治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

「人の役に立ちたいんです」という気持ち

2009-11-21 10:36:30 | 日記
岡山の講演のあと、ご来場のASDの当事者の方とお話をさせていただいた。
「自分も藤家さんのように人の役に立ちたい」という。
ASDの方らしい純粋な気持ちだ。
定型発達者の癖で、拡大解釈してしまい、本を書きたいのかと思って
「じゃあ原稿書いてみてください。見ますから」と言ったら
本というかたちにはこだわりはないのだという。
ただ、どう生きれば人の役に立てるのか知りたいということのようだった。
私なりに「人の役に立つってどういうことだと考えているか」一言だけお話した。
内容はヒミツ。
とにかく、別に本を書かなくても、講演をしなくても、人の役には立てる。
そういう人が社会を成り立たせている。

納得してくださったのかどうかはわからないが
私の言葉を聴いてにこにこしてくださった。
二年前にこの講演を聴いていたらよかった、と言ってくださった。
握手をしてお別れをした。
心に残る出会いがまたひとつ。

☆☆

D君→浅見

=====
今日は浅見さんと応援で勝負です。
日馬富士が勝てるように応援します。だから、学校から急いで帰ってきました。
=====

これを読んで「困ったな~」と思った。
日馬富士は不思議なほど不調。いつもの弾丸のような立合いが鳴りを潜めている。
今日は稀勢の里勝っちゃうな。D君悲しむな、と思った。

まあとりあえず私も早めに帰宅。
ていうか、小学生と帰宅時間争ってどうする>自分。

で、悠然とテレビ観戦。新聞なんか読みながら、余裕の観戦。

で・・・。

日馬富士、なぜか速い立合いを取り戻していた。
当たり負けして三秒で寄り切られたきせのん・・・。
舞の海さん冷静に分析。いつものとおり「なるほど、ごもっとも」と思う。
小結は前半上位陣に当たるとはいえ、六日目終わって二勝四敗はファンにはきついです。

でも気づいたら、私が三番目に応援している栃ノ心が好調。五勝一敗だった。

私の中の応援順。

1 稀勢の里
2 豪栄道
3 栃ノ心

です。別に皆さん知りたくないでしょうが。

横綱・大関は強くて当たり前。だから私が応援するのはこれから伸びそうな「面構え」のいいお相撲さんたちです。
まあ稀勢の里の場合は「和製横綱候補」と言われて五年経つんですけどね。
D君にこの三人のことを伝えました。
今頃「全関取名鑑」でチェックしてくれているかもしれません。

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