たびびと

世界を楽しく旅しましょう!

世界遺産観光地から開発途上国まで、世界各地の心あたたまる、すてきな風をお届けします。

脱出

2012年04月30日 | アルゼンチンの風
「帰らしてもらうよ」
「金払ってけ」
「ぼくはドリンクを頼んでない」
「払わないと出られないよ」

いつのまにか、後方に座っていた女性たちの姿が消えていた。

「女性が勝手に頼んだんだ。代金を払う必要はない」
「払わないならここからただで出られないよ」
「…」

沈黙が漂う。
こわそうなお兄さんが2人。

背中に悪寒がはしる。
「ただで」の言葉が加わった。

「脅しか、本当に暴力をふるうのか…」
自問自答だ。

無理やり突破しようとするとどうなるか。すぐに、つかまえられるだろう。
か細いぼくの力で2人を振り切るのは難しい。

意表をついて、思いっきりパンチ…なんてできるわけない。

「どうしたものか」
いくつかのオプションが頭をめぐる。

急に治安対策の鉄則を思い出す。
それは、「相手に抵抗しない」ことである。
これは唯一の例外時を除く絶対事項だ。
唯一の例外時というのは、性的虐待の場合だ。
今の状況はその例外には該当しない。

相手に抵抗したがゆえに、悲惨な結末をむかえた多くの事例を聞いた。
財布をひっこめるといった、ほんのささいな行為が命取りになる。
何人もの邦人関係者が殺害されている。

被害を受けるのは、無条件降伏をしないとき。
「自分は抵抗してませんよ」と相手が理解できるよう、細心の注意をしながら、強盗に対応をしなければならないのだ。

まだ人生を謳歌したかったぼくは2人に聞いた。
「いくら払えばいいの」

提示された金額は約80ドル。
「安くはないが、払えない額ではないな…」
少し冷静さがもどっていた。

暴力を振るわれ新聞沙汰になるとする。
とんでもない!
仕事も続けられなくなる。
かっこよい顔もだいなしだ。

まだ旅行の3日目。
明日は知人に会うため、ウルグアイへの移動を予定している。再会が楽しみだ。
けがをしての友人訪問は嫌。楽しい旅行を続けたい。

結論がでた。
安全策を選択。危険回避だ。
ぼくも手堅い日本人である。

財布から金を出し、右側の男性にわたした。
無言で2人は道を開けた。

「毎度あり」
とは言われなかった。

アルゼンチンの罠

2012年04月28日 | アルゼンチンの風
コスタリカ勤務時、一週間の休暇をとり、アルゼンチンとウルグアイの観光旅行に行く。

観光3日目、ホテル近く、アルゼンチン旧市街地区の繁華街を歩いていた。
おみやげの店、飲食店、高級ブティックなど、いろいろなお店が立ち並ぶ。巨大な歩行者天国ゾーンもある。

数年前、通貨危機があり経済が破綻したアルゼンチン。
今はどうだろう。もう活気を取りもどし、市民は平静に生活しているように見える。新規通貨が発行され、旧通貨は価値を失った。
他人ごとではない。日本も膨大な借金がある。デフォルト、通貨切り下げ以外に切り抜ける道はあるのだろうか。今のままの財政支出状況を継続することは物理的に不可能だ。

時間は11時半。どこで昼食を食べるか、ブラブラしながら考えていた。
ホテルでの無料の食事があきていた。

「今なら昼間で特別料金だよ」
お兄さんに呼び止められた。
体格のいい、平たく言えば太っている、パンチパーマのお兄さん。天然パーマだ。中南米ではコロッチョという愛称で呼ぶ。

