治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

子どもたちは大事なことを学んでいる

2011-04-03 09:26:33 | 日記
先日、大地君は
こんなこと言ってたよ。

「日本が他の国の手伝いをしたり、お金を送るのをテレビで見ると、「日本のために使ってくれよ」と思ったけど、地震のことでよくわかりました。今まで他の国のことなんて知らんぷりで無視したら、助けてくれる国はアメリカしかなかったかもしれないです」
「世界中から原発をなんとかしようと、専門家がきてくれて日本は幸せな国です。僕は日本人でよかったです」

ほんとだねえ。

それに答えていた人がいた。

「日本が元気だから他の国も助けてあげられてたんだよね。今、日本はいろんな国に力を貸してもらっているけど、また元気な国になって、他の国の力になれるように張り切らないとね。優しいことは強さだね」

うん。ほんとだ、優しいことは強さだ。そして強くないと優しくなれない。

また別の自閉っ子ママからはこういう情報が。

「塾から情報が入った。子どもたちの要望で急遽、お休みを返上するとのこと。地震のあと、勉強する! したい! とやる気を出す子が続々で、子どもたちも今自分にできることをしようと感じているのでしょうと先生。先生はタダ働きになるのにうれしそうに話していらっしゃった」

素晴らしい話ですねと返したら

「キリリっとした雰囲気で私まで背中がピシッとなりました。被災地ではないものの給食の牛乳が途絶えたりテレビからは悲惨なニュースだけ・・・そんな中、自分のすべきことを見つけ主張しえた子どもたちはすごい」

本当だなあ。
未曾有の災害から
子どもたちはたくましく大事なことを学んでいる。

写真は満開の横浜緋桜、
満開だとメールで教えていただき、写真撮ってきました。

終わらない冬はないね。

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