たびびと

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厳しいお叱り

2012年05月09日 | こころの旅
その4
本屋の仏教コーナー。
とりわけ目につくのが、アルボムッレ・スマナサーラ長老の名前だ。
圧倒される数の書籍が並んでいる。

試しに何冊か読んでみた。
読んでいくと、彼もヴィパッサナー瞑想を提唱していることがわかる。
ゴエンカ氏とは異なる系統のヴィパッサナー瞑想だ。

本を読み、ある程度は理解できた。
「実践してみようかな」
と思ったが、細かな疑問が残る。

HPなどで調べると、1日の講和、瞑想体験会があることを知った。
要は急げ。早速、顔を出してみることにする。

場所は東京都渋谷区。日本テーラワーダ仏教協会
代々木上原駅から歩く。道に迷いつつも何とか到着した。

けっこう大きなマンションのような建物。そこを寺院として利用している。

受け付けでその日の料金を支払う。
2階にあがり、座布団を敷く。少しずつ人が集まってくる。
合計100人くらになった。

まずは講和。
瞑想について、仏教について、深みのある話が続く。
ボランティアの人が横で講和を記述している。
雑誌か書籍に掲載するのだろう。

続いて瞑想の実践。
ていねいな指導だ。

ゆっくりと感覚を確かめながら歩く。
本の内容が実践されるだけだが、じっさいに教えてもらいながらやると、本よりもよくわかる。

最後に質疑応答。

何人かの人が質問をしている。
瞑想のこと、人生の悩みのこと。

ぼくも手をあげて、素朴な疑問をしてみた。

「忙しくて、指定された時間の瞑想ができないときはどうすればいいのですか。
短時間でもいいんですか」

すごい回答が返ってきた。

どんな反応だと思われるだろうか ?




ものすごい勢いで怒られたのだ。


「そんなことを質問するのは、最初からやる気がないんだ...」

すごい剣幕。
長老は大激怒していた。

こんな叱られかたをしたのは、中学の部活の先生以来だ。

気の小さいぼくは、あまりのショックに、その会に参加できなくなる。


多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
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