治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

水と遊ぶ

2018-08-10 09:26:37 | 日記
普段水遊び好きな私ですがこの夏は一回も泳ぎに行ってませんね。
あ、でも本土的な夏に先駆けて五月に沖縄と奄美行ったね。
その前に泳いだのは十二月のタイ。
だからまあ、年齢の割に泳いでいるとは思いますがこの夏は他のことに夢中になっています。
で、泳ぎたいという欲求があまりない。
でもまあまた今月臨海学校に出かけますが。そこで泳ぎだめできるから今は違うことやっています。

そしてみるさんはプールに行っているらしい。
コンディショニングとして水と遊ぶのはとてもいいのね。
そしてこれは私見ですが、みるさんの遊び方発達援助としてはサイコーだと思います。
発達援助で役に立つ身体アプローチはスポーツとはかけ離れたものなんですよね。





私は水と親和性あるし、とくに海水で地球金魚するのは身体がとても弛んでおススメなんだけど(水の事故には気をつけてくださいね)、だからスイミングスクール、っていうのは少し違うと思っています。
というのは私自身が「水は好き」だけど「スイミングスクールは嫌い」だったからかもしれない。
スイミングスクールは、少なくとも私が送られた昭和の時代は、選手として有望になりそうに育てる場所だったよ。競技会出すのが目的みたいな。
私は小さい頃から泳ぐの好きだったから、小学校に入ったらクラスで一番くらいに泳げたので期待とともにスイミングスクールにも送られましたが、そこで悟ったのは誰かに命じられてタイムとか測られてっていう泳ぎは全然好きじゃないということ。
だから親に言ってやめました。そして自分で自由に泳いでいた。
おかげで泳力ののびには限界があったけど、水泳は私にとってあくまで遊び、リラックスの領域のもので本業ではないので、それでいいと思っている。
だけど「水がいいよ」って言うとスクールに送りたがる人多いよね。
本当は親子で遊ぶのが一番よ。
親御さんがかなづちだとか言われることもあるんだけど、だったら大人になってからでもかなづちは解消しておいた方がいいと思います。いざ事故にあったとき、とか可能性の低いことより、水と身体がなじむということはいいことですよ。
そもそも子どもと水で遊べないとさみしいと思う。
どんなスイミングスクールより、お父さんお母さんと遊んだ海辺のたった一日の方が思い出に残ると思います。

もちろん社会性等のトレーニングとして、集団行動をスイミングスクールで覚えるというのもありだと思う。
でもたとえば、こよりさんちが自然に家庭で生活することによってどんどん発達援助をしていたように、どっか事業所だの民間の習い事だのに送らなくても覚えられることいっぱいあるのに、どうしてみんな受給者証使ったり金払ったりしてお稽古事するかな、とそっちがとても不思議ですね。せっかく夏休みは家族で過ごすいい機会なのに。
家庭の中で一次障害は治っていくと思うよ。

ところで『感覚過敏は治りますか?』で感覚過敏がなぜ治るか、どうしたら治るか考え方と実践を明らかにしましたが
感覚過敏なんて一次障害の最たるもので
これほど多くの人が感覚過敏治るのなら、やはり一次障害は治るんですよね。
生まれつきだけど治るんです。

あ、次の電子書籍のタイトルはこれにしようかな?
とふと思いました。

『生まれつきだけど治ります』

とかね。




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