治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

海と山 6(完)

2015-01-10 10:01:29 | 日記
明けて新年三日。休みといってゆっくり寝ていられませんね、駅伝があるから。
今度は山下りから。
家事などをやりながら見続けて、先頭集団が10区に入ったころ、家を出ました。
今若者たちが駆け下りてきた山を登っていくのです。

新幹線で小田原へ。そこから箱根湯本へ。
どこも人がいっぱいです。
みんな駅伝の話をしています。
箱根湯本からバスで登山。
下りは渋滞していますが、登りはすいすいです。

バス停から15分ほど山を登ります。
前日の雪が、まだ残っている箱根。
寒いけど、空気がおいしい!
四日前まで30度の世界にいたとは信じられません。
これでじゅうぶんなハイキング。
宿に着き、まずはお風呂。身体を温めたところで付属の小さなジムに行き、トレッドミルで走り初め。
それからは温泉→ビール。
夜はワインを一本空けて寝ます。

翌日の朝ご飯。バイキングですが一部おせちが。
おかずが甘いのと保存食が全般的に苦手なのとでおせちの嫌いな我が家ですが、10粒くらいは食べたいな、と思っていた黒豆を10粒ほど食べました。満足。

それから山下り。
さすがにこんでます。
小田原についたらちょうどランチタイムだったのでランチ。
干物を買って帰りました。

こうやって11日間に及ぶ長い長い休暇が終わりました。
実に遊びまくった休暇でした。

海に山、そして街。
それぞれの特徴を楽しみました。
気温32度の南の国から1度2度の山の上まで移動し、
コンディショニングの成果でそれでも体調を崩しませんでした。
去年のブログを見ると、帰国後咳が出ているみたいですから
やはり芋本を作ったおかげが相当ありそうな感じです。
何よりも今もまだ
「夏の身体のいいところ」を残したまんま、寒さに対抗できています。

これほど存分に楽しめる休暇は、毎年送れるわけではないと思います。
条件が整っていなくてはいけません。
そしてそのベースとなる条件は
やはり「健康」だろうと思うのです。
私たちの健康だけではありません。
extended family の中に、とりあえず危険な状態の人がいなかったこと。
それが充実した休暇を可能にしてくれました。
やはり私は今年も、身体づくりに力を入れていくことになるでしょう。

そして山を下り、仕事始めを前にして、私が今年の一番最初の課題だと思ったこと。

それは「感謝」でした。
これだけ楽しい充実した休暇を過ごしたあとだから、一年を感謝から始めなくてはいけないなあ、と。
最初にご褒美もらったようなものですからね。

そして橋下さんのこのツイートを読みました。

本当にその通りだと思います。
現状を一歩でも良くしようと不細工に不器用にもがくこと。
それが社会人だと思います。

そのためにはね、自分の幸せなんてちっぽけなものなんですよ。

と私は心底思っています。まじで。
FBで回ってくる「お金持ちで愛される自分になろう」みたいな宣伝とか、気持ち悪くて仕方ない。さもしいと思えるんです。
「お金持ちで愛される自分」が目標の人生って、なんてみみっちいんだろう。
「お金持ちで愛される自分」を目指す人は勝手に目指せばいい。私は目指しません。そういう人も多いんじゃないかな。
少なくとも橋下さんは、そんなもの目指してなさそうだ。お金持ちで愛されたかったら、あんなしんどいことやりませんって。

でもそういう捨て身の私に、神様は素敵な休暇を授けてくれました。

だからこの一週間を、私は感謝することから始めました。
健康であることに感謝。
家族がそれぞれ自立していることに感謝。
だからこそ読者にもそこに役立つ情報を届けたい、今年も。

そしてまだ見ぬ芋本を待ってくださっている読者の方に感謝感謝です。


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