「僕たちは発達しているよ」のご注文をいただいた方から
「どんなに困難があろうと、この子たちにも果たすべき役割があると思えてなりません」というコメントをいただきました。
もちろん!
だから
わかる方法で、ちゃんと教えてあげたほうがいいですよね。
大人になったら、自分の役割を果たす。
それを知っているのと知らないのとでは大違いでしょう。
修行の意味が、はっきりしますものね。
じゃあ、どうやって伝えるの?
高機能の人には、言葉が通じる。
大人になったら果たすべき役割があると、ちゃんと教えてあげればわかる。
言葉が通じなくても
知的障害がある大地君のお友だちは、ちゃんと告知されて、修行しているそうですよ。
重度のお子さんへの告知がどういうものか
今度北海道で勉強してこようと思いますが。
大地君はもちろん、習っていますよ。
なんのために修行があるのか。
「僕たちは発達しているよ」にはこう書いています。
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ママは言いました。「この世の中に必要ない人はいない。どんな人にも、生きていく上で役割がある」
僕の周りには、お話の出来ない人や、自分で歩けない人や、いろんな障害の人がいます。障害を持ったお友だちはみんなと同じことは出来ないかもしれないけど、その子にしか出来ない役割があるそうです。
僕は障害があるかもしれません。でも、みんなと同じように手も足も口も、ちゃんと働く人は神様からもらった役割のほかに人間としての役割があるそうです。
小学二年生の僕は、学校に通います。勉強をします。お友だちと遊びます。体をたくさん動かします。お日さまパワーをいっぱいもらいます。小さい子に優しくします。僕より弱い人にやさしくします。困ったお友だちを助けてあげます。お家のお手伝いをします。障害あるかもしれない僕は、トレーニングをします。これが僕の人間としての役割です。
大人になったら、今一緒に勉強しているお友だちの中には、人に助けてもらいながら役割を果たす人もいるそうです。僕は人と協力して社会を作る役割があるそうです。
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社会適応っていうのは誰かに合わせることじゃないですね。
自分たちの住みやすい社会を作っていく主体的な一員となることです。
温泉まんじゅうキティちゃんです。