皆さん、アンケートのお答えありがとうございます。
コメント欄だけではなく、メール、メッセンジャー、FBなどいろいろなチャネルでご意見が寄せられました。
今回このアンケートをやってみようと思いついたのは、過去のあることを思い出したからです。
広報力のある事業体が大きな会場で行う啓発講演会に行ったことがありました。満員御礼でした。参加費は無料、要するに一般社会に知ってもらいたいという啓発です。講師は泣く子も黙るギョーカイメジャー。の中ではマシな方(誠意がある)と私は思っていました。質疑応答コーナーになりました。意を決したように質問した人がいました。保護者ではありません。雇用主なのです。アスペルガーの部下に困りきっているのです。切々と訴えました。そしてたんなる愚痴ではありませんでした。この部下と共存を図りたくて、そしてアドバイスを求めているのです。おそらく啓発講演があること、有名な先生が来ることを知ってから思いをためて出かけてきたのだと思います。「ここなら解決してもらえる」と思ったのでしょう。誰もが一度は通る道ですね。
ギョーカイ人がどうこたえるか、私は楽しみにしていました。何しろ誠意があると私はみなしていたし、そういう人が一般人の発達障害者困った問題にどう対応するか。
結果、がっかりしました。
そのギョーカイメジャーがしたアドバイスは実質二つでした。
1 受け入れなさい
2 発達障害者支援センターに行きなさい
その時点で私は、発達障害者支援センターに行って助かったという人を一人しか知りませんでした。その他の人は、みんな役に立たなかったと怒っていました。発達障害者支援センターに感謝するほど世話になった人はいるのかもしれませんが、ツチノコ並みの目撃率でした。私自身、地元の発達障害者支援センターができたてのときに勢いこんで出かけ、そのあまりの不遜な態度にこの人たちが人を助けられるのか不思議だったのですが、やがてそれはうちの地元が取り立ててダメなわけではなく、全国的に見てもあれが支援者の平均的な姿なのだと知るに至りました。その支援者の頭にあったのは「よくする」ではなく「件数」でした。件数当たりいくらかが公費から支払われますから、売り上げとしては別に利用者の悩みが解決しなくてもいいのだ、違う人が次々やってきてくれてすぐに絶望してくれてもとにかく人が来れば儲かるとのことでした。
つまり今の発達障害者支援センターは、クマしか通らない北海道の奥地の道みたいなもんだと思います。地元選出の議員が地元にいい顔するため作った誰も通らない道。喜ぶのはクマと土建屋だけ。いや、クマは元通り森の方がよかったかもしれませんね、木の実も取れて。
つまり現状の発達障害者支援センターは「無駄な公共事業」っていうことです。
これだけ皆さんの役に立っていないのですから。
ただそこで雇われる人の雇用を保障しているだけの意味があります。私が出会った地元の支援者、よそでは到底雇われないほど不遜な人でしたからね。私は「とっちゃんぼうや」と命名してます。
インサイダー情報によると、現場で使えない人は相談業務に回すこともあるそうです。なるほど。あの態度で当事者に当たられたら評判悪いだろうな~。
とっちゃんぼうやはセンターの仕事にはそんな感じでしたが、自分とこのさらなる売り上げにつながる有料の就労支援セミナーにはセンターのルートを駆使して人を集めるのに熱心でした。一応横浜市に通報しておきましたけど。
つまり発達障害者支援センターは、民間が行政の仕事を委託されているだけなので、こういうことになるんですよね。山奥に作られているところが多いのも、それまで重度の人の入所施設とか運営していた事業所が委託されたからですね。いきおい、グレーの人を黒くするのに能力を発揮します。
そしてご存知のとおり、発達障害者の支援の世界では、健常者に人権はありません。
困りきった健常者が相談に行っても、「我慢せよ」としか言われないのです。
この人に発達障害者支援センターに行けというのは、ギョーカイメジャーによるたらいまわしに過ぎない。それならはっきりとそういってあげればまだ誠実なのに、と思いました。私はニキさんや藤家さんと仕事をしてそういう思いをしたことがないのです。だから、発達障害だってきちんとできる人はいるのです。
そして昨日からいただいた「ある意味センターによって助かった」というご意見を見ていると、この「たらいまわし能力」がいい方に発揮されているのですよね。
神田橋先生のおっしゃるとおり、長所は短所の裏にあるようです。
たらいまわし能力を活かして、医療機関や手帳につなぐ。そしてそれ以降は運ですね。
だったら別にネットでもよさそうな機能ですね。
バーチャル支援者の方が、マシかもしれません。
まあともかく
発達障害者支援センターの資質は「たらいまわし能力」です。
それ以上でもそれ以下でもありませんので、用法容量は間違えないようにしましょう。
写真は引き出物のおせんべいです。食べられなくて困っています。
明日国技館で一思いに食べてしまおうかな。
今回、神ってたのは私でした。初日の桝席が取れたのです。
国技館初の横綱土俵入りの日、優勝額贈呈の日です。すごいもんです、私。
いつもは、浅見さんのツイッターやブログを拝見しているだけですが・・・
こちらの記事、私の経験とほとんど同じで、思わず笑ってしまいました。
私も「とっちゃんぼうや」と命名してます!
息子の件で一瞬だけ関わってしまった、支援センターの所長です。
「件数」だけ増やしたい、来る者は拒まず、来た者は全て真っ黒にする。
あちこちの勉強会やらで講師をしたり、いろんな団体で“長”の付く役職に就いては、それを自身のセールストークにして、ふんぞり返ってました。
でもその実態は、地元の社会福祉法人の一職員にすぎません。
私の居住地はかなりの僻地で閉鎖的な田舎です。地域一帯の市町村が、この社会福祉法人に一括して障害者関連の支援事業を委託しているため、この法人が地元で困って悩んでいる親子を食い物にして、甘い汁を吸い取っている状態です。
まさに「無駄な公共事業」。
その「とっちゃんぼうや」のお陰で、子どもが良くなりました!と喜んでいる保護者が多数いるのですが、実態を聴いてみると、うまい具合に支援施設を利用させられているだけの様子です。
最近の流行は、
中高生に「放課後デイ」を利用させ、小さい子たちの面倒を見させる→人気者のお兄さんになる→本人は頼られてうれしい→小さい子たちは指導者よりもお兄さんの言うことをよく聞く→指導者(スタッフ)は仕事がラクになる→そして、中高生の親は放課後デイの利用者(つまりお金を払っている側)なのに、「うちの子は、放課後デイのお手伝いをしに行って、いきいきしている。」と大喜び。
→卒業後は就労支援に通い続けるも、なかなか就職できずに月日は流れる。
・・・いいように利用されていることに当事者側が気づいていない。
これからも楽しい記事、ためになる記事、よろしくお願いします。
もちろん、花風社の書籍も楽しみにしています。
たらい回し!本当にそうですね。
当時は診断を受けて、子供が他の子と違っているのがわかって間も無くで、更にまだ幼稚園にも上がる前だったので、かなり途方に暮れてしまったのを思い出しました。
でも、おかげさまで子供の将来を消化試合にしないために主体的に選んで来られたので、毎日成長を見られています。