「どう、今。昼間だからすいてるよ」

左手を見上げるとナイトクラブのようだった。派手な看板は出ていない。
昼間なのでデイクラブと呼ぶほうが正しいのかもしれない。

昼間からやっているとは驚いた。
その日一日は首都ブエノスアイレスですごす予定。急ぎの用はなかった。

中米ホンジュラス、コスタリカとナイトクラブは何か違いがあるのだろうか。

「昼間なのにやってるの?」
彼は説明を始めた。

悪い人ではなさそうだ。

店内を見せてもらうことにした。
「中で休んでいく」とは言っていない。ハッキリとそのことを伝えた。

「いいよ。さあさあ」

入口を通り、階段で2階にあがる。左へ曲がり店内に入る。
もう一人の男性定員にぼくをバトンタッチして、彼は入口にもどっていく。

大きな部屋。中は豪華。赤いじゅうたんが敷かれている。でも、メキシコの新市街地区の設備ほどではない。
奥へ歩いていく。
日中だから、客はいない。当然だ。サラリーマンは仕事をしている時間である。

女の子が数人、店内でおしゃべりをしている。化粧をしている女性も一人。昼前なので、空気はよどんでいない。タバコの煙もない。

店を一周し下見は終了。
特に目新しいこともないようなので、帰ろうと向きをかえた。

「まあ、座って座って」
途中から案内に加わっていた女性が椅子をすすめた。

考えることなく、安易にすすめられたソファーに腰を下ろした。
豪華な黒いレザー調のソファー。すわり心地はよかった。

いきなり、カーテン後方から女性が5人やってきた。
ぼくを待っていた感じではなかったが、他に客がいない。暇なのだ。

女性陣がテーブルを囲む。

「飲み物注文するわね」
「…」

女性が右手をあげ、親指と中指で大きな音を鳴らす。
すぐにボーイが現れ、ぼくと女性全員の飲み物がテーブルに置かれた。

ぼくは了承していない。というよりも、一言も口をきいていない。

一瞬の出来事。あまりの展開の速さに、頭がついていかなかった。
ハッキリ断ることも忘れていた。
「こんなの頼んでいいと言っていないよ」
この言葉がでなかった。

置き引きにあった人がテレビインタビューに答えていた。
「最初は何が起こったのかよくわからず、あっけにとられちゃうのよ」
そんな感じだ。

「やられた」
我に返る。

恐怖感、不安感がぼくを襲う。
のんびり飲み物を飲んでいる場合ではなかった。

すぐに立ち上がり、階段に向かう。
突然男性2人が現れ、ぼくの前に立ちふさがる。

「これはまずい展開だな」
などと考えているゆとりはなかった。


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ナイトクラブのセキュリティー

2012年04月27日 | こころの旅
ナイトクラブのセキュリティーはどうだろうか。
麻薬、殺人、売春…

テレビの見すぎだ。
思っているより危険は少ない。 (と思う。)

営業時間内、ときどき警官が見まわりにくる。
警察官を見ると、ドキリとする。身分証明書を携行していないからだ。

その日だけではない。田舎に住み始めてから、身分証明書はスーツケースの中に入れっぱなしだ。

なぜかって?

街中の人みんなが知り合いだったから、身分を証明する必要がなかった。
首都で生活していて、一度も身分証明書をチェックされたことがなかった。

面倒だったこともある。
カバンに入れていて、落としたりしたらたいへん。再発行の手続は複雑だ。

店内での外人はもちろんぼく一人。
身分証明を持っていない言い訳を考えながら、警官と他の客とのやりとりを観察する。

前にやってくる。胸の鼓動が高まる。
座っているぼくの顔を見る。何もなかったように、隣の部屋に移動していく。
ノーチェックだ。

暗闇で外人とわからなかったのだろうか。よく見えなかったのだろうか。
他の客に比べて、まともな服装だっから、危険人物とみなされなかったのだろうか。

ラッキーなことに、ナイトクラブにたとき、身分証明書の提示を求められたことはない。
ボディーチェックは何回かあったが…。

警察のボディーチェックは厳しい。

高校の先生が、ナイトクラブ店内で、ある日、たまたま銃を保持していた。
巡回警察官のボディーチェックで銃が発見される。
「これは何だ」
「いやー…」

言い訳無用。
容赦なく、執行猶予なしで一晩監禁された。

「この前はひどい目にあったよ」
苦笑いをしながら、先生は語ってくれた。


ちなみに、ぼくの住んでいた家の大家さんも、部屋に銃を保管していた。

「使ったことあるの」
興味津々になって聞いた。

夜中に不審な男が家の前をうろうろしていたときに、威嚇射撃をしたことがあるそうだ。




ナイトクラブ店内で事件がおきたことが一度ある。

「ガチャン」
すごい音が隣の部屋から聞こえた。
カウンターでビクトルと話し込んでいたときだ。

すぐに彼とテーブル席のある部屋へ移動。
まるでぼくはセキュリティーの警備員のようだ。

酔っ払いがふざけていて、ビール瓶を割っただけだった。
大きな音がしたのは、その一度だけだ。




ナイトクラブで働く女性はどんな子なのだろう。

明るい子が多い。
ラテンアメリカはみな底抜けに元気だから、彼女たちが特別というわけではない。

チョルテカの田舎町は、異常に暑い。当然、女の子には人気のない地域。女の子だけでなく、普通の人でも、海抜0m地帯に引っ越したいとは思わない。

首都で研修をしていたとき、チョルテカへ引っ越すことを先生に話した。

「お前は地獄に行くのか…calor(暑いぞ)…」
「地獄? …」

何を意味しているのかよくわからなかった。

赴任した日の夜、納得した。
「このことか…」

暑さのせいで、店長はリクルートにすごく苦労をする。この手のクラブで仕事をする女性は結構いるが、田舎、しかもこんな暑い、水不足の街に好んでやってくる女性は少ない。

やってきた女の子には、当然、宿泊場所、食事が提供される。
スカウトされた女の子は、3ヶ月もいれば長い方で、多くの子は1ヶ月もたずに引っ越していく。

家族が崩壊していて全国を転々とする女性。逆に母親を経済的に助けるために働く娘。ドラッグの金稼ぎのため。などなど、仕事をしている動機は様々だ。
子連れで引っ越してくる女性もいる。

目つきがこわーい、客を金づるにしか思っていない女の子も中にはいるが、これは少数派。
ホンジュラス人は他国と比べると、素朴で思いやりがある。優しいのだ。




ある昼下がり、ナイトクラブの前を通ると、お店の女性に呼び止められた。
女性たちは、日中、ナイトクラブの空き部屋に宿泊していて、屋内、屋外でのんびり過ごしている。

ぼくを見つけたヘイリーが言った。
「こっちに来て」
嬉しそうに手招きする。

「何かな」
彼女につられ、ぼくもニコニコしながら近づく。

昼間話しをするのは、いつもとは違う雰囲気で、いくぶん緊張する。

「ここで何やってんの」
「ご飯をたべに、家に帰るんだけど」

世間話が続くが、何となく彼女の様子がおかしい。
明らかにハイになっている。

ドラッグだった。

それでも、危害を加えられたことはないし、誘われたこともなかった。

ホンジュラスのぬるま湯につかっていたぼくは、アルゼンチンのナイトクラブで痛い目にあうことになる。

ナイトクラブでの稼ぎ方

2012年04月26日 | ホンジュラスの風
話をしていて女性と意気投合することがある。フィーリングがあうことがある。
男性もそうだが、女性はその客から離れたくない。

どうなるのだろうか。

飲み物を注文しなくても、ずっと一緒に時間を過ごす。
あるいは、男性のふところぐあいを探り、最初の一杯だけ。それ以上を要求しない。

「私、のどが渇いたの。男性料金の10レンピーラでいいから、飲み物を頼んでいいかしら?」
かわいいお願いをされることもある。




強者(つわもの)の友人がいた。新庄くんだ。
彼は思ったことをハッキリ言う。ホンジュラスで生活していても自分の主張を曲げない。文化、慣習の違いをものともせず、時間にルーズなホンジュラス人を厳しく批判する。容赦しない。

そんな彼とナイトクラブで話をしているとき、彼は少し酔っぱらい顔を赤らめながら言った。
「どうせ女性にドリンクおごったところで、彼女の取り分はほんの少しや。だったら女性に直接チップ払った方が喜ぶんとちゃうか」
流暢な大阪弁だった。

確かに、お店の取り分の方が、女性の手にわたるお金よりはるかに大きい。

彼は思いたったら即実行するタイプ
その日は2人でずっと話をしていたが、彼は、すぐに手まねきをして、女性を呼ぶ。

2人の女性がやってきて向かいに座る。
「こんばんは」

会話が進むこと5分、女性が飲み物を頼んでいいか聞いてきた。

新庄が言った。
「今日、あんまりお金持ってきてないんや。飲み物を注文することはできんけど、これとっといてや」
今度は、大阪弁ではなく流れるような(とはいいがたい)スペイン語だった。

彼は30レンピーラほどを一人の女性に差し出す。

女性はどうしただろうか。

「ありがとう。でも、受け取れない」
何と、彼は断れられた。

お店で現金を受け取ることが禁止されているのだろうか。
あるいは、何もサービスをしていないので抵抗があるのだろうか。
ただ単にお金をもらうことが恥ずかしいからか。

女性の真理はわからない。

機嫌を損ねた彼がぼやいた。
「なんでやねん。人の好意を無駄にしよって」
「……」

これは日本語だった。

彼は、その女性に対して、お金を受け取らない理由を追及することはしなかった。
そして、半分ほど残っていたビールをグビグヒと一気に飲みほした。



もう一つ、女性がお金を稼ぐ方法がある。それは店外デート。
ナイトクラブのオーナーが、細かなことまで全て教えてくれた。

デートに関しては、あくまで女性に最終決定権がある。
お店は女性に男性客とのデートを強要できない。また、どんなに男性が頼んでも、女性が気に入らない男性だと、いくら誘っても、「Si (Yes) 」 の回答は帰ってこない。

お金をたくさん積むとどうなるのか。
生理的に、ダメなものはダメな場合が多いようだ。

意気投合し、女性がデート了承。
さて、どうなるのだろう。

お金を払わなければならない。
お店に支払う金額は150レンピーラ。
女性が、500レンピーラを要求してきたら、350レンピーラが女性のふところに入る。

男性とのフィーリングによって、この価格が上下する。要するに、気に入った男性だと、価格が下がる。
ときにはディスカウントも頼めるようだ。

早い時間帯だと、2時間でお店にもどらねばならない。
閉店間際だと、もうお店には帰らなくてもいい。
店外で何をするかは、女性しだいだ。食事、ドライブ…




ナイトクラブのお客さんはふつうの人が多い。お酒好きな人が気軽に入る。
店内で巡回先の学校の先生ともよく会った。

「何やってんだこんなところで」
お互い指差しながら、大笑いをする。

奥さんに、ナイトクラブに出入りしていることがばれると、さすがに先生たちは出入りを控える。

「今晩一緒にお酒どもどう?」
研修会の後に質問する。

「いやー、実はこの前、家の女房が…」
断られるのだ。

生徒の父親とはちあわせすることがあるようだが、それはあまり気にしていないようだ。




カンペシーノと呼ばれる客もいる。
彼らは何者か。
街の中心街から遠く離れた、本当の田舎に住んでいる人たちだ。
彼らは、女性の踊りが始まると、くいいるような目つきで女性を見入る。だからすぐわかる。
服のセンスも一般市民とは雰囲気が異なる。言葉はよくないが、かっこよくない。
でっかいマチェタ呼ばれるサーベルをベルトにひっかけている。雑草刈りなど、あらゆる野良仕事に使われる彼らの必需品だ。




簡単に概要を説明したが、ここはラテンアメリカ。決まりはあってないようなもの。

入場するときに男性がいない。
飲み物を頼んだが料金の請求がない。
閉店後、女性と自由に散歩に…

一番苦労するのはオーナー。
管理が大変なのは、飲み物の売り上げ代金だ。従業員が、間違いなく客から集金できていれば問題ない。しかし、客とトラブルはよくおこる。

よく聞こえてくる客のセリフ。
「おれはビール3本も飲んでねえぞ…」

売り上げを自分のポケットに入れてしまうボーイさんもいて、しっかりと見張らなければ、すぐに赤字になってしまうとのこと。

「もうかっているように見えるかもしれないけど、そんなことはないんだよ」
ナイトクラブオーナーのビクトルは何回もこの言葉を繰り返した。


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続ナイトクラブ白書

2012年04月25日 | ホンジュラスの風
住んでいた田舎町には2件のナイトクラブがあった。
小さな街の300人の先生と仕事をしていた。自然と、親戚まで含めると、ほとんどの人が知り合いになってしまう。
というわけで、どっちのお店も、一緒に仕事をしていた先生の親戚がオーナー。お店で、そして街中で、よくオーナーたちと話をした。
一人はもともと先生だった。

2人とも40代後半の細身の男性。気苦労が多いせいか、かなりのやせ型。とても優しく親切な人で、聞くこと聞かないこと、何でも教えてくれた。

市内を散歩していて、フラミンゴではなもう一つのナイトクラブ「タイタニック」のオーナーと偶然出会ったことがある。

「こんにちは。ここで何してるんですか」
「ここがおれの家なんだよ。さあ、あがってあがって」

中に入ると、普通の家族がいた。
お店の女性を囲んでいるのかと思っていたが、その考えは間近っていた…

日本だと、危険な団体がクラブ運営ををやっているのかもしれないが、ホンジュラスの田舎でそういうことはない。2人ともまじめな小市民。家族のために、一生懸命仕事をしていた。




お待ちかね。ここから前回の続きになる。

いつ、どうやって女性はお金を稼いでいるのだろうか?
オーナーから詳しく聞いた話なので、解説はすべて事だ。

ナイトクラブの女性がお店に出勤すると日当が支払われる。
一回踊ると、さらに別の日当が支払われる。
月給ではなく、原則日払いだ。月給にすると、突然の休みが多いので、いろいろ問題があるそうだ。計算も大変になるらしい。

この2つの日当は微々たるもの。これでは暮らしていけない。では、彼女たちはどうするのだろう。

男性客がナイトクラブで女性と話をする。
話がはずんでくると、(はずまなくても)必ず聞くセリフがある。

「飲み物注文してもいいかしら?」

何も知らずに、了解の返事をすると、とんでもないことになる。

高額なのだ。この女性のドリンクが。
一杯50レンピーラ。もっと高価なものもある。テキーラ、ワインなど、種類によって金額は異なるが、どれも高価だ。

女性はビールを注文しない。ビールを一本飲んのだら、お腹が一杯。それ以上飲めなくなる。
小さなワイングラスにそそがれたドリンクは一口サイズ。あっという間になくなる。

追い打ちがかかる。
「おかわりしてもいい?」
ニコニコしながら質問してくる。

飲み物を受け取るとき、女性は、リングあるいは、チケットをボーイから受け取る。お店によってやり方は異なる。
それが給料に反映される。

「いやー今日は持ち合わせがないから…」
飲み物を断ることがある。


ここで質問。
どうなるか。

そう、ご名答!
しばらくすると、女性はどこかへ行ってしまう。

ストレートには去っていかない。

「ちょっと待ってて」
あるいは、
「すぐもどるから」
と言って席を外す。

その「ちょっと」は、長い。
「また今度」「またあした」と同義語でもある。


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