」

マニラ旧市街地区を歩いていくと、大学の校舎がところどころにあった。

外国人でもノーチェックで中に入れた。
大学内でも英会話を勉強できる学校について、何人かに聞いてみた。

「きれ」のある答えが返ってこない。



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