治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

今年どうしても、五稜郭の桜を見なければいけなかったワケ

2021-04-26 10:26:28 | 日記
今年どうしても、五稜郭の桜を見なければいけなかったワケ

函館は大好きな街だし、羽田から一時間少しで飛べるのでよく行きます。
五稜郭を上から見ると、これが一面ピンクになるなんてどんなに素晴らしい景色だろう、といつも思っていました。
でも実際に桜に染まる五稜郭を見たことはありませんでした。
函館のお花見シーズンは連休を直撃。
普段安いツアーが一泊二日エアついて30000円だとすると、100000円はかかるからです。

でも花は気まぐれ。
見頃がずれることだってあります。
GWの前か後、値段の安いときに行っても見られる年もあるかもしれません。
そうやって「ゲーム函館」を何年かしました。
つぼみを見たり、「昨日の嵐で全部散ったよ」という日に行ったりしました。それでもとくに悔いはなかった。
別に花がなくても函館はよい街だし、じゅうぶん楽しいからです。

そして去年のあの暗黒のゴールデンウィーク。
またお天気が皮肉なほどよかった。そういう時期を選んで連続休暇にしているのですものね。
私は私なりに遊び、近所も散歩したし神奈川県内では開いているところを見つけて温泉に行きました。凡知事は「神奈川を出ないで」と言っていたからそれは守ってた素直な私。箱根は越えませんでした。そして栗本さんのzoom講座を三日連続で受けてお勉強したりしていました。それなりに充実していたと思います。

だけれども、去年の全然ゴールデンじゃないGW、私は思っていたのです。
私は馬鹿だったなあ。
こんなことならもっと自由な年に、100000円出して、五稜郭の桜を堂々とGWに見に行っとけばよかった、と。

考えてみれば3万円と10万円の違いは7万円です。
小さいお金だとは思いませんが、それを節約したところで、銀行の残高数字が7万増えるだけです。
そんなつまんないものを大事にして私は五稜郭の桜を諦めたのか。馬鹿なことをした。
2020年のGWは、どんなにお金を積んでも行くことができなかった。そもそも函館市民に対してでさえ公園は閉じていた。
そんなことがあるとは夢にも思わなかった2019年までの私は知らなかったのです。
お金で買えないものがあることを。
そしてそれこそがとても大切なものであることを。

というわけで今年は、GWのど真ん中に函館二泊三日を早々から予約していました。
需要減により、値段も安くなっていた。
ところが全国的に花が早く、GWはもう葉っぱかも。
どうしようか。
桜がなくても楽しい街だけど、どうしようか。
そして調べてみると、前の週はまだ空いている。
エアドゥ限定の安いツアー。ANAラウンジも使えないツアー。でもGWの三分の一で行けます。
GWの予約分、キャンセルは数千円。これは頑張っている全日空に寄付だと思えばいい。
そして浮いたお金で南も行こう。
こうやって函館に降り立ちました。

港にかかる夕日。
を眺めてからお寿司。
温泉に入って寝ます。

次の日は函館公園へ。
五分咲きのところも満開のところも。
週末は地元の人が繰り出すのでしょう。
ここは屋台も開けるみたいだな。

そして金曜日、念願の五稜郭へ。
内周はまだつぼみもおおいけど、外周はかなり満開に近い。
週末は長蛇の列だろうし、タワーに上れるかわからない。というわけで金曜日にピンクに染まった星形の五稜郭を上からみました。



土曜日、満開日。
3時間くらいかけて、上からも下からも桜を堪能しました。
広い城内を2周して、数年分お花見をした気がします。



こうやって私は
つまらない節約のあげく自由のありがたさを知らなかった、味わおうともしなかった過去の愚かさにけりをつけてきました。
その記念として期間限定の「桜ベアー」を買ってきて部屋に飾りました。



今年もGWに様々な制限をかけてくる政府と自分の保身しか考えない医療。
尾身爺が言うには、商業施設をしめるといいエビデンスはないそうです。
ただ人流を止めるには魅力的な施設を閉じるといいということ。
では人流を止めるといいというエビデンスは?
これほどいい加減な人が舵取りしていたら、もう日本のコロナ対策もほとんど大仏建立レベル。つまり治せない発達医療レベルです。

エビデンスエビデンスうちもさんざん言われましたけど、いざとなると医療はエビデンスなど無視。
しかも当たらない。
花風社がやっていることの方がずっと歩留まりがいい。
それが露呈したコロナ禍でしたね。

西村飛沫担当大臣は「一年前を思い出してさらなるステイホームを」とか言っていますが、もう誰がきくか! です。
この一年を思い出せば思い出すほど、医療はコロナは引き受けないわ妊婦にマスクを強いるわワクチンは独占してしかも拒否する医療従事者まで出てくるわと暴虐の限りをつくし、政治は無能で、保健所は結核の成功体験から切り替えできず誰も頼んでいない感染経路のトレースに血道をあげ自分たちの仕事を構造化するために勝手に濃厚接触の定義をして結果として国民にマスクを強い、教育現場の能なしどもには子どもの口と鼻から布きれ一枚取る能力さえないことが思い出されて、到底行政や医療の都合でステイホームする気になどなれませんわ。

というわけでGW遊びまくります、私は。
怖い人がステイホームしていればいいのではないでしょうか。

なんとか宣言出された東京都民は無視し、大阪府民はわりと従っているよう。
意外な結果でもなんでもないですね。東京は一枚岩大嫌いだもん。そこが東京のいいところ。
願わくば、もっと考えて投票してほしかった。
それと、事業者が百合子を無視してほしい。百合子無視の事業者がたくさんいますように。
こっちのマンボウ地区も、28日から酒類の提供をやめろとか凡知事が言っていますが、都内も出している店あるみたいだし、とにかく今、バカ行政のお願いだか要請だかに従わない店があれば未来永劫応援します。
この一年、去年の四、五月開いていてくれた店をずーっとひいきにしてきたようにね。

皆さんのお子さんにとっても、○歳のGWは一生に一回です。
輝くような五月は一年に一回しか来ません。
それをどのように過ごすか
主体的に考えましょう。
皆さんが守らなければならないのは傲慢な医療従事者ではありません。
信頼が地に落ちた医療。なくても平気なことがわかってしまった一年でもある。
皆さんが第一に考えるべきなのは、お子さんの、ご家族の未来です。

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