お手伝いさんが家の炊事、洗濯、掃除を手伝ってくれる。
人件費は開発途上国なので、破格の安さ。
驚くことなかれ。1日約20ドル。何でもやってもらえる。
「家にもぜひ…」
というあなた、世の中はそんなに甘くはない。
お手伝いさんを雇用することは、よいことばかりではない。
ぼくの場合、数か月もすると、異変を感じるようになった。
週に2回ほど来てもらっていた。
マカロニサラダ、小豆を煮て塩味をつけた中米の主食フリホーレスなどの作り置きをしてもらう。
異変とは何か?
マカロニ、小豆の減り方が異常に早いのだ。
作ってある料理の量と、材料の減り具合を比較する。
どうみても釣り合わない。
タッパ一つ分のスパゲッティーサラダ。
パスタの減った量は1kg。
「ロシータさん、質問なんだけどさ。
このマカロニサラダの量なんだけど…」
とは聞かなかった。
いや、聞けなかった。
疑うのが申し訳なかった。
「昼ごはんは好きなだけ食べていいよ」
と言ってあった。
お昼に、マカロニサラダなどをたくさん食べていたのかもしれない。
と自分自身を納得させた。
本当のところ、なぜ異常な減り方をしたのかはわからない。
様々な可能性が考えられた。
一つ言えることは、このまま見過ごすわけにはいかなかった。
そこで対策をたてる。
異変に気づいた翌日、ぼくは調理してもらう材料のみを机の上に用意。
ロシータさんには、その材料のみを使うようにお願いした。
おまけに、棚にある在庫の量をロシータさんと確認。
「これで不自然な量の材料が減ることはないな」
完璧な対策をたてたと思っていた。
ところがどっこい、いくらでも持ち出しのチャンスがあることにすぐに気づく。
台所の棚に置かれた保管場所から持ち出すことは可能である。
料理を作る材料の中から持ち出すことも。
というわけで、とりあえずはロシータさんを信頼し、在庫の確認をすることはやめた。
気持ちの良い降参といったところだ。
ロシータさん以上に信頼できる人物を見つけることができなかった。
機嫌をそこねて、良好な人間関係を壊してしまうことにも不安があった。
人件費は開発途上国なので、破格の安さ。
驚くことなかれ。1日約20ドル。何でもやってもらえる。
「家にもぜひ…」
というあなた、世の中はそんなに甘くはない。
お手伝いさんを雇用することは、よいことばかりではない。
ぼくの場合、数か月もすると、異変を感じるようになった。
週に2回ほど来てもらっていた。
マカロニサラダ、小豆を煮て塩味をつけた中米の主食フリホーレスなどの作り置きをしてもらう。
異変とは何か?
マカロニ、小豆の減り方が異常に早いのだ。
作ってある料理の量と、材料の減り具合を比較する。
どうみても釣り合わない。
タッパ一つ分のスパゲッティーサラダ。
パスタの減った量は1kg。
「ロシータさん、質問なんだけどさ。
このマカロニサラダの量なんだけど…」
とは聞かなかった。
いや、聞けなかった。
疑うのが申し訳なかった。
「昼ごはんは好きなだけ食べていいよ」
と言ってあった。
お昼に、マカロニサラダなどをたくさん食べていたのかもしれない。
と自分自身を納得させた。
本当のところ、なぜ異常な減り方をしたのかはわからない。
様々な可能性が考えられた。
一つ言えることは、このまま見過ごすわけにはいかなかった。
そこで対策をたてる。
異変に気づいた翌日、ぼくは調理してもらう材料のみを机の上に用意。
ロシータさんには、その材料のみを使うようにお願いした。
おまけに、棚にある在庫の量をロシータさんと確認。
「これで不自然な量の材料が減ることはないな」
完璧な対策をたてたと思っていた。
ところがどっこい、いくらでも持ち出しのチャンスがあることにすぐに気づく。
台所の棚に置かれた保管場所から持ち出すことは可能である。
料理を作る材料の中から持ち出すことも。
というわけで、とりあえずはロシータさんを信頼し、在庫の確認をすることはやめた。
気持ちの良い降参といったところだ。
ロシータさん以上に信頼できる人物を見つけることができなかった。
機嫌をそこねて、良好な人間関係を壊してしまうことにも不安があった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